小学3年生ギャングエイジ我が子の扱い方 | feel my force

小学3年生という時代

子育て

「小学3年生は、ギャングエイジと言われます。」

 

娘が小学3年生になった春に配られた一番最初のクラスだよりに、こう書いてありました。

  

ギャングエイジ。

Wikipediaには、児童が教師や保護者より友達を大切にし始める時期

とあり、

他の教育サイトには、

「何でもできる」という気持ちが高まり、今まで従順だった子が反発したり、強く自己主張をしたりするようになる

とも書いてあります。

 

自分の子のことなのに、外部からそんな風に先入観を植えつけられるのは、本当は好きじゃないんですが、当時のワタシも気をつけようと思いました。

 

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ギャングエイジ我が家の場合

そう言われたから、というわけではないんですが、

今思うと、我が家にとって、上の子が小学3年生になるというのは、大きな区切りでした。

 

何が変わるって、

お友達がギャングエイジになっていくんです。

先に。

 

正直、自分の子には毎日接しているので変化がわかりません…

 

娘はどちらかというとおとなしめ、友達関係もあまり深くなくて、それゆえママ友関係も非常にさっぱりしたものでした。

と、未だに都合よく解釈しているはすちゃんです

ですから、娘が小学3年生になったから何かが変わったという認識はそんなになかったのですが、

 

小学3年生の時に、四谷大塚の小学生向けテスト…今でいう全国統一小学生テストの前身みたいな試験を受けたところ、思いがけずいい成績をとってきまして、

一緒に試験を受けた友達からクラスに伝わり、

ゆるーくですが、心地よい系の居場所を得たのでした。

 

それまでは、友だち関係の中で勉強ができるなどという基準はありませんでしたし、特に女の子はおませさんが多いので、大きな声で主張する子の意見が通る世界でしたので、

小1~2年生の頃は、対応を気をつけるようにしていました(→こちら

 

もともといじめなどのトラブルはありませんでしたが、普通に言い方がきついお子さんもいるし、グループもでき始めていたので、それなりに気にしていたのですが、

 

そんな心配をよそに、逆に理不尽と思えるようなことを言われることがなくなりました。

こんな形で、周囲のお友だちに一目置かれるようになるなんて意外。。。

あの試験の結果で、子育ての一つの区切りを超えたなと実感したことを今でも覚えています。

 

実は同時期、ちょっとターゲットにされかけていたお子さんがいらっしゃいまして…そのお子さんも成績がいいことがわかってきてターゲットにされなくなったと、後でそのお母様に伺ったことがあります。

よかったね。

 

とはいえ、これはたった一回の外部で受けたテストの話なので、これを続けないといけません。

それに関して、ワタクシ、ちょっと頑張りました。

勉強はできた方がいいし、クラスの居心地はいいし、となると、本人もやぶさかではなかったようで。。。

家庭学習もワタクシがカリキュラムもどきを作って、学校の宿題以外にやらせました。

 

ところが、当時のワタクシ、調子に乗ってやりすぎちゃいまして…

 

子どものつく嘘は、親のせい

娘が小3のとき、息子は年長さんでしたので、娘を家において息子の用事で出かけることもありました。

例えば、お友達のお宅に遊びに行かせていただいている息子をお迎えに行くときなどですね。

  

「じゃあ、ここまでやっておいてね。行ってきます。」

と言って、娘ひとりを家に置いて出かけて、帰宅して、

答え合わせをすると…

なに⁉答えまる写しじゃん!

 

写経じゃないんだからさぁ…

答え見て書くならもうちょっと上手にわからないように…

じゃなくて!

