二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

家を建てる

子育て

この回 ↓ で、一生に三度家を建てたいから、まずは、子育てをするための家を建てよう!

と、提案してきた夫。

    

 

そして、それに超気軽に乗っかってしまったワタシ。

知識なんてないです、全く。

それまで、考えてもいなかったので。

 

何千万円もする買い物ですし…

家を建てるなんて、他人様のことだと、はなから思っていました。

本当に、今思えば勢いだけしかなかったなぁ。

(ちなみに、いまだに2回目の家を建てる計画はありません)

 

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ハウスメーカーを決める

これは、ワタシというより夫が決めたことに乗っかっただけなので、さらっとしか書くことができないんですが、

 

ハウスメーカーは、

積水ハウスさん

で建てることに。

    

理由はいくつかありまして、

  1. メートルモジュールだった
  2. 鉄骨で作ることが可能だった
  3. 壁がセラミック製なので、塗り替え不要
  4. 夫の実家も積水ハウスで建てていて、ちょっと割引してくれた

    

ん?結局、4番が一番効いたんじゃないの?

そうですね。そうでした。

 

あ、でも、1,2,3のどれも、住んでみてから思ったことですが、とても大事な要素でした。

特に、1番のメートルモジュールだった

というのは、慣れてしまうと本当によかったんです。

廊下とか階段とかが、広いので。

(廊下や階段が広いということは、部屋は狭くなりますけどね)

    

設計上のこだわり条件を決める

そして、次は間取り。

   

設計図って、本当にわかりにくいですよね、2次元の図面をどんなに見ても

全然イメージがわきません。

あ、ごめんなさい。

世間様ならば、そんなこと普通わかるでしょ、っておっしゃると思うのですが、

ワタクシ、そういう空間の把握が不得意でして…6畳あると◎〇を置いても余裕があるけれど、5.5畳だとちょっと狭くて…なんていう”ちょっと狭い”がどのくらい狭いのかわからなくて…

 

ですから、ワタシに設計上のこだわり条件なんて求めても、それが正しいかどうか怪しいのですが、

それでも考えに考えて決めたのが、

  1. 家族全員に一部屋ずつ
  2. リビング内階段
  3. 対面キッチン
  4. 一階も二階も、回遊できる
  5. 二階のホールを広めにとって、ちょっとしたエクササイズができるようにする

ということでした。

   

「子育てをするための家」で一番よく言われるのが、

  • リビング内階段
  • 対面キッチン

ですよね。

    

リビング内階段は、1階のエアコンの冷気も暖気も、2階と混ざろうとするので、温度管理の上では非効率なのですが、

1階にいても、2階の様子がわかる(その反対も)のは、とてもよかったです。子どもが小さいときは特に。

 

対面キッチンは…流行ですね。お料理中に家族の顔が見えるのは、見えないよりずっといいです。

流行は今もまだ続いていますが、いつか変わるのかな…

 

家族一人に一部屋

子どもには必ず一人一部屋作るわけですから、夫は夫で書斎とかいう名前の自分の部屋を持つわけですから、

ワタシにも一つ持たせてください。

ってことですね。

一人になりたい時って 多々 時々あるじゃないですか。

 

次に、一階も二階も回遊できる、についてですが、

リビング内階段を家の真ん中に作ると、階段の周りに部屋や水回りを配置することになるので、

その周りの部屋や廊下をつなげて、回遊できるようにしました。

2階は、娘とワタシの部屋の間にクローゼットを作って、双方からアクセスできるように。

 

これね、ぐるぐる回って鬼ごっこするのによかったですよ。

って、何回鬼ごっこしたんだ?って話ですが、

実は、(家の中で走るのは危ないので)歩き鬼ごっことか、かくれんぼは結構やりまして…

楽しかったです!

