こちらは、いちひめブログですが、
今回は、いちひめとにたろうの両方を育てた中で、小学校低学年の時のお友達関係についての、男の子と女の子の違いについて感じたことを書きたいと思います。

いちひめちゃんの悩みは、はすちゃんの悩み…
にたろうくん悩みは、はすちゃんの悩み…
女の子は、どんぐりを好む
まずは上の子、いちひめの場合。
女の子って、出る杭になると、かならずっていっていいほど打たれますねぇ。
特に小学校低学年のときは。
クラスには口のたつ子がいて、その子の言う通りでいろんな流れができてきたりします。
あ、
みんなが、いろいろな才能は持ってるんです。
いえ、むしろ子どもは才能のかたまりなので、どんどん伸ばしてあげないといけないんですが、
わたし、こんなにすごいの♡
を、外にアピールした途端に、打たれます。同性である女の子に。
いちひめは、早生まれな上に、どちらかというと静かなタイプだったので、彼女の眼にはそういうお子さんが余計に目立ったのかもしれませんが、
結構、出る杭同士で打ち合ってるみたいでした。
これを、小学校一年生からやるんだから、女子ってこわいよなぁ。
私たち、どんぐりのせいくらべよね、と言ってお互いに牽制しあっているのが結局平和みたいです。
まぁ、ワタシも女性ですから、よーくわかります。
ワタシなんて、今でも…注意してます。
男の子はアピール
逆に男の子の場合、何か得意なものを持っていて、それを披露すると、
お友達は、ほぼ
すげーーー
と言って、褒めてくれます。
虫はかせ、でもいいし、走るのが速い、でも何でもいいです。
何か秀でたものを持っていて、それを、普通に発揮することで、
お友達から一目おかれ、居場所を確保する感じ…でした。
女の子とは、正反対。。。
男の子vs女の子
vs とかって書いちゃうと、戦うみたいですけど、、
実際は、上の子の時も、下の子の時も、
戦いはありませんでした。
なぜなら…
女の子の方が強かったから。
言葉では、女の子の方が上をいってたんじゃないかなぁ。
腹を立てて手が出たりする男の子もいませんから、総じて女の子の一方的な勝ち。
こういうのってね、(本人は強くなくても)強い方の側にいるとわからないもので、
上の子の時は、女の子の方が強いなんて、少しも気づかなかったんですけど、
下の子の母親目線で見ると、あきらかに女の子の方が仕切ってたなぁ。。。
で、男の子たちは、というと、戦うことなく従っていました。
息子に言わせると、
その方が平和に収まるから。
そういう男の子が多かったです。
それはそれで、みんな幸せかも。
ですから、息子の時も、結局戦いは女の子同士でやってたなぁ。
今だから笑い話で言えますけど、
低学年のお子さん同士のトラブルというと、
男の子が女の子にいじめられて、お母さん同士はもやもや、みたいな例がそこそこあったみたいです。。
国立小学校の児童は、遠くからも通学しますので、帰りのバスが一緒、とか、帰りの電車が一緒、みたいなくくりで、一緒に行動する時間が長くなると、
それもトラブルのもと。
そういうのは、上の子の学年でも、下の子の学年でもあったみたいなので、避けられないんでしょうけど、
絶対、我が子が当事者にならない、特に加害者にならないよう、注意はしていました。
やられかけた経験はちょっとあります
で、我が子が加害者にだけはならないよう注意していましたし、
幼稚園の時からお友達とけんかすることもなかったので、ある程度安心はしていましたが、、、
ワタシが知っている範囲でも、二人とも、やられかけた経験は、何度かあります。
いちひめの時は、小動物の飼育係でのこと。
おなじ係のグループ内に、リーダー的な女の子がいまして、
飼育に関するグッズを、お家の人に買ってもらって学校に持ってきてたんですね。
そもそもは、学校にあるものだけで飼育をすることになっているんですが。。。
その女の子Aちゃんが、娘に向かって、
「じゃあこんどは、いちひめちゃんが◇☆を買ってきてね。」
と指示された、と娘が帰宅後にワタシに言うんです。
え⁉ちょっと待って。それは、学校からの指示じゃないよ。なのにあなたは、Aちゃんにそう言われたら、その通りやるの?これからもずっと?
じゃあ、あなたはAちゃんが赤信号でも渡れっていったら、渡るの!?
