国立中学校のPTA役員事情(にたろう編) | feel my force

国立中学校のPTA役員事情

にたろう

我が子たちの通った国立中学校にもPTAの委員会がありまして、保護者がそれなりに公平に分担するようになっていました。

まぁでも、小学校のときに比べて”決まったことだけを淡々とやる”ことが徹底されていたので楽でした。

(とくに、にたろうのとき)

しかも、小学校のときは保護者全員が5年生までに一度やってしまうので、6年生で役員やる方は全員2度目だったのが、

中学校では、3年間分の委員の必要数が1学年の生徒数より少なかったので、3年間一度も役員をやらない人がでてくるという好待遇!

ずいぶん違いますね。

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そうはいっても早い者勝ちだから

3年目まで残って数名の枠の「一度もやらない」を勝ち取るか(負けると、最高学年なのでそれなりの上の役につかなければいけない)、1,2年生で下っ端をさくっとやるか…

ワタクシ、3年目の大きな賭けに打って出るなんて強さは持ち合わせていないので、

息子のときも娘のときも、

もちろん1年生の役員決めから「争奪戦」に参加しました。

本当はどなた様もやりたくないけれど、やらなきゃいけないなら早いうちに。

決まると皆さんうれしそう!毎年このときだけは、皆さんの不思議な笑顔であふれます。

おかげさまで息子のときは1年生で、ワタクシも広報委員というPTA広報誌を作る委員会に当選しました!

広報委員会

広報委員会では年に2回、お子さんたちの写真をたっぷり載せた広報誌を作ります。

委員会は前期委員会と後期委員会に分かれていて、一人当たりの活動期間は半年。

内容的には、

PTAの話題もちょっとだけ載せますが、ほぼほぼ生徒中心、先生の言葉がちょっと。

春夏の号では入学特集、運動会、校長先生とPTA役員のご挨拶

秋冬の号では卒業特集、秋の文化行事、、

各号の委員のセンスを問われる自由なページが2ページくらいある以外は、紙面構成も決まっていました。

楽。

ワタクシ、息子が1年生のときに秋冬号の担当をしまして、全体の紙面構成を考えてとりまとめる役になったんですけど、

紙面の担当者を割り振ってしまったら、基本的には全体の進捗と印刷会社さん、学校との交渉をするだけですので、本当に楽でした。

イラレを駆使して作られる方、アナログに写真を張りつけ、手書きで「こんな感じ」と作られ印刷会社に指示を出す方などいろいろでしたが、

この学校に予算縮小という言葉はないのか?というくらい、すごーくいい紙にすごーくいい印刷が施されますので、頑張って作るとものぐごーく見栄えがよくなり、それこそ「永久保存版」になりえます。

自由なページにセンスが加味されると、地域の中学校連盟みたいなところで賞をもらえるごほうびも!

写真は多ければ多いほどいい、

特に秋冬号は卒業特集に多くの紙面を割きますので、3年の生徒さん一人一人の言葉が載っていればよくて…

これも楽。

中でも好評だったのが、入学時の集合写真と卒業前(入学時の集合写真の並びで並んでもらって写真を撮ったもの)の集合写真を並べたページです。

保護者も生徒さんも、たった3年なのに、みんなこんなに大きくなったのね!をウルウルしながら、大声で笑いあいながら見てくれたとききました。

役員をやっていた間は、おそらく他の委員会より学校に出かけた回数も多かったですし、お母様方とのやりとりも濃かったのですが、とにかく楽しく活動することが一番でしたので、

無理をしない、できないところは助け合う、ダメ出しもしない、というゆる~いモットーの下で役を果たすことができました。

それに、なんといってもその活動が後々まで残るのがいいですよね。

ほかのお母さま方とも学年を超えて仲良くなりました。

3年生のクラス代表だけは…

とまぁ、ここまで「楽」楽しい・気楽を強調してきたのですが、

たった一つ憂慮ポイントがある役員があるとすると、

3年生のクラス代表です。

各クラス2人ずつ選出され、参観会のあとのPTAからのお知らせ時間の司会をしたり、親睦ランチ会をしたり、、この辺は他の委員会と比べてめちゃめちゃ楽なんですけど、

卒業にあたって、学校への記念品を準備したり、卒業祝賀会を開催したり、と、クラスの保護者代表としてのセンスを問われるお仕事が待っています。

そして、一番大変そう面倒なのが

この学年の子たちの成人の集い二十歳のときにやりましたを親主導で開催しなければならない点です。

成人の集い、といいますと、我が家の住んでいます自治体では、出身中学別に開かれるのがならわしでして、各学年の幹事が場所を予約したり、案内を出したり、予算を決めて徴収したり、先生をお招きしたり、、、

などという結構盛大な行事でして。

これを開催しなければいけません。

だれが?

ここで過去にもめてしまったんですよね…

どうして、3年のクラス代表だけがそんなに重い責任を持たないといけないのか?

と。

それまでは、公然の秘密のように扱われていたそうです。

まぁ、そのときがくれば結局みなさんその大役を引き受けてくれるわけですが、

それがセットですよーーーと公然と最初から告知されちゃう押し付けられるとね…

卒業してからもそんな大役、できればやりたくないですから…

中学の役員問題は、そこだけがネックでした。

娘のときは「公然の秘密扱い」つまり結局やってくれたで、

息子のときは「その仕事は別途考える」として、まだ役員をやっていないお母さまのなかから選出されました。

確か、子どもも大きくなるので、子どもにやらせればいい、みたいな補足があったと思います。

え?でも、大金が動くひとり8,000円し、本当にそれ子どもだけでできる?

その仕事は別途考えるって…とにかくどなたかを決めさえすればいい側からすれば体のいい逃げ道ですけど、

クラス代表になった人は「結局どうするの?だれがやるの???」のまま卒業されるわけで、

それも、なんだかな―。

この方々を押しのけてまで幹事をやろう、なんてお母さまはさすがにいらっしゃらないですし

 

それでも、ありがたいことに、結局3年生でクラス代表をされたお母さま方の中で有志の方小学校から附属だったが、

ばっちり準備をして開催してくださいました。

あとで個人的にお話する機会があったんですけど、

「その仕事は別途考える」「子どもがやる」なんて最初から期待してなかった、やると決めて覚悟して、最高の会にするつもりで準備をした

とおっしゃっていました。

ほんとかっこいい!

いちひめのときに…

と、ここまでにたろうのときのことを中心に書いてきたわけですが、

いちひめのときはちょっと違ってました。

学年が違うだけで、こんなにも違う

という話は、それだけで長くなること必至ですので、いちひめ編として改めて書かせていただこうと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。

 

娘の成長の様子は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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