二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

物理の勉強

にたろう

前回、息子の「物理」とのかかわりについて語らせてください!

なんて書いちゃったもんだから、ハードル上がる上がる

どこから、何を書けばいい?

になっちゃって。

で、考えたんですが切れぎれに書くより、まずはざっと小さい時からの流れを書くべきかなと。

(前置きが長い)

 

スポンサーリンク

子ども時代にやったこと

子育て、といえば、やっぱり母親です。一番近くにいるし、影響力も強いので。

ただ、ワタシは、

物理が苦手

苦手すぎて、自分の時代のセンター試験では(当時は共通一次、とかいう呼び方でしたが)、化学と生物選択の人でした。

だからね、子どもと一緒に、たんぽぽの綿毛をつんで遊んだり、カブトムシやスズムシを自宅で飼ったりしましたよ。

動物園にも行きました。

って、それ物理じゃないじゃーん!(はい)

 

息子は、よく手に持っているものを、ぽとん、と、落として 


がっしゃーん(お皿が割れる音)
うぇーん、ママ、お皿落としちゃったーー(一応すぐに報告に来る)

いや、それも、物理のお勉強じゃないでしょ!(ええ)

 

じゃ、こんなのはどうかな?

階段の上がり框から、紙をまるめたものと、ソフトボールを同時に落として何か調べていた。

あ、これはちょっと物理っぽいですねーーー

っていう表現をしていること自体、ワタシがいかに物理現象を わかっていないか わかっていない上にわかろうともしていないかバレバレです。

 

もうひとつおまけに、、、

 

小学校高学年になったら、電子工作をやりました。つまり、音の出るおもちゃや光るおもちゃを自分ではんだ付けして作ってました。これはちょっとマニアな感じ?って思うでしょ。

でも違うんです。キットがあって、設計図通りに組み立てるだけだったので…単なるはんだ付けのトレーニングでした…(はんだ付けは上手いですよ、今でも。大学の講義で褒められたっていってましたから)

 

科学系雑誌を定期購読

ということで、そんなワタシが考えた苦肉の策が、

科学系の月刊誌を定期購入をする、でした。

まずは、学研の科学

これ、付録がついていて、楽しいんですよ(← またもこれはワタシの感想)。

本人は付録よりも本誌の方をよく読み込んでいました。

学研の科学は、娘が小学生になった時から買っていて、娘もよく読んでいたのでよく子ども同士でその話もしていました。

どうして、読み込んでいた、とわかるかというと、

「〇年生の時に読んだたぶん*月号くらいのあの記事にこれこれが載ってた」

と、よく言っていたからです。

 

その学研の科学が、彼が小4の時に廃刊になったので、

子どもの科学

へシフト。

こっちは、かなりマニアな子供向け科学雑誌です。

当時よく行っていた書店でも、毎月2冊だけ入荷(そんなちっぽけな書店じゃないですよ)。

(あんまり売れないのね…)

でも、大人が読んでも面白かったですよ。旬の話題から、基礎の話題まで、科学好きの大人が、子どものために超大真面目に作ってる。

捨てがたくて、まだ残してあります。

これを、小学生の終わりくらいまでは読んでいました。

こっちも、〇月号のあの記事にああ書いてあって、、、と時々探して読み返したりしていたので、たぶんじっくり読んでいたのだと思います。

       

市立科学館

科学雑誌と並行して、小学生の時によく行ったのが市内の科学館です。

ここ、小学生は無料。いいでしょ、お財布にやさしくて。

 

こちらの科学館、最近リニューアルオープンしたんですけど、そのニュースに関心の高い高校生の多いこと!

ちょっとびっくりしました。

「噴水の前のあれ、がなくなって残念、好きだったのに」、とか、

「科学館の展示のすべてを理解したのは高校生になってからだった」、などなど。

みんなよく行ってたのね!

