娘の入学式からあまり日をあけないで行われるのが、
PTAの役員決めです。
この日は参観会はなく、子どもは早めに帰宅。
入れ替わりで、保護者が集合します。
1年生の教室まで行きます。
他の学年の廊下が、ママたちの楽しそうな会話でにぎやかなのにくらべ、
一年生の保護者は静か。
ちょっとぴりっとした空気で集合します。
椅子、ちっちゃっ。
あっという間に決まる
役員の種類は5種類くらい。
担任の先生の司会で、クラス代表の役員さん二人を決め、
このクラス代表さんが司会となって、残りの役員さんを決めます。
クラス代表なんて、どんな方がされるんだろう?と思う暇もなく、立候補であっという間に決まり、
他の役員さんも、立候補からのじゃんけんで、
すんなり決まりました。
へぇ~、やりたい人がこれだけいるなら、ワタシは6年間回避できるかも…
いえーい!
全員で持ち回り
いえーい!と思ったのも束の間、
同じ幼稚園からのお母さまが真相を教えてくれました。
1クラスの役員の席数は 8 です。
それはつまり、5年生までに一巡して、
6年生は、二度目の役員が当たる大当たりの人がでるという計算です。。。
一人のお子さんにつき、必ず一回。
お子さんが複数通っている場合は、その人数の回数。
そして学年が上がっていくと委員会の中での …長 や 副… が回ってくる。
だから、下手をすると、上のお子さんのクラスの役員もやっていない、下のお子さんの役員もやっていない…
になってしまうのだそう。
下手もなにも、立候補してもじゃんけんで負けてしまったらなれないのですから、
とても大変。
それで、低学年の役員は取り合いなのね。。。
事情をよく知っている、上にお子さんのいらっしゃるお母さまの多くが立候補されるので、
何も知らない新米保護者(=ワタシ)は、
クラス役員立候補 → じゃんけん の様子をただ ”見学” しただけでした。
役員のお仕事内容
一般的にPTA役員というと、誰もなりたくない、とか、内輪で固まって立候補してる、とか、
役員になりたくないがために、PTAに入らない、とか、
何かとグレーな印象がつきまとうイメージなんですけど、
ワタシの印象は、
この学校は役員の数が明らかに多い
ということ。
だから、一人当たりの責任は非常に軽いです。
それはまるで、保護者全員に役員が回るよう逆算したかのよう…
いや、もしかして、それかも。
一年生から六年生までの役員さんで細かく分担するものもあれば、
一年に一回だけのイベントのお手伝いをするもの、
保護者会の司会をすればいいだけのものとか…
あ、広報誌作りだけは、作品が残るので、凝り始めるとそれなりに時間がかかると思います。
が、それ以外は、毛嫌いするほど大変な内容ではないんじゃないかな…
働くママには…
ただ、お仕事をフルタイムでされている方でも関係なく役員を引き受けなければいけないので、
どうしても都合がつかない方は、代わりにご主人やおばあちゃまが来られていたこともありました、、、
それはそれで、微笑ましいのかも。
いえ、皆さまお疲れ様です。
ちょっと性格も出ちゃうかな
そんなわけで、立候補で決まる役員さんですが、
クラス代表の役員さんは、、、「代表」と名がつくだけあって、
立候補の方が出る年と、そうじゃない年がありました。
さすがに、一年生で立候補されるお母さまの中には、それなりに意図を持っていらっしゃる感じの方も。
お子さんが一人っ子さんなので、学校のことをよくご存じというわけでもなく…
ん?「代表」という肩書が欲しかった?
みたいな方もいらっしゃいました。
いやー、お子さんよりお母さまの方が目立ってますよ的な…
「代表」と名のつく役、上に立つ感じがしますけど、本来は一番下にいて、他の保護者さんにお願いしたり、頭を下げたりするお仕事ですよ、わかってるかな?
今回は、この辺にしておきます。。。
結局ワタシは、ただ出席して、ただ皆さんのじゃんけん大会の盛り上がりを見学して、
いろいろな事情を教えてもらって、
いつかやらないといけないのかー
と、少々とまどいを覚えながら帰宅した午後でした。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。
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