息子に開成高校を受験させるにあたり、我が家がとった方針は、
中3駿台高校受験公開模試を受けること
でした。
今回はこのテストの結果についてです。
2学期に中3駿台高校受験公開模試を3回受ける
中学生が受けられる模試というのは案外なくてですね…
地元の塾が主催する、地元の高校を受験する生徒を対象にした試験が2種類くらい。
もちろん、県外高校を受けるための模試も、塾もありません。
でもさすがに、何も受けないで本番を迎えさせるわけにはいきませんので、、、といいつつ
1学期は受験体制も何もできておらず…
結局、中3の2学期からの中3駿台高校受験公開テストを
10月・11月・12月と毎月受けました。
第4回高校受験公開模試
第4回(10月)は3科目の全受験者数は4623名・5科目の全受験者数は2369名でした。
この3年後の東大実戦の受験者数は理系だけで8000人ですから、、、この母数がどのくらいあてになるのやら。
総合の偏差値が60台で、評価がAとBなので、こんなもの?悪くはないけれど、目を見張るほどでもない結果がこちらです。
この模試のありがたいところは、判定も出るところ。
判定はこちらです。
高校入試では、灘の偏差値のほうが開成よりずっと高いことを改めて知らされました…
どちらも努力圏ですが、開成のほうが☆の数が2倍以上だ!
この結果表にはもうひとつ面白いデータが載っていて、それが、
今回の模試の併願多数校
というもの。
開成の併願校として、筑駒・筑附・学附が出ていました。
日比谷の併願校は、開成・筑附・早大学院。
(アップした画像では切れてしまっています、ごめんなさい)
ふーむ。
さて、判定は、
確実圏をA、可能圏をB、努力圏をC、再考圏をDと呼ぶとすれば、
開成は、C判定(40%)です。
まぁ、スタートとしてはこんなものでしょうか。
第5回高校受験公開模試
第5回の母数は、3科目が6658名、5科目が3127名でした。
受験者数が、10月に比べるとずいぶん増えました。
肝心の成績はというと…得点も成績も軒並み下がりました。
開成の判定は、まだ、ぎりぎりC(30%)です
上で、「下がりました」と表現したのですが、母数を比べるとそうではありません。
3科の受験者数が第4回の4,623人から、第5回は6,658人と、
2千人も受験者数が増えています。
順位は3科で302番から1225番へ、約1000番下に。
つまり「下がった」わけではなく、最初から低かったということですね。
一喜一憂、いえ、多憂コメントだけで記事が一つ書けちゃいそうですが、とりあえず次へ。
第6回高校受験公開模試
第6回は12月です。母数は一番少なくて、3科目が3654名・5科目は1284名でした。
母数は減りましたが、きっと開成受験生はこれを受けているだろうと信じましょう。
模試受験はこれが最後です。
初めて受けた10月がまぁまぁ良くて、逆に11月は現実を知って、
12月はちょっと盛り返したかな、というレベル。
いえ、10月の結果をもとにぐんぐん上がると想定してまぁまぁ良いと表現しただけで、理想と現実のギャップは思いのほか大きい結果となりました。
肝心の開成の判定は、相変わらずC判定(30%)でした。
なかなか厳しい結果ですね、これは。。。
これが、いわゆる
地方では成績がいいけれど、東京のトップの中学生とは勝負にならないくらい学力差がついてしまっていることを示す、象徴のような結果
だと思いました。
判定の星の数を見たら、絶望的な風景です…
ただ、もしよろしければ、成績表の右上、科目別の全国成績の評価をご覧ください。
それまでの勉強は学校の内容が中心で、受験勉強らしきことをほぼやっていないにしては、
評価はおおむねB以上なわけで、
開成への距離がすごく遠いわけでもない
と解釈しました。その理由は、
その時点でまだまだ難しい問題に触れる量も少ないし、時間内に解くトレーニングも全くやっていませんでしたから、
そこを磨けばもうちょっと上がるんじゃないか、という根拠のない感触があったので。
合否を気にせずこれらのトレーニングができることは、大学受験の勉強に必ずつながるとも思っていたので、
とにかくここは、前だけを向いて勉強しよう。
本人もそれは思っていたみたいで、それが、こちらの中3冬休みからの超追い上げモードにつながりました。
この時期、3歳上の娘が大学受験に向けて勉強している真っ最中でしたので、
家庭内の空気もピリッとしていまして、息子にもその流れに乗ってもらう形で勉強させました。
駿台中学生テストは、模試の過去問が販売されています。我が家も活用しました( こちら )。
さて、こちらの駿台模試の冊子には、全国の高校の偏差値表などなどがついていまして、
なかなか興味深い内容でした。
次回はその情報もご紹介します。
娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。
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