 

息子は一時期科学館にハマって、週1回、学校が早く終わった日は科学館に行く、という生活をかなり長い間していました。

1人で行ける距離じゃないので、時間を決めて(っていうか閉館時間に)、ワタシが送り迎えをしていました。

まぁ、科学館の中なら、一人で過ごさせてもいいかな、って思ったので。

それが小学3年生のとき。

その他は、単発の科学館のイベントもたまーに参加してました。

科学館の子供向けイベントってその場限りだから、どうしても遊びの要素を入れないと子どもは退屈しちゃうし、難しいことが入ると、途端にいなくなっちゃうし、

運営も難しいと思うのですが、いろいろ工夫されていて、数は多くないけれど、これは、と思うものにはしっかり参加していました。

 

自由研究は、、、小学生中学生の間に計3回 学校の宿題でやらされ やりましたが、親がかり そんなに楽しそうじゃなかったなぁ。

       

中学からは学校と本人まかせ

中学時代

中学生の時。

ここからは、学校と本人まかせですね。

ただ、教科書はすごく読み込んでいて、高2のときだったかな、

「中学の時の教科書ない?***のページに、確か+++って書いてあったと思うけど確認したい」

って言われたことがあって、

あーよかった、まだ捨ててなかった、

じゃなくて、

よく読み込んでたんだなーと、また関心したことを覚えています。

 

高校時代

そして高校生。

高校の物理の勉強は、

教科書と、学校で買わされた問題集(基礎と応用)、そして、もはやこのブログではバイブル扱いですが「難問題の系統とその解き方物理」の計4冊しかやってないです。

高2終了時点で、教科書と基礎問題集。これをものすごくきっちりやっていました。原理を理解するまでじっくりと。

物理は好きだって言っていましたし、学校の定期テストレベルは、いい点を取っていました。だから、満を持して高3ではロケットスタート!のつもりだったんですけどね…

高3の1学期に、重要問題集。

高3の2学期に、難問題の系統。

                                

ほんとはね、ほんとはね、

高3の1学期はじめに、重要問題集と併用して、難問題の系統もやろう!そうすれば夏の東大冠模試にある程度間に合うよ!

って、渡したんです。

なのに、本人は

放置!

(それいかんでしょ)

それいかんでしょ!

ってことで、物理の得意なパパにお願いして、急きょ8月の終わりから難問題をみてもらうことに。

みてもらう、っていっても、問題を選んで、息子の隣に座ってもらって、解き方の様子を見ていてもらう、解き終わったら一緒に考察する、みたいなスタイルで、トップダウン方式ではないです。

それともう一つとてもよかったのが

駿台の高3高卒生向け夏期講習 重心系 秘められた魔力

短い講習ですが、物理の問題を、教科書とは違う切り口で、ちょっと斜めから斬る感じ?だそう(息子談)

基礎ができている人には超おすすめです。

これらのおかげで、めきめきと物理の点数が上がりました。

高3生は、秋から伸びる

を体現したのがこの教科でした。

どのくらい上がったかというと(全部60点満点です)

 

7月東大即応オープン物理14点
11月東大即応オープン物理24点

                            

だったのが、

              

本番は48点!

爆上がりでしょ。

こんな風にラストスパートする子がいるから、受験って読めない。

それは、この子がたまたまそうだっただけでしょ。

そうとも言えます。

もともとできてたんじゃないの?

物理は嫌いじゃない(むしろ好き)、という素地があってのことだと思います。

でもね、どんなレースも、

諦めたらそこでゲームオーバーです。

諦めないって決めたら、投げ出さないことは必要です。

(パパには毎晩のように、隣に座ってもらいました。ちなみに、あのメモを書いたのもパパでした。ありがとうございました)

  

高卒生のみなさんも、高3生のみなさんも、冠模試への思いはいろいろだと思いますが、みんながんばれ!

 

ちなみに、この「難問題の系統とその解き方物理」は、息子が大学へ進学した後も、捨てないで、と言った唯一の問題集でした。

                        

娘の成長の記録は時計どおりに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

≪ にたろうの前の記事

にたろうの次の記事 ≫

コメント

タイトルとURLをコピーしました