読者の方からこんなご質問をいただきました。
「お家で、子どもと一緒に英語で触れ合うために何かしていましたか?」
娘が小学校1年の時から、学校では英語の授業がありました。それは、テキストなし・予習も復習もいらない内容で、できれば家庭で何か補うことが必要でした。
そこで、思いついたのが、
お家で親子英会話をやろう!
でした。
英語で子育てにトライしました、が、
ワタクシ自身は受験英語どまりで、英会話は微妙。
でも、子育てに英語は絶対に必要!ということで、英語のビデオの流しっぱなしやアプリで遊ばせたりしてきました。
でも何か足りない。
それは、親子が英語で会話をすること!
そこで、家でも簡単な英会話ができたら楽しいだろうと思い、当時買った本がこちら。
「ヘンリーおじさんの英語で子育てができる本」です。
日本在住の外国人のお父さんが、日本人の奥様と一緒に、
ほぼ日本語だけで育ってきた2歳半のお子さんを、そこからバイリンガルに育てた経験をもとに書かれた本です。
それによると、
- 一日のうちの時間帯を決めて、どちらかの親は英語のみで話しかける
- 会話が苦手な人は、英語の絵本を読んであげる
- 子どもが抵抗?しても、英語で通す
- 英語の動画を流し、英語漬けにする
これを数か月続けたら、お子さんが突然英語をしゃべりはじめた!
というなんともうらやましいお話。
本では「ほめる」「励ます」「なだめる」「注意する」「しかる」といった子どもを相手にした感情を表す表現の他に
”次の駅で降りるよ”とか”蓋をしめてね”といった、簡単な動作や行動の具体的な例をたくさん出して”英語ではこう言う”をひたすら並べてくれています。
また、この本の続編として「ヘンリーおじさんの英語でレッスンができる本」
という、英語を使う場所を拡げたバージョンもあります。
どちらも、すごくいい本なんですけどね、、、
なかなかうまくいきませんでした。
その理由は、ワタシが、
一日のうちに、時間帯を決めて、親は英語のみで話しかける
を、徹底できなかったから。
やっぱり、英語だけをしゃべるにはワタシの英会話力が足りませんでした。
そこで次に、時間を決めるのではなく、例えば”褒める”の部分に英語を使う!みたいなやり方を試みました。
日本語でも、
やるべきことをちゃんとやって偉いね、から、そんなのできるの⁉神!!まで、何パターンもあるじゃないですか…
ただ、本ではいろんなシーンが網羅されている分、シーンごとに取り上げる言葉は少なくてですね…
もっといろんな”褒める”を実践したい!と思いつつ、続きませんでした(本うんぬんというより、ワタシの努力不足です…)。
褒め言葉シャワー
そんなこんなで、我が家の”お家で親子英会話”は挫折してしまったわけですが、それではご質問の答えにならないので…
今回のご質問をきっかけに、いろんな方の経験談を探していたら、こんな記事を見つけました!
【英語の褒め言葉50選】アメリカ在住ママが褒め言葉を徹底解説!
アメリカ在住のお母さまが、お子さまを幼稚園に行かせたところ、クラスすべてのお子さんの写真の横に、名前と同じ頭文字から始まる褒め言葉が書いてあった、つまり
Awesome、Brilliant、Cool、Delightful、Excellent、Faburous、、、
のように、アメリカにはどんな頭文字でも褒め言葉が見つかるくらい褒め言葉が多く、褒める機会も多いことに気づいた
という経験談から始まり、
褒めシーン別にたくさんの褒め言葉を紹介されていますので、ぜひ参考になさってみてください。
これなら、ワタシでもできたかも!
こんな風に英語の褒め言葉バリエーションを増やして、我が子に褒め言葉シャワーを浴びせてみたかったなぁ。。。
さて、こちらのサイトでは、子ども向けの英語の絵本~中学生向けの洋書も紹介もされています。
【年齢別】プロがおすすめする読み聞かせ英語絵本30選|0歳〜6歳
我が家でも、楽しみましたよ。1,2,3 to the zoo や メイシーちゃんシリーズとか…
日本語の絵本にこだわるのと同じように、英語の絵本も良質なものを選んであげたいですよね。
子ども向けのおすすめ英語YouTubeチャンネル
褒め言葉には英語を多用し、良質の絵本も読んであげて、、、、
さらに、英語漬けにしたいお宅にぴったりの子ども向け英語チャンネルが、ありがたいことに今はたくさんあります。
そこで、はすちゃん的おすすめチャンネルを3つ選びました。
まずは、CoComelon。
CoComelonは、0~7歳の子ども向け、アメリカの大人気YouTubeチャンネルです。文字・数字・自然・教訓…など多くの動画があるので、流しっぱなし英語学習にもおすすめ
次は、イギリス生まれのLittle Baby Bum。
歌はマザーグースや童謡がほとんどなので、一度は聴いたことがあるものが多いでしょう。優しいテンポの歌と画像が心地いいです。
そして、Disney junior。
Disney系Youtubeのお子様向けのチャンネル です。
おなじみのキャラクターが、わかりやすい英語でお話を繰り広げています。1分前後の動画が多く、お子さまの集中力を気にせずに楽しめます。
この類の動画は、探せば探すほどたくさんありますし、世界中でどんどん新しいYouTubeチャンネルが生まれていますので、今後もご紹介していこうと思います。
英語は大きくなっても必要
さて、英語は大学受験はもとより、大学に入ってからも必要です。
娘曰く、大学病院での実習では科によっては英語でカンファレンスを行っているところもあり、発表が大変!と言っていましたし、
医学生向けの臨床留学・基礎研究留学制度もいろいろありまして、毎年、学内選考にも国内選考にも多くの希望者がいるそう(さすがに、今年はコロナの影響で中止になってしまいましたが…)。
娘も、過去にこの制度を利用して、海外に行かせていただいたり、海外からの留学生さんの受け入れのお手伝いもさせていただきました。
海外留学を希望するときは、行きたい大学を指定して応募をします。
このときに、
応募書類として出さないといけないのがIELTSやTOEFLのスコア
です。
人気の国や大学は最低スコアが決まっていて、まずそれをクリアしないことには先に進めませんし、最後はスコアの高い方の人が選ばれることもしばしば。
TOEIC より、IELTSやTOEFLの方が重要になることも、我が子が応募する段階になってから現実味を帯びてきまして…
対策も違うようですし、受験料も高いし…
もう大学生なので、完全に娘に丸投げしてしまったのですが、子育ての中で大学合格の先の未来に目を向ける余裕があったら、親として、受験英語対策以外のアクションも起こせたかも…という思いはあります。
結局我が子たちは、大学に入ってからも、かなりの時間を割いて英語の勉強をしています。
(IELTSやTOEFLの勉強方法についてもこちらが詳しいです)
まだ小さなお子様を育てていらっしゃるお父様お母さまは、そんなことも、ぜひ頭の片隅に置いてみてくださいね。
英語はツール。
だからこそ、子どもが小さい時から継続して無理なく学習できたら…という思いは、我が子が大きくなった今でも変わりません。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。
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