駿台中学生テストの解説冊子には
全国高校偏差値
というページがありました。
全国高校偏差値って、正確に測れるの?どんな基準で測っているの?
ということでまずは「全国高校偏差値」でググったところ、こんな検索結果が
でまぁ、興味本位で一番上のサイトに行くと…
灘がトップ、その次に2位が6校並ぶんですけど、本当にこの6校って横並び?
とか、
ここ、みんな一緒?まじで?
などなどつっこみどころの多いサイトでした。
ということで、息子が中3のときにもらった駿台の全国高校偏差値の方はどうかといいますと…
駿台の出した全国高校偏差値
駿台の出した全国高校偏差値表はこちらです。
まず最初にこちらは、
主要国立・私立高校の全国偏差値では、男子・女子で分かれています。
そしてこちらが、全国主要高校〈国立〉〈私立〉〈公立〉別の、(駿台中学生テスト)偏差値の合格ラインと確実ラインです。
首都圏や関西のデータ量は比較的あるのでしょう。まぁまぁ親切です。
地方になりますと…1県に1~2校…いや、載っていない県も…
そんな扱いか~
駿台中学生テストを受験する人がいなければ、データも取れないか…
偏差値表でみえたもの
この表によって大きな発見ができたかというと微妙ですが、
井の中の蛙が大海を見渡すことはできました。
こちらでもお話しさせていただきましたが、駿台中学生テストを受けたことで息子の立ち位置もわかりまして、
3年後の大学受験に向けての覚悟みたいなものはできたと思います。
地方公立トップ高に合格すること自体の地域差はあまりない、ことも垣間見えてきましたし、
合格するための偏差値だけでは(最上位以外の)高校の優劣は測れない、ということもよ~くわかりました。
中学生には大学入試共通テストのような試験はありませんので、データをとることも難しいですし、
そもそもここには中高一貫校の生徒さんが入っていないので…
さらに言えば、
中学生の(みんなたいして勉強してない時代の)学力といいますと、
教科書をちゃんとやっているかいないか程度の違いで、
この差が縮められないなんてことは絶対ありません。
はすちゃん強気
それでもですね、地方在住のワタシからすると、今のルートで首都圏民と勝負になるのかどうかはとても気になっていたので、大変参考になりました。
などなどを考慮してもですね、こちらの偏差値表、
全国レベルとしては、冒頭のサイトよりずっと高い精度を出していると感じました。
駿台中学生テストにも冊子掲載がありました
僭越ながら、ワタクシのブログで多くの方にご覧いただいている記事の一つに、模試の冊子掲載ラインというのがありまして、
我が子が受けた当時の、
東大実戦模試・東大オープン模試や高1・高2の駿台模試の冊子掲載ラインを載せています。
当時は、駿台中学生テストにも冊子掲載がありました。
気になりますよね、冊子掲載ライン…
ここに名前が載るとやっぱり励みになるんですよ。
(息子は載っていませんが)
これもおそらく高校生向けの駿台模試と同様、今は掲載なしと思われますので、参考までにどうぞ。
第4回(10月) 順位/受験者数 | 点数 | 第5回(11月) 順位/受験者数 | 点数 | 第6回(12月) 順位/受験者数 | 点数 | |
5教科 | 150/2,370人 | 340/500 | 174/3,128人 | 335/500 | 80/1,285人 | 312/500 |
3教科 | 267/4,624人 | 201/300 | 291/6,659人 | 205/300 | 215/3,654人 | 194/500 |
冊子掲載された方のお名前をみると…
いますいます、現在息子が東大で仲良くさせていただいているお友だちの名前が!
彼は、中高一貫校の高校入学だったんだー
人生のどこかですごく頑張ることって、大切なのかも。
高校受験組も頑張ってるじゃん。
知っている人の名前を見つけるだけで励みになるのが、冊子掲載の良いところ
地方公立高校受験生向け模試の冊子掲載
息子は結局、開成高校受験の対策に時間をかけたので、
地元の塾が実施、中3生向けの、地元の高校進学のための模試を受験しなかったのですが、、
娘のときの話です
娘が中3のときに1回だけ大真面目に地元の塾主催の模試を受けさせたことがあります。
話が3年前にさかのぼりますがお許しください。
成績上位者の冊子掲載もありまして、それなりに興味深い資料でした。
どこが興味深いかといいますと、知っているお子さんの名前がすごく多い、、、
学校がそれまで伏せてきた成績順がまるわかりでして…
しかもですよ、問題自体が簡単なので上位以外は同点もたくさんいますし、5点違ったらもう…
こんな簡単な試験で冊子掲載ってどうなの?
ある意味、非常に酷だ
こちらの冊子、1ページに約100名ほど掲載されているのですが、
実際の高校入試の結果はと言いますと、
1ページめに名前が載った人は全員合格、2ページめの人はほぼ合格、3ページめ以降になると半分くらい…
というように合格率が下がっていったという事実がありましてですね。。。
不合格になった2ページめの人は「まさかの不合格」と呼ばれ、
合格になった3ページめ以降の人は「まさかの合格」と呼ばれていました…
ウチは、当日も同じ点が取れれば合格だろうと思い1回しか受けませんでしたが、あれを何回も受けさせられた人たちにとってはなかなか脅威だろうな…
本人どうし・ママ友どうしで、模擬試験カーストみたいなことはなかった(と思う)のですが、
みんな、大人
中学生時代ってコミュニティが狭いので、それはそれでなかなか残酷です。
そしてやっぱり、
高校入試の時点で「まさか」が絶対ないところにいた人は、大学入試でも強かったです。
「”木を見て森を見ず”になってはいけない」けれど、「大事の前の小事」でもあり、どちらも大切。
じゃあ小事って具体的になに?となると、
そのときそのときで、目の前のことに全力を出すトレーニングとでも言いましょうか…
親が子を盛り立てたりするのも、中学生の年齢あたりが一番難しかったような気がします。
息子が中学生のとき、ワタシにとりましては こんなとき でして、ワタシが息子にいろいろ口出しする余裕がなかった分、ちょうどよかったのかもしれません。
と、思おう。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
娘の成長の記録は時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。
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