中学3年の秋の保護者会で、進路指導担当の先生から口をすっぱくして言われたのが次の2点でした。
- どの高校を受験するか、ご家庭の中で意思統一しておいてください
- 県外私立高校などを受験する場合は、早めに申し出てください
毎年同じことを保護者に伝えてあるのに、それでもイレギュラーなことが起こるのだそうです。
早めに
進路志望については、中学3年生の一学期に、第一回希望調査がありました。
この時点では、第一志望校は地元の公立トップ校、県外高校受験の場合あり、という内容で記入しました。
(県外高校のどこに受験するかは未定としていました)
上記の
- どの高校を受験するか、ご家庭の中で意思を統一しておいてください
については、
中3の春からこのように進路希望調査をしているにもかかわらず、
中3の2学期末にある三者面談の最中に、第一志望として受験する公立高校をどこにするかで、保護者と生徒さんがもめることがあるのだそうです。
そうなってしまうと、学校としても困ります。。ということでした。
まあ、わかりますよ、
それぞれの思いがありますからね…
そして、もう一つの
- 県外私立高校などを受験する場合は、早めに申し出てください
について。
基本的に、地元の公立高校一校と、すべりどめの地元私立の高校一校については、中学校がとりまとめて願書をだしてくれますが、
その他に個人的に受験する高校は、各家庭が自己責任で願書を出すことになっています。
願書には必ず学校長発行の調査書を添付しなければならず、これを中学校に準備してもらわないといけません。
これを年が明けてから中学に請求する生徒さんが必ず毎年いて時間がないので困る、
ということでした。
これもまぁ、先生方のおっしゃることはわかりますけど、、、
ガチで県外私立高校に進学するつもりの人は、、、急きょの受験もありますよね。。。
開成高校の調査書
さて、
当時は、開成高校の募集要項を郵送で請求、出願も郵送でしたが、、、
今は、インターネットで見ることができ、出願もインターネットです。(こちら)
こちらが提出する調査書の書式です(公式サイトよりダウンロード)。
「学習の記録」は5段階評価、9科目。総合的な学習の時間の内容と評価にわざわざ大きめな欄を設けているのが面白いですね。
高校受験のときに中学校から提出される調査書の書式は、各都道府県や各私立学校によって違います。
こちらは、東京都の私立高校が 一般的な調査書の様式 として出しているものです。
科目別の評点以外に項目別の評点、学業成績以外活動記録、行動記録など、の開成の調査書と比べると詳細な記入が必要です。
開成高校を受験される生徒さんは皆さんいい成績でしょうから、参考程度にしかしてもらえない?
さて、県外高校を受験する場合、中学校に早めに申し出なければいけないのは、
このように、専用の調査書を書いてもらわないといけないから。
中学校は、生徒が受験する学校数の分だけ調査書を作らなければいけないので大変でしょうね…
開成の募集要項には公立高校用のでもよいとありましたが、いずれにしてもこの書式に合わせた内容にしないといけないということで、
担任の先生と相談し、開成高校指定の調査書への記入をお願いしました。
内申点が最終的に決まるのは二学期末。
調査書記入は冬休み前の三者面談の時にお渡しして、年明けにいただきました。
学校が冬休みの間、中学3年の先生方は、この調査書を作ることに、気持ちも時間もたくさんとられるそうです。
絶対、間違いがあってはいけない分、余計に気を遣っていただいたと思います。
お世話になりました。
合格鉛筆
ここからは、ちょっと余談。
現在の開成高校の出願は、インターネット出願以外に当時と違うところがありまして、
それは、受験料をクレジットカード払いできるようになった点です。
今年の募集要項には、
銀行振り込みはできません
と書いてあります。
当時はですね、銀行振込一択、しかも、必ず窓口で振込(ATM不可)でしたので、
一応大安の日を選びまして、受験料の振込みの用事だけのために、みずほ銀行の窓口へ行きました。
そこでいただいたのが、合格鉛筆。
合格とかけて、五角形の鉛筆です。
(うわさには聞いていたけれど…これなのね!)
受験の時に鉛筆を使わなかったのと、、、
高校へ行ってからも、、、「合格」をわざわざ削る気になれなくって‥‥
未だに新品のまま残っています。
他の私立高校の受験料の振り込みも同時期にやりまして、
各銀行、ちょっとずつ違っていて、三井住友はこんな感じ ↓↓ でした。
こちらも五角形。
他にはカイロもいただきました。
今後、こういう風物詩がなくなっていくとしたら、ちょっと寂しい気もしますが、、、これも時代の流れですよね。。
振込みや郵送の手続きはワタクシがしましたが、
記入欄は、すべて息子に記入させました。
記入は時間がかかるし、間違いがあってはいけないので親がやる、というご家庭もあるようですが、
自分の出願書類は自分の字で書くべきだと考え、また、3年後の大学入試の時もきっと息子に書かせるだろうと思ったので、
敢えて息子にふりました。
(ワタシも隣に座りました)
願書提出終了!
もうすぐ入試本番です。
娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。
コメント