二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

開成高校の受験に行く

にたろう

にたろうブログでは、ここ数回、時間軸が逆転しておりましたが

やっと元の時間軸に戻ってまいりました。

本日は、開成高校へ受験に行った時のこと。

 

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ホテルは上野に。

東大受験の時は、準備に準備を重ねて、(その割にはいろいろ間違えて)ホテルを予約したわけですが、、

 

開成高校受験のためにホテルを予約したのは、実際に募集要項を取り寄せてからでしたので、

前年の秋

でした。

 

入試のある、2月、といいますと、

私立大学の入試とまるかぶり

ですので、やはり、前年の年内には予約をされるのがよいかと思います。

 

で、

東大の時は、歩いて行ける範囲に絞ってホテルを予約しましたが、、、

開成の時は、上野駅のそばのホテルに宿泊しました。

 

だって、西日暮里にビジネスホテルって、あまりなさそうだし(たいして調べてないけど)。

   

正直、東大受験の時でも、本郷周辺にはたいしてありませんし、

ましてや駒場は完全な住宅街なので、渋谷になっちゃうし、

 

東京って、あんなに大都会なのに、ホテルは

ないところにはない

 

んですね…

 

そんなわけで、お値段そこそこの上野駅近くの普通のビジネスホテルに予約しました。

 

えーっと、受験について行ったのは、ワタクシではなくて、夫です。

理由は、夫が行くって言ってくれたから。子どもも、パパいい、になったから

です。

 

東大と同じく(って、東大入試の三年前ですけど)、前日に東京へ行き、ホテルに荷物を置いた後、

開成高校を下見しました。

    

高校の正門を通り過ぎた先にコンビニがあるのを確認し、

前日の夕食は、

上野のたいめいけんで、ハンバーグを食べたって言ってました。

 

前夜は眠れないだろうけど、とにかく早めに横になろう。

 

開成高校入試当日

これは、受験票に同封されていた、

高等学校受験者と保護者へ

というタイトルのプリント。

      

こういう入試関連のプリントって、なんで、超真上からなんでしょうね。

別に、「…の皆さんへ」でも、学校の名に傷がつくことはないと思うんだけどなぁ。。

 

我が子の小学校の入試の時、先生方がすごく厳しいお顔をされていて、合格した途端に、笑顔で普通に接してくださった光景と重なる…

 

経験済みだし、別にいいですけど、そういうルールでもあるのかなぁ?

 

それはさておきですね、、、

当日は、とにかくこのプリントの通りに従うのみですね。

 

えーっと、まずはお昼ごはんの調達です。

  

東大の時は、お茶の水駅前のコンビニでさえ、おにぎりが売り切れていたというのに…

開成受験のときは、校舎すぐ隣のコンビニで何でも買えたよ、

って言ってました。

 

時間は前後しますが、、、、

 

朝、西日暮里駅について、あの歩道橋を渡る時にですね、

それなりに、塾の関係者が大きな声を出してるし、

いえそれよりも、多くの受験生の皆さんが、あのせま~い歩道を、緊張オーラ出しまくりで歩くわけですから…

 

これはなかなかの光景ですね…

 

息子はここで一気に緊張感が上がってしまったのだそう。

 

夫がそれに気づいて、

正門を通り過ぎ、コンビニに入り、

お昼ごはんを選びつつ、

多めに時間を過ごすことにしたのだそうです。

 

多めって言ってもせいぜい10分くらいでしょうが、

とにかくあの受験生の群団が入ってから、自分の決めたタイミングで校舎内に入ることにしたと言ってました。

 

初めてなのでね、、、アウェイなのでね、、、

 

いろいろありますけど、

子どもの、こういう微妙な気持ちの揺れに夫が気づいてくれたことに感謝。 

 

ガチガチに入っていた肩の力がちょっと抜けたところで、

息子を送り出しました。

 

いってらっしゃい。

あなたらしく。

今日も、いつも通りで!

