【地方から東大へ】前期試験目標点数の決め方と勉強方法【入試直前】 | feel my force

東大前期試験 直前の2月!目標点数と勉強計画

にたろう

とりあえずセンターをなんとか乗り切って東大出願をした息子。

残りの時間は、二次試験に向けて全力投球です。

ここでの戦略は大切。

ということで、まずは、目標の点数を決めました。

  

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二次試験の目標点数を決める

東大の過去の二次試験の合格者最低点と合格者平均点は以下の通りです。

文一文二文三理一理二理三
2020344/375338/362339/359321/353314/337386/415
2019352/379358/379343/361335/363330/353385/411
2018355/381351/373344/364319/352311/336392/418
2017355/381349/374344/365347/378335/363408/433
2016352/379349/373344/364328/358315/342389/416
2015325/354322/345311/332323/353312/336377/403

 点数は、合格者最低点/合格者平均点 550点満点、小数点以下切り上げ

ちなみに、2017年理系は、数学の難易度が下がり、満点が何名も出たことで話題になった年です。そのため合格者最低点も平均点も高くなりました。2017年数学の過去問を解く際は注意してくださいね。

 

さて、

合格者平均点を目標点数とし

理一だと合計360点くらいとればよく、息子のセンター換算が約100点でしたので、

二次試験で、260点/440点満点(得点率59%)を目標にすることにしました。

 

東大は総合点しか開示してくれないのですが、大手の塾は、教科別の開示得点を集めているので、それも利用しました。

それによると、

 

〈東大入試全体の傾向〉

センター

  • 文科類は、センター9割以上でほぼ合格、8割以下はほぼ不合格、数学・理科の取りこぼしに注意
  • 理科類(特に理一・理三)は、センター9割でも安心できない。センターより二次試験での出来の方が合否に関わる

二次試験

  • 文科類は、英語・社会2科目で確実に得点すること。数学で高得点が取れると合格へ直結する傾向
  • 理科類は、各教科まんべんなく得点できた方が合格につながりやすい。特に、英語・理科は悪くても5割を切らないこと。理科の2科目目の完成度を上げること。国語は差がつきにくく、数学の差が合否に影響しやすい。

(河合塾調べによる過去の東大合格者開示得点データを参考に、高校の先生が説明)

                 

そこで、これをもとに、2016年東大理一の合格者平均点と、息子の第2回東大模試×2との得点率をレーダーチャートに表したのがこちらです。秋の時点では、目標の合格者平均点には全然届いていませんが、それでも判定はどちらもAでした。

つまり、ここから伸びる人が多いということ!

東大実戦では数学でやらかしちゃってます。ただ、息子は、比較的数学が得意なので、

二次試験までは理科の二科目を重点的にやり、

ほぼ手つかずだった英作文を高校の先生に添削をお願いし、

数学はときどき、という方針としました。

   

こちらが、実際の入試の得点開示を科目別にグラフにしたものです。参考にした合格者平均点は、受験2年前のものです。

 

実際の点数はこちら

 

第2回冠模試が11月ですので、そこから約3か月でふぞろいだった科目を伸ばしたわけですが、そのカギとなる勉強法が、センター試験後にやった以下のような勉強法でした。

 

その前にご参考 ↓

東大公式では科目別の点数データは公表されません。ただ、大手予備校は、前年の東大合格者科目別平均点のデータを必ずもっているはずなので、最新のデータは、予備校あるいは高校の先生に確認されるとよいと思います。

 

2016年各科類の科目別合格者平均点のレーダーチャートはこんな感じです。よろしければ参考にしてください。

時間を短縮して過去問を解く練習

さて、息子は、上記の方針に沿って勉強をやりまして、平日昼間は学校で、残りは自宅で、

彼の人生初の、朝から寝るまで勉強、ごはん、おトイレ、お風呂以外は勉強の毎日を過ごしました。

       

前期試験直前の当時のメモが残っているので、そのままご紹介します。

            

これは、2月11日~23日までの自宅学習での、数学と理科の過去問を解いたときのメモです。

東大は解答用紙も「東大式」なので、東進の東大解答用紙のサイトからダウンロードしてそれをプリントして使いました(注:今はいろんなサイトからダウンロードできるようです)。

A3プリンターは持っていないので、A4で分けてプリントした、東大解答用紙もどき、でしたけれど。

          

東大理系の試験時間

2月25日国語100分数学150分
2月26日理科150分外国語120分

数学と理科は150分です。理科は2科目を選択、各3問計6問を150分の中でどんな順番で解いても構いません。6完はなかなか難しいので、得点率6割をめざして、戦略的に解答していきます。

                            


          

息子はここまで、戦略度外視の自分のスタイルで模試を受けてきました。

要するに、やりたい問題を解ききるスタイルです。例えば、(1)(2)がすらすらできて(3)に手こずった時に、次の問題にいかないでとことん解くやり方。それでもまあまあ結果が出ていたので特に介入してこなかったのですが、過去問をやり始めて、それでは間に合わないことに気づいたのだと思います。

そこで、理科は90分で解く、数学は90分で1巡、のこりの60分でやり残し+見直しというスタイルで過去問を解く練習を始めました。

また、理科は物理から解く、ということも決めていました。

その結果、理科に関しては、90分でほぼ6問解けるようになりました(これは予想外)。

結局このやり方が、数学でも理科でも功を奏した形になりました。

(この、入試で点を取るためのスタイル、東大入学後はどうなったと思いますか?最後に書きましたのでそれもお読みください)

     

 

過去問を90分で

メモによると、2月14日に初めて90分で解くやり方を始めています。超直前です。

ちょこちょこっと書いてあるひとことが、当時の緊張感漂う空気を思い出させます。

(メモをしたのは、もちろん親)

