子育てする家と位置付けて建てた我が家。
まずは、
- 行かせたいと思う小学校の校区内であること。
- もしかしたら行くことになるかも、の国立大附属小の近くであること。
が、場所としてこだわった点で、
- 家族各自の部屋があること
- 部屋は分かれても、お互いに気配を感じられる間取りにすること
が、家を建てる時にこだわったことでした。
用途別に部屋を使う
家族に一人一つ部屋があるとはいえ、最初からバラバラに寝ることは全然考えていなくて、
ワタシと子どもの部屋はそれぞれの用途に分けて使っていました。
二階には夫の部屋以外の3部屋を作りまして、
- ワタシの部屋に、3人で寝る
- 娘の部屋は、本の部屋 にして、本棚多めの配置にする
- 息子の部屋は、おもちゃの部屋 にして、おもちゃで遊ぶ部屋にする
としました。
ワタクシ、阪神大震災の経験者でして、当時、賃貸の狭い部屋に住んでいましたので、背の高い家具(しかも固定もしていない状態)のある部屋に寝ていたため、
本当に怖い思いをしました。
(あの時、あの本棚が倒れてきていたら…)
いえ、実際、家具が倒れてきて怪我をされた方はたくさんいらっしゃいました。
ということで、家具を置かない部屋を作って、そこに子どもと寝ることは、マスト。
結婚した時に買いそろえたタンス類は、全てクローゼットにしまい、部屋にはおかないようにしました。
本の部屋には、本棚を集め、一緒に本を読んだり、絵を描いたりする空間とし、そこで勉強もする。
おもちゃの部屋では、遊ぶ&遊ぶ&遊ぶ。レゴの作品を作りかけのまま散らかしておいてもいいし、プラレールの線路をひろげたままでもよしとしました。
結局、拠点はダイニングの周りに
娘が幼稚園の年少さんの時にDIYで子ども用の長テーブルを作りました。
横幅が、1.5mくらいの、子どもがちょうど二人が横並びに座れる長さです。
天板には娘が自由に絵を描きまして、
これを、一階エリアにおきまして、子どもが自由に使えるパソコンを置きました。
これで、二階でも一階でも何かしらの活動ができるね!
これは息子が幼稚園の時の写真です。お友達と一緒に、長テーブルに置いたパソコンで遊んでいます。
当時から 今は 物置になってしまいましたが、幼稚園時代はこの長テーブルをずいぶん活用させてもらいました。
そうです。
こんな感じに、当時は子どもの活動内容によって部屋を分けていました。
食べる部屋・寝る部屋・遊ぶ部屋・本を読む部屋が別々にあるのって、
結婚以来、狭い賃貸住宅住まいだった我が家にとっては、とてもうれしいことでして、
このままいけば、すごくいい感じに家を使えるんじゃないかって思っていました。
確かに、子どもが小さいうちは家の中での うろうろ量 活動量も多いですし、
本を読みたい人とおもちゃで遊びたい人が完全に分かれるのも、お互いの邪魔にならなくてよかったと思っています。
おかげで、二人が二階のおもちゃ部屋でレゴ遊びを始めると、長い時間そこで楽しく遊んでくれて、ワタシはその声だけを耳にしつつ一階で食事作りなどを安心してすることもできました。
散らかしっぱなしでも、腹が立たないですし…
のですけどね、、、
お互いの邪魔にならないって言っても、家族たった4人なのでね、
夫は思い通りの部屋作りをして、そこにいい具合に行き、
残りの3人は、広々と使わせてもらうつもりだったのが、
生活していくうちに、ちょっとずつ集約されていくといいいますか、
子どもは結局同じところに集まるようになるっていいますか、、、
要するに、少し大きくなって勉強するようになると、バラバラの必要がなくなっていてしまったんです。
ワタシが隣に座って教えるので、広いテーブルの方が好都合
↓
我が家の中で、ダイニングテーブルが一番広いテーブル
↓
そこにワタシと娘がいると、下の息子もそばにいるわけで。。。
ちょっとずつですが、「本の部屋」や「おもちゃの部屋」にいる時間が減ってきます。。。
そして、一番使い勝手のいいリビングダイニングにいる時間が一番長くなってしまいました。
本来なら、少し大きくなってからのために、
二階スペースは、寝る+くつろぐ+アミューズメント として、
一階スペースを、食べる+勉強する に、最初からすればよかったんだと思います。
それを、中途半端な「本の部屋」を二階に作ってしまったため、勉強するには落ち着かず、
うまく活用できない部屋にどんどんなっていったのは否めません。
勉強部屋は北側に作るといいですよ!と設計士さんに教えていただき、わざわざ北側に作ったんですけどね~。
いい部屋なんですけどね~。
この子育ての家に関して書きたいことはまだまだありまして、、、近いうちに、またお付き合いください。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。 どうぞ にたろう もご覧ください。
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