(はすちゃん怒りすぎ…)
ま、Aちゃんが、入学直後から口のたつお子さんで、男の子にもきついことを言って泣かせている?と、娘からきいていたので、、、
ワタクシ、大人げなく、かーーーーっとなっちゃったのは、事実ですが。。。
娘も困惑ですよね、ある意味、Aちゃんとママとの板挟み。
いえいえ、ワタクシは、Aちゃんと同じ板じゃありませんよ、だいぶ大きいし、顔の面レベルに厚みもあるし…
結局、娘と話し合って、
家のお金を出して、買ってくることは自分では判断できない
という返事をするということで、収まりました。
(相手は小1なので、それで済みましたし、特に尾も引きませんでした)
一方、息子の時も、似たような理不尽なことはありまして、、
当時流行っていたポケモンのシール。
そもそも学校にポケモンのシールを持っていくこと自体がどうなのよ、なんですけど、、
ちょっと強引な男の子Bくんが、息子の持っているポケモンシールの一つを欲しいと言い出して、
一枚あげたそうです。
息子としては、同じポケモンを複数枚持っていたからいいかな、と思ったらしいんですが、
それが高じて、
他のも欲しい、と言い出したらしく、息子がワタシに相談してきました。
「前回はあげたんだよね、また、欲しいって言ってきたの?でも、もうあげたくないんだよね。じゃあ、もうあげないよって言うか、交換ならいいよ、って言うかだね。」
そこで息子が、Bくんに交換しよう と提案したところ、すんなり受け入れられ、交換して持って帰ってきたポケモンシールが
一度貼ってはがされた汚れたシールだったんです(・へ・)
息子も、えー?これ?って思いながら受け取って、家に持って帰っているので、気に入らない上に、
ママに叱られるぅ~と戦々恐々の顔。
当時のワタクシ、
まだ、全然修行ができてませんで、
たぶん、そのシールを見て、息子の前で怖い怖い顔になっていたと思います。
ごめんね、あなたが一番辛いのにね。。。
結局、息子と話し合って、その交換は成立とし、Bくんとのシール交換は、以後はやらないということで終了。
こんな小さなトラブルはその後もありましたが、
その都度我が子と話し合い、先生に相談しようか?と声をかけたものの、本人たちの答えは、No。
理由は
自分で、解決したいから
という答えでした。
まぁね、大きくなっても、別の顔のAちゃんやBくんは必ず存在するからね。。
リアルAちゃんやBくんとは、距離をおくようにしつつも、結局我慢させられることもあったみたいですが、、
娘の時も息子の時も、この類の問題で先生に相談することは一度もありませんでした。
小学校入学から通算9年間のおつきあいしていかないといけない相手なのでね…
下手に”ワン”って吠えるのもねぇ。
こっそり、言っちゃいますけど(ここで書くのがこっそりかどうかは別として…)
そういうお子さんは、結局は他のお子さんからも距離を置かれていくので、
結論から申し上げますと、”ワン”って吠える必要もなかったです。
大きくなっても
こういう、本人としては理不尽ながら、受け入れるべきか、拒否するべきか、という事案は、子どもたちが大きくなっても、形を変えて起こってきます。
つい先日、娘にも、息子にも、相次いでそのようなことがありまして、、
二人とも、自分の関係するグループでの役割について、とっさに答えた返事について、少し迷いがあるまま持ち帰り、、
家族に相談してきた、という流れでして、、
さすがに、小学校の時みたいな、口のたつ子だの強引な子は存在しませんし、お互いに仲良くする中での、譲ったり譲られたり、の役割分担なんですけど
とっさに答えた今回の返事については、一回は、やっぱり…と言ってひっくり返すことも可能とする。
家族は、それぞれの立場で、いろんな意見を言う。
でも、最後は自分で決める。
決めたら、以後は、その道を進む。後悔はしない。
結局その辺で話が落ち着きます。
自分の思いや、これまでの経緯や、関係性や、、、
そういうのって、何もなければしゃべってくれませんから、
ふ~ん、今、そういうグループに入ってるんだ、
とか、
そこでは、我が子はそういう立ち位置なんだ、
など、
ちょっと詳しい話を聞きつつ、
あとは、本人の考えや、そう返事をするに至った思いの経緯を聞く時間ですね。
ま、絶対ダメ、っていうときはダメじゃないの?って、きっぱり言う準備はしていますけど、
ほとんどの場合、本人が自分でしゃべって、相反する気持ちを吐露しつくしてしまえば、
大体解決します。
大切なのは、
そんな時に、黙って聞いてあげたり、こちらの意見を言える関係性を普段から作っておくこと
なのかも。
結局のところ、年齢が上がっても、その立場での難しい選択を常にしていかなければいけません。
時にそれは損をする選択をすることもあるけれど、自分というアイデンティティを見失わないこと
逃げない選択、逃げる選択、どっちもあっていい。でも、後悔はしない。
これを何度も繰り返して大きくなっていったなって思います。
あ、それと、
大事な決断はすぐにしない、かつ、昼間にすること
これは結構うるさく言ってきたかな。。。
こういう話って、いろいろ思い出すし、なんとなく気持ちが沈みますね。。。
って、書きたいだけ書いたワタシが言っちゃダメでしょっ
みんな、今も昔も、結構ぎりぎりのところで頑張っているのね。
みんなお疲れ様!
疲れた時は、ぱっと寝ましょ。
今回も、お読みくださりありがとうございました。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。
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