 

あのときは、反射的に怒ってしまいました。

 

本人はやってないっていうし、そんなあからさまに嘘つかれるとこっちも引くに引けなくなるし、

 

母と娘の闘い…

   

要するに、終わらなかったんだよね。

でも終わってないと叱られるからやったふりをするしかなかったんだよね。

 

わかるけど、、、

未熟なワタシ、ギャン怒りです。。。

 

娘もまさか私がそこまで怒ると思っていなかったのでしょう、

ギャン泣きです。。。

 

圧倒的に母の方が強いってわかってて、言い過ぎちゃうワタシ(ごめんなさい)

 

その様子を見て、そそくさと別室に避難し、いつのまにか寝ちゃった息子…

(注 まだ夕食前です)

 

その日は結局、仕事から帰宅した夫が夕食を作ってくれて、3人で食べて、寝る。

息子はそのまま熟睡しちゃったので夕食抜き。

家族の皆さん、いろいろ、ごめんね

 

本来、

子どもが嘘をつくのは、嘘をつかないといけない状況に親が追い込んでいるから。

って言いますね。

 

それはそうだと思う。

 

でも、ついた嘘に対して、いいよ、とも言えません。

子どもをがつんと叱りつつ、

自分自身も反省して次に進むしかないと割り切って、

 

それからは、解答は預かり、わからなそうな顔を始めたら教えたり、集中力が下がったら声をかけて休憩させたりするようにしました。

  

それでも、

答えをすぐに見ないで考えることをじっくりやった方がいい

ことだけは間違いないです。

 

小さいときにこれをやってないと、大きくなってからはもっとできなくなりますから。

   

個人差があるので固執するのはよくないですが、

この時期に鉛筆が長い間止まるほどの問題にぶつかったら、それは本人にとって難しすぎる問題なだけなので、いったん離れて、もう少し簡単な問題を答えを見ないで最後まで解き切る練習をしてから、また戻ってきた方がいいです

 

さすがに、こんなわかりやすい嘘を娘がつくことは、もうありませんでしたが、

当時のワタクシ、ちっちゃいことでギャンギャン怒ってたなぁ(←反省)

 

叱るのはいいけど怒るのはダメ、今のお母さんは、怒るを通り越して、子どもに当たってる、

などと、当時も育児サイトにさんざん書かれていましたけれど、

どれが叱るで、どれが怒るで、どれが当たるかのボーダーもあいまいななかで、

 

今、自分が注意しないと、我が子は糸の切れた風船みたいになってしまう、って思って子育てしていた部分がありました。

 

これについてはですね、今思い返しますと、

もう少し朗らかにやるべきだったという反省はあっても、注意しなきゃよかったという思いはないんですよね…。

あくまで、ワタクシの意見です。

 

高等生物は嘘をつく

さて、大人になると、嘘も方便、white lie は人間関係を円滑にするコミュニケーションの手段、などなど、嘘をうまく使うことも重要になってきますが、

 

動物の世界では、

犬は嘘をつく、猫は嘘をつかない

のだそうです。

一般的に、嘘をつける方が高等生物と位置づけられていて、

猫の方が正直、なのではなく、

犬の方が、猫より高等生物だといわれる理由にもなっているのだそうです。

 

仮病を使って飼い主に優しくしてもらう犬もいるとか…!!

戦略的ですねぇ。

 

嘘を決してついてはいけません、

嘘は戦略的に使いなさい、

嘘をつくなら相手にわからないようにつきなさい、

嘘はついてないよ(本当のことも言ってないけどね)…

 

うーん、どれもしっくりこないなぁ。

 

親なのでね、指導としての基本は「嘘をついてはいけません」ですが、

子どもが嘘をついたときに、

その背景や理由を察知して気づかないふりをするときもあれば、

すぐに嘘と指摘するときもありました。

 

この親に嘘をつくのはめんどくさいなって、子どもに思わせる程度にはうるさい親でした。

 

どちら様のお宅でも、子育てって手探りですよね。

子どもの成長に合わせて、こっちも変えていかなければいけませんし。

 

でもま、新しい悩みができることは、何かを卒業したことでもあるので、

おめでとう!ってことで、、、

我が家にとっての小学3年生の子育ては、物理面から精神面のケアに移行していく時代でした。

     

わからないことだらけの行き当たりばったりですけど、、、    

次いこ、つぎ。     

 

息子の成長の様子は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください

    

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