 

あとは元気に受けてもらうのみ

開成高校の入試科目は5科目です。

   

ちなみに、灘高校の入試科目には社会がありません。

正直、社会の得点力が薄い息子からすると、灘の方が有利かも、

と思わないでもなかったんですけどね、

やっぱり3年後は東大に受験させたいし!(親の独断と偏見)

東京で受験する練習にもなるよね!

 

合格するかどうかより、経験してくる、という意味合いも大きかったですが、その時は本人も親も、超真剣だったのは事実です。

 

入試の間、親には控室が準備されます。

保護者はもちろん、控室にいる必要はなく、終わる時間に合わせてお迎えに行ってもかまいません。

(夫も、控室には行かなかったと言ってました)

 

そして、試験終了。

 

上記のプリントには、”問題を持ち帰らせます”って書いてあるんですけど、

忘れちゃったのかなぁ、ウチは持って帰ってきていません。

 

代わりに、持って帰ったのがこちら。

 

なんでも、全ての試験の終了後に、試験官の先生が

「机に貼ってある受験票をはがして、記念に持って帰ってください (^^♪」

と言われたのだそう。

 

それをきいた息子。丁寧にはがして、会場まで持って行っていた開成の過去問題集に貼ってお持ち帰り☆

先生、受験生を働かせるの上手いね~。

確かにこれは今でもワタクシの記念です!

 

そんなわけで、比較的元気そうな顔で出てきて、まっすぐ新幹線に乗って帰ってきました。

お疲れ様!

 

息子によると、数学と理科はまぁまぁできた、英語は普通、けれど、国語と社会はどうだったかわからない。

 

たぶん不合格だと思う

 

本人がそんなこと言うなら、不合格なのかぁ。。

って思いますよね。親は。

 

まぁ、不合格でもいいけど…

頑張ったことは消えないから。

 

受験のプロ君

 

さて、息子が、不合格だと思った理由の一つに、

「一つ前の受験番号の男の子が、めっちゃ受験のプロみたいな子だった」

というのがありまして…

 

ん?

このブログでも何回か登場いただいている、通称”受験のプロ君”再登場です

 

いかにも頭の良さそうな容姿、座り方、机の上の準備の仕方、、

そして、試験が終わるたびに、一番にトイレに立って、

戻ってきたら瞑想?してて、、、

 

こういう子が開成に合格するんだろうな、

と思った。

と。

 

本人、自分は不合格だと思う、って言いきってますから、

もう家族で試験の話はせず、

その”受験のプロ君”の話で和むしかなくて…

 

ちなみにですけど、

当日受験にきていた人全員が”受験のプロ君”ビジュアルだったわけではない

とのことです。

 

同じ15歳。

 

みんな、いろんな道を通って、いろんな思いを背負って、あそこに集まってたんだよね。

 

みんな、お疲れ様。

 

開成受験が東大受験の練習に

結果オーライといえば、そうですけど、

結局のところ、この開成高校受験が、

3年後の東大受験の、すごくいい経験になりました

 

その日に合わせて体調を整える、宿泊を伴う受験、下見、食事、受験会場の雰囲気…

 

本人はもちろんですが、親にとっても、大変良い受験シミュレーションになったのは言うまでもありません。

 

そもそも、、で言いますと、

ワタシ自身の同級生のお子さんが、難関私立高校を県外受験されていて、

そのお子さんもまた、地元のトップ公立高校へ進学し、

さらに、東大に進学されたという経歴の持ち主でして、

    

それもありなんだ、

というお手本を見せてもらった上での、今回の息子の受験でした。

 

このブログをお読みの、これから高校受験をされるお子様をお持ちの方、

地方在住でも、こういうことを考える家はそれなりにいるということを知っていただけるとうれしいですし、 

我が家の経験が、少しでも参考になったらうれしいです。

 

今回もお読みくださり、ありがとうございました!

 

 

娘の成長の記録は時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧下さい

 

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