2/11 21:05~ 100分 数学 駿台東大実戦過去問 タイマー90分セット

4問解答、2問は時間不足

2/12 21:30~ 65分 化学 鉄緑会東大化学 名作セレクション

 24分ー21分ー20分(11点・11点・15点 合計37点) ミスで-5点。時間があれば +3点~6点

スピードアップ

不安になる・夢にも出てくる ← それは真剣に考えているから。

まだ2週間ある。今できること。

2/13 21:30~ 150分 物理・化学 河合東大オープン過去問 

タイマー150分セット 

26min:1問目了、41min:2問目了、75min:3問目了、105min:4問目了、126min:5問目了

物理:18点・16点・11点、化学:0点、12点、12点 合計69点

物理問3:計算しなかったら-5点、化学問1:式のみでは0点

2/14 22:00~ 90分 理科過去問 物理2015年&化学2013年 

倍速で解く!!

タイマー90分セット

14min:物理1問目了、36min:物理2問目了、54min:物理3問目了、

73min:化学1問目了、85min:化学2問目了、残りの5分で化学3問目

物理:20点・20点・10点、化学16点・9点・11点 合計86点!

本番ではもう1時間ある!

3点問題:式があっていると2点くれるらしい

2/15

ここは我慢。

まだまだ確固たるものはない

22:00~ 90分 過去問 物理2014年&化学2012年

今日も倍速で

タイマー90分セット

15min:物了、33min:物了、55min:物了、63min:化了、83min:化了、残り最後まで化学

物理:11点・15点・20点、化学:11点、13点、9点 合計79点

解答用紙に書き込むときにミス → 書き直した。8分くらいロス。本番ではミスしない

これくらいのスピードで!残り60分ある

2/16 21:30~ 90分 理科過去問 2011年 今日もタイマー90分で

タイマー90分セット 

14min:物了、24min:物了、49min:物了、68min:化了、77min:化了、最後まで化学

物理:17点・20点・20点、化学14点・8点・9点 合計88点

時間のかかる問題に直面したとき、まず90分で全体。その後「まだ60分ある」

2/17 21:00~ 90分 理科過去問 2010年

タイマー90分セット

20min:物了、37min:物了、52min:物了、73min:化了、81min:化了、最後まで化学

物理:17点(ミス、難しかった)・5点・20点、化学:16点・10点、0点 合計68点

物理2問目ー「棒の抵抗R」見落とした。「あれっ」と思ったところは再確認!

物理1,2:計算に時間がかかる/化学3:落ち着いてやればできる

2/18昼 14:00~ 数学過去問 2015年 90分+70分

15分/問はきついので、+70分とする、全体を先に見ることはできないか。

18min:1問目、34min:2問目、48min:3問目、71min:4問目、85min:5問目、ここからは6問目と見直し

数学:20点・0点・20点・20点・20点・17点 合計97点

できない問題を後回しにできた

2/18夜 21:30~ 理科過去問 2009年 90分

19min:物了、19min:物了、37min:物了、50min:化了、63min:化了、78min:化了、残り時間化学

物理:20点・11点・20点、化学:7点・11点・9点 合計78点

「分子式を書け」なのに「構造式を書いた」

2/19 22:00~ 理科過去問 2008年 90分

20min:物了、36min:物了、50min:物了、68min:化了、68min:化了、残り時間化学

物理:20点・12点・18点、化学:6点・11点・8点 合計75点

2/20 21:30~ 数学 過去問 90分+60分

18min:1問目、33min:2問目、48min:3問目、65min:4問目、78min:5問目、残り6問目 と見直し

数学:20点・20点・12点・20点・20点・10点 合計102点

考え方がよかった

2/21 21:30~ 数学 過去問2010年 90分+60分

19min:1問目、29min:2問目、46min:3問目、66min:4問目、77min:5問目、残り6問目 と見直し

数学:15点・0点・3点・20点・15点・6点 合計59点

ミスしたのが痛い、しまった。勉強になった。

2/22 21:15~ 数学 過去問2016年 90分+60分

20min:1問目、38min:2問目、55min:3問目、65min:4問目、81min:5問目、残り6問目 と見直し

数学:15点・15点・20点・10点・20点・20点 合計100点

過去の反省をしよう

2/23昼 11:00~ 理科 過去問2016年 90分+60分

22min:物了、49min:物了、60min:物了、74min:化了、85min:化了、残り時間化学と見直し

物理:10点・14点・15点、化学:11点・12点・4点 合計66点

前半時間をかけすぎた、見通しを立てる、解ききりたい気持ちは大切、無理と思ったらとばして次へ

2/23夜 20:30~ 数学 過去問2017年 90分+60分

20min:1問目、34min:2問目、52min:3問目、66min:4問目、79min:5問目、残り6問目 と見直し

数学:20点・20点・20点・20点・20点・20点 合計120点 (満点)

残り38分で完答した

こんな感じで、温存してきた過去問を一気にやりました。点数はいろいろですね。すぐ上の2017年の数学は、前代未聞の易化した年で、本番の入試で満点が続出した年です。だから翌年のこの年は難化すること必至でした。

事実、理科一類の最低点が前年は347.2点だったのが、息子が受けた年は319.2点まで下がりました。

出発前日に解いた数学の点数が変に影響しなければいいけれど。

何かと心配なネタを作り出すワタシなのでした。

      

 

入試が終わったら…

   

冒頭に書きました、入試の点を取るためのスタイル、その後ですが…

東大入学後は見事に元の、じっくり深く考えて前に進むスタイルに、戻りました。東大に入っても、特に教養では点数を効率的にとることが求められますので、、、、どうでしょうね。

どうでしょうね。

     

娘の成長の記録は、時計どおりに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

     

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