当時、子育てに手いっぱいだったワタシは、それ以外は何かと後回しにしがちだったのですが、
何がきっかけだったか、夫から、
家を建てる土地探しを始めよう
と提案されました。
まだ、周りの人は賃貸の人多いよ。本当に今がいいの?
家といえば、一生ものの買い物。
しかも、転勤もしかしたらあるかも、双方の実家は遠い、
など、家を買うのに積極的になれない要素がある中での、夫からの提案でした。
子育てのために家を建てる
夫の言い分はこうでした。
自分は、家を3回建てたい。
だから、今ここに家を建てる = ここに永住する ではない。
でも、子どもはどんどん大きくなる。
一般的に、子どもと一緒に住めるのは18歳まで、として、あと15年ほどしか時間がない。
今の賃貸のスペースは、圧倒的に狭い。
だから、今はまず、子育てをするための家を建てよう。
広さはパワーだ!
こんな風に言われちゃうと、そうかなって思っちゃいます。
(お金は?)
打ち出の小槌があるわけではなく、お金は普通に、住宅ローンですよ。
でも、その構想に説得されちゃったんですよね~。
子育てする家かぁ。
考えよう、ワタシも、考えてみよう。
ワタシの条件
ワタシの条件、なんて書くと、どれだけわがままな妻?って言われそうですが、
できればこれだけは、というのがありまして…
それが、この街で(まぁまぁ)いいと言われている地域であることです。
それはつまり、この小学校ならいいでしょう、という校区であるということ。
地方なのでね、東京みたいにべらぼうに地価が高いわけではないので、こういうわがままが言えます。
城下町でいうと、お城のそばの小学校って、いいイメージありますよね。
そういう類の。
また今後、子どもたちが通うことになる小学校がどこになるかは重要!
そこで、いくつかの小学校を決めて、その校区内で探しました。
当時住んでいた賃貸の場所を決めたのも、こういう思いがありました。
依然、国立大学の附属小学校の受験も少なからず考えていたので、そこにも徒歩で行けるとなおいい。
今なら、バス停に近いとか、お気に入りのスーパーに近いとか、大きな公園に近いとか、もっと見る目があると思うんですけど、
当時まったくそういう知恵も知識もなくて、
ここに分譲住宅でたから、見に行ってみよう、とか、
あそこが売りに出るらしいよ、などと夫に言われて見に行くものの、
正直わかりませんよね~。
わかるのは、小学校の位置と、その土地との位置関係のみ。
それに、紹介してくれる不動産屋さんやハウスメーカーも、
こちらがどのくらい本気か、資金はどのくらい持っているのかを値踏みされるので、、、
あー、ごめん
ちょっと、気持ちが追いつかない、ちょっと待って
って感じ。
そもそもね、住宅展示場に家族で行ったら、ワタシは二人の子が悪さしないように、退屈しないように、の方に心とられて、何千万の話に参加できるわけないんです。
気のないことって、本当に気持ちもモチベーションも上がらない。
だから、ついては行くけれど、とにかく、ワタシの条件はそれだけだから、
不動産屋さんとの話は、パパお願いします。
1年後に見つかる
ワタシがそんな態度だったこともあり、
夫は案外自由に、不動産屋さんやハウスメーカーさんとやりとりをしていまして、
1年くらい経って、ここどう?というところが見つかりました。
住んでいた賃貸の比較的そばなんですが、こんな小径あった?ここって、どことつながってるの?
みたいなところ。
よく知っている大通りから入ってすぐなのに、
全然知らないところでした。
でも、ワタシの条件は満たしています。
夫が言うに、南に高い建物が(これからも立た)ない、抜け道ではないから住んでいる人しか入ってこない、ここよりいい条件は、次いつ出るかわからない。
次いつ出るかわからない。
に滅法弱いワタシ。
決まりました。
こんな大きな買い物なのに、決める時は一瞬。
あとで夫に聞いたところ、
- あとあと転勤などで売却したくなった時に売れるような、人気のエリアであること
- その分価格は少々高くてもがまん
- ハウスメーカーさんをこちらで決めたかったので、建築条件付きではない土地
という条件も付加して探したそうです。
なるほど、そうでしたか。
土地って、更地だけ見ると、狭く見えますよね。
せまーい 狭く見える土地だけど、
住まわせていただきます、これからどうぞ、よろしくお願いします。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。
コメント