   

また、 これは狙っていたわけではないのですが、

回遊ルート上の廊下のドアを締めると、窓のないエリアが生まれ、

そこが、

暗室になる!という副産物が。

小学生の実験で、暗室があると便利な実験があって、子どもがそのエリアを利用したりすることもありました。

メートルモジュールなので、廊下もちょっとだけ広く、作業ができちゃったんです。

 

活動エリアの目的でもう一つこだわったのが、階段を上がった先の2階ホールです。

この部分、ダイニングの上を吹き抜けにする代わりに床にして、一部屋+廊下くらいのサイズを、多目的に使えるエリアとしました

 

ここがとても役に立ってくれまして…

一緒にダンス、一緒に(柔らかいボールで)キャッチボール、などなど…

小さい子ならそれなりに動けるスペースです。

子どものお友達が遊びに来た時も、1階は素通りで、2階で遊んでもらってました。

 

そして、その2階ホールの脇に、

当時、我が家にたった一台しかなかったテレビを置きまして…

そこに行かないとテレビが見られない環境を作りました。

 

作りました、とか書いちゃうと、えっへん!って感じですが…

全然違うんです。

夫の発案でテレビが二階の隅に追いやられてしまったんです。

 

テレビを食卓のそばに置かない

ワタクシごとながら、テレビといえば、食卓のそばに必ずある人生を歩んできました(大げさだけど、そう)。

 

そして、

食事をするときは、いつもテレビがついていて、ニュースが流れていました。

 

クロック代わりだし、にぎやかだし、学校から帰ったら、夕方の子ども向け番組を観るのが日常だったワタシ。

結婚してからも、(賃貸で居住エリアが狭いので)テレビのそばで食事をしていましたし、子どもが生まれてからは、食事中も幼児番組やディズニーのビデオが流れていました。

 

それなのに、

新しく家を建てて居住空間が広くなるのを機に…夫から提案が…

    

夫の意見としては、

「自分は、食事中はテレビをつけない家で育ったから、これからは食事中にテレビをつけない生活をしたい。でも、一階にあるとつけちゃうよね?(ワタシが)」

(ワタシが!)

「だから、テレビは二階のホールにおいて、見たい人が見たい時だけ上がって見るようにしたらどうだろう。」

と。

 

これは勝ち目がないな、取り上げられるより、ずっとまし!と思い、議論ゼロで同意したのですが、

しばらくは、慣れませんでした…

  

ワタシが。

   

食事中に音楽が鳴っているのはいいそうで、いろいろ工夫しましたが、

今みたいにアマゾンミュージックで選びたい放題、聴きたい放題なんてコンテンツはないので、そんなにレパートリーがあるわけではなく…(泣)

 

ワタシのことはその辺にしまして、子どもたちにとってどうだったかといいますと、

   

子どもたちは、別に不自由そうではなかったです。

君たちは、食事中にニュースが流れないからって、たいして問題ないのね。

本当に観たい番組の時はわざわざ観に上がっていましたし、オンエアで観られないとわかったら自分で録画して観ていましたし、

 

ま、確かに、ワタシみたいにダラダラと観るということはないよね。。。

 

ということで、これが子育てにおいてよかったかどうかといえば、

やはり、良かったです。

 

テレビを観ること自体を禁止していたわけではないですよ。

でも当然、観る番組も時間も減ってきますから、テレビのせいで就寝時間が遅くなることもありませんし。

 

たぶん、一番良かったのは、

食事中に、家族での会話がたくさんできたことかも。

 

おかげさまで、ワタシまでテレビを観なくなりました。

 

さて、そんな育ちをした我が子、大きくなってどんな風になったかと言いますと、

  

娘はテレビを全く観ません(情報はWEBから得ています)。

また、

現在息子の住んでいる部屋にはテレビはありません(WEBで動画は観ています)。

息子曰く

「オンデマンドで観られない番組には興味がない」

のだそうです。

アマゾンプライムで事足りているらしい。

 

NHKのニュースを見ないで育つと、正しい日本語や日本語のアクセントが耳から入らなくてデメリットか⁉なんて、

当時超こじつけで心配してみたこともありましたが、

子どもが育つ上で、特に何も、全く問題ありませんでした。

 

間取りの面では、予算とかスペースの都合で結局できなかったのですが、

  • 玄関から靴を履いたままアクセスできる土間スペース(いろいろ置ける)
  • その土間スペースから直接お風呂エリアへアクセスできるルート

も、夫から提案されました。

    

そうすれば、花粉のついたコートを室内に持って入らなくて済むとか、

汗まみれ泥まみれ(ってほどじゃないですけどね、本当は)の子が、玄関を上がらないで直接お風呂エリアへ直行できる、とかとか、

      

残念ながら実現できませんでしたが、確かにいいなと思う案でした。

 

家のことについては、完全に夫に軍配、、だなぁ。

 

新しい家での暮らしぶりエピソードはまだまだありますので、また書かせてください。

 

今回もお読みくださり、ありがとうございました。

 

息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。

 

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