二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

スズキ・メソードとリトミック

いちひめ

このブログは、基本的にワタシが我が子に対してやったことをご紹介していく場なのですが、

今回は、

 やらなかったけれど、当時興味をもったもの

 当時興味を持たなかったけれど、今思えばやらせたらよかったなと思ったもの

についての話題です。

 

スズキ・メソードって、ネーミングの勝利というか、いかにも何かすごい子が育ちそうな呼び方ですよね。

そして、

リトミックって、なに?そんなの自分が育った環境になかったよ。歌ったり踊ったりって良さそうだけど絶対必要?

 

っていうのがワタシの第一印象でした。

 

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スズキ・メソード

スズキ・メソード というと、

  • バイオリン
  • 音を(CDなどでプロの演奏を聴いて)耳から入れて覚える、覚えた曲を弾く
  • 必ずレッスンにお母さんが立ち会う

だと、当時のワタシは解釈していました。

耳から入れるから、音階だけでなく音色もインプットされ、自分が記憶したのと同じ「音」を奏でることができて初めてその曲の仕上げとなる。

 

そして、ワタシの感想は、、、

  • バイオリンかー(ピアノの方がいいな)
  • 必ずレッスンに立ち会うことが必要だとすると、下の子がいるから難しいな

 

って、それ、はなからやる気なしだったということですよね。

 

後からわかったのですが、この、 スズキ・メソードの大きな柱は、

お母さんも関心を持って一緒に習うこと、そのお母さんが家でレッスンの先生になってお子さんを育むこと

だったんですね。

つまり、週一回のレッスンに通うことは単なる進み具合のチェックであって、その時だけ音楽と向き合うのではありませんよ、ということ。

そこはわかります。

 

自分の子の子育ては、他の方とシェアしているわけではないので、

お母さんが一生懸命になって、お子さんと何かに取り組みましょう、ってことですものね。

それは大いに賛成できますし、むしろ、ワタシ自身が同じ考え方でやってきたので、好感が持てます。

 

では、

スズキ・メソード としての音感教育はどうなの?って話ですが、

娘が小学校に上がった時、 スズキ・メソード で育ったお子さんがいまして、

バイオリンから始めたのか、最初からピアノだったのか、ワタシはそのお子さんのピアノのことしか知らないんですが、

 

確かに上手でした。

といっても、ワタシごときが上手、なんてほめても、どれだけ上手かわかんないよね、って話ですが、

コンクールでもいくつも賞をとっていらっしゃいました。

 

当時も、ピアノを習っているお友達はすごく多かったのですが、その中でも一番上手かったと思います。

もう一つ付け加えると、そのお子さんは一人っ子で、お母様はとても熱心な方でして、門下生のお手本のような取り組み方をされていたんじゃないかな。

   

その後、他にやりたいことがあるからと、ピアノは小学校で辞めてしまわれましたが、

スズキ・メソード の一定の成果は出ていたと思います。

  

ただ、このやり方、時代が進むにつれて、お母さんが必ず帯同&家でのつきっきり練習、が働くお母様にとっては難しくなり、さらに、マンションで楽器の音を出すことの難しさもあり、

最初に考案されたとおりのメソッド通りにはいかなくなってきているそうです。

 

また、6歳までに始めなければ効果がないと言われていたのが、アメリカで、10歳以降に始めても効果が確認されているとの情報もありまして…

     

何ごとも柔軟に考えましょう、ということかな。

   

リトミック

スズキ・メソード に比べると、歌って踊る幼児向けリトミックって、

趣旨がよくわからない それがなんになるの? 習わせるかどうか判断しにくい内容でして…

 

リトミック

音を聞き、それを感じ、理解し、その上で楽器に触ってみる。音を組み合わせて音楽を作ることの楽しさを身体全体で味わわせ、その喜びの中で、音を出し、奏で、そこから旋律を作っていくことへの興味と音感を育む取組み。

 

目標は崇高なんだけど、レッスンを見ると、結局歌って踊ってるだけだよね。

 

としか、ワタシの目には映らなくて…

 

その辺がワタシの浅はかさといいますか、

今の期間は、今しかないんだから、何かもっと目に見える成果がほしい

としか考えない母親だったので、、、もうどうしようもないです。。。

 

ですが、それから20年。

脳科学の研究が進んできてわかったことは

  • 有酸素運動は海馬を大きくする
  • 大きい声を出すことで、神経系における運動制御が変わり、筋肉に直接刺激をする
  • そもそも運動は脳を活性化させる

いいことだらけじゃないですか!

 

元祖はすちゃん
元祖はすちゃん

はすちゃん、態度急変しすぎだよ!

はすちゃん
はすちゃん

返す言葉もございません

 

成果も何も、歌って踊ること自体が、ものすごく発達によさそうです。これに、笑うことも入れちゃいましょう。

笑う効果は

  • 呼吸系を強くする
  • 免疫力を上げる

などがよく言われますよね。

 

そして、

ここまで精神面での効果には触れませんでしたが、

これらが精神面、心の発達に、悪いわけがないですよね。

 

もっと意識してやらせれば良かったかなぁ。。。

幼稚園でもやってもらっていたでしょうが、習いごととしてやっていたら、もっと面白かったかなぁ。。。

(20年も経ってから考えても大幅に手遅れ)

 

と、いいますのも、娘は今ごろになって、歌ったり踊ったりが実は好きだということがわかってきまして…

(本人もワタシも、あまり意識していませんでした)

    

人生一度きりなのでね、、、

後には戻れませんけど、、、気がつかなくて、ごめんなさい。

      

これからは自由に楽しんでね。

 

そんなこんなで、次はリトミックやらせようかな(次はありません)。

小さいお子様をお持ちのご家庭には、おすすめ かも、です。

 

さて、

上に書きました、

  • 有酸素運動は海馬を大きくする
  • 大きい声を出すことで、神経系における運動制御が変わり、筋肉に直接刺激をする
  • そもそも運動は脳を活性化させる

は、年齢とは関係ないそうですよ。特に海馬は顕著に効果が出るそう!

   

遅かったなどと言わず、今日から有酸素運動、意識してやろうかな。。。

だれが?

 

ワタシが…

      

今回もお読みくださりありがとうございました。

     

息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。 どうぞ にたろう もご覧ください。

 

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