人生、長く生きてるな、と思う瞬間がどなたにもあると思うのですが…
元号が2回も変わった。
これ、大きいですね。小さい頃のワタシの感覚で言うとずっと昭和が続くような気がしていました。
それが、平成、令和になって、、長く生きてるなって思うわけですが、
それよりも何よりも、我が国は、20年ほどのうちに、あの巨大な地震を2度も経験したことがやはり大きいですよね。
日本中の人が、こんな悲惨なことが起こっていいのか?と思った瞬間だったと思います。
ワタシは、阪神大震災経験者です。
といっても、住まいが壊れたわけではないし避難生活もしていませんが、あの、大きな揺れの怖さは今でも忘れることはありません。
とにかく3日生き延びる
阪神大震災は朝6時前という早朝だったので、寝ていた方々が多いと思うのですが、一番怖いのが、寝室に倒れてきたら危ない大型の家具家電があることですね。
あの時は、東西に揺れたので、東西向きに置いていた大型の洋服だんすは位置が20センチくらいずれましたし、食器棚は前面扉が開いて、中の食器の多くが飛び出して壊れてしまいました。
当時、家具の固定などしていませんでした。
寝室には薄っぺらーい、ちょっとゆれたらすぐ倒れそうな本棚が。
倒れてきたら確実に怪我をする位置で寝ていたのですが…
南北向きに置いてあったんです。
そのおかげでセーフ。
友人宅では寝室のテレビが倒れてきて危うく怪我をするところだったと言っていました。
食器棚を置いてあるダイニングは、散らかった壊れた食器でスリッパなしでは歩けませんでした。
教訓1 寝室にはなるべく家具を置かない、置いたとしても必ず固定、倒れてきても怪我をしない位置に寝る。食器棚の扉が非常時に開かないように。
教訓2 大きな家具の固定を(穴をあけてでも)必ずする。賃貸住宅で穴をあけられない場合は突っ張り棒やジェルタイプのシールを家具の下に挟むなどする。
当時はまだ子どもがいなかったので、大人が対応するだけですみましたが、あの時に子どもがいたら…子どもと一緒に避難生活になったら…と思うと、想像を超えてしまいますね。
連日報道される地震のニュース。避難された方、本当に大変そうでした。
大人は我慢できても、小さい子どもはそうはいきません。
紙おむつ、非常用食べもの関連は必ず余分にストックを。
子どもが大きくなったら、集合場所や連絡方法の確認も定期的にやってました。
ライフラインの復旧も課題です。
あの時は、電気が一番最初に復旧し、ガスや水道は場所によっては1か月後の地域も。
そんな教訓もあって、その後建てた我が家はオール電化住宅なのですが、東北大震災の時は、計画停電などもあり、全てを電気に頼るのは、という風潮にもなりましたから、どちらかに軍配をあげるのは難しそうです。
ガスについても、都市部に住んでいるんだから都市ガスでしょ、って思っていたのですが、ご近所でプロパンガスのお宅が数件あります。災害には強そうです。
東京は地震が多いですよね。
ここは娘の成長記録の場なのですが、ちょっと息子のことを書かせていただくと、まず住まいは、地形図マップで調べて、地盤の固そうなところを選ぶようにしました。
家具の固定もがっつり。防災リュックとか折り畳みヘルメットなども準備。防災リュックは高いものを買わなくても、自分でカスタマイズでいいので。
食器棚や引き出しが不意に開かないようなキャビネットロックが今はたくさん販売されています。これはチャイルドロックとしても有用なので、普段使いとしてもにおすすめ。
携帯用モバイルバッテリーは普段から持っているのですが、それ以外に、ソーラーパネル付きのモバイルバッテリーも持たせました。
動作はいささか不安定ながら、昼間太陽の光で充電。夜でもスマホの充電はできます。
水はまとめ買いして送っています。缶詰も、本人は買わないので、時々仕送りの荷物の中に入れるように。
我が家用には、食料や水以外に、冷蔵庫を2日運転できるバッテリーと簡易トイレも買いました。
車は、ガソリンが半分を切ったら給油。← これ、20年以上、結構まじめにやっています。
地震ではありませんが、我が街では昨年大きな台風による大規模停電がありました。みなさん、スマホの充電をどこでやったかというと…
自家用車!
最近の車はUSBが直接挿せるのですが、もしそれがついていないお車なら、タバコのところ(シガーソケット)に挿す充電用グッズを使えば大丈夫です。
普段からよく使ってます。
まだまだ備えは足りないと思いますが、少しでも憂いを減らせるよう、これからも防災対策をしていきたいと思っています。
アイラップ。耐熱のビニル袋で、これにお米とお水を入れて、お鍋で茹でたらご飯が炊けます。お野菜とだしをいれればおいしいおかずに。災害時はお水も貴重。でもこれなら茹でるお水はおふろの残り湯でOK。
我が家はこれを使って、普段もローストビーフもどきを作っています。
避難所へ持っていく必需品。避難所ではたいてい、ひとり1枚毛布を支給してもらえます。で、その毛布をどうするかというと…床に敷きます。だから、掛けるものが必要です。アルミの掛布団はそれなりに温かいです。ただ、お値段相当、耐久性はなし。これを使わなくていいことを祈ります。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。
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