二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

息子も幼稚園へ

いちひめ

しょっちゅう、いちひめブログに顔を出す にたろう ですが…今回も。

娘が幼稚園の年長さんになった年の秋、息子も幼稚園に入園しました。

4年保育のクラスに、途中から。

 

娘が通っていた幼稚園は、3歳のお誕生日を迎えると、4年保育のクラスに入ることができます。

娘と息子は3歳違いなので、息子が3年保育で入園するとちょうど入れ違いになってしまうのですが…

 

せめて半年でも一緒に通わせたいな。。

 

息子はそれまで、毎日の娘の通園バスの送迎についてきて、いってらっしゃいと手を振り、おかえりなさいとはしゃぎ、

また、娘の幼稚園の行事にもついてきていたので、

幼稚園の存在も、そこに、姉が通っていることもわかっていました。

    

当時、息子に、

「一緒に幼稚園に通いたい?」

と訊いたら、

「行きたい。」

そりゃそうよね、行ってみたいよね。

じゃあ、入園させてもらって、一緒に通おう!

 

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はりきって入園したものの

入園、といっても、4年保育さんに入園式はありません。

入園式は、3年保育のお友達と一緒に次の春にあるので。

ですから、息子からすると、ある朝突然、朝から制服を着て、お姉ちゃんと一緒に”あのバス”に乗るようになるわけです。

今までは、見送る側だったのに。

どのくらいの心の準備があったか?といえば、きっと、1ミリもなかったでしょうね…

娘の時は、入園の半年前から、「春になったら幼稚園」を合言葉にして楽しみにさせたけれど、息子の時はそんなのもしなかったし…(ごめんね、息子、二番目はどうしてもそうなるのよ…)

 

とはいえ、一応、 ”9月から幼稚園だ~~~~” とにわかに盛り上げまして、迎えた初日。

息子は、娘と同じ制服を着て、はりきってバスに乗っていきました。

笑顔で、手も振ってくれました。

が…

 

幼稚園に着いて、娘とは違うクラスだったのが相当ショックだったようで、、、

 

そっかー、なるほどね…ずっと一緒だと思ってたのか…

泣いちゃったみたい(そんなのきいたら、ワタシも泣ける)

 

先生のおかげで

よく考えると、彼の人生の中で、あれほどまでに行きたくないと思ったところはなかったんじゃないかな…

最初の数日は。

たぶん。

 

バスでお隣の席になったお友達が怖かった、とも言っていました。

   

でも、

「行きたくない」

とは、結局一度も言いませんでした。

 

次の日からは、園についてバスを降りてから、クラスが始まる時間まで、娘や娘のお友達が、すぐに自分の(年長さんの)クラスへ行かないで、ずっと息子のそばにいられるように、先生方が取り計らってくださいました。

娘たちは年長さんで、しかも女の子ですから、慣れたもの。子どもなりに考えて息子の遊び相手になってくれたようです。

ありがとうね。

   

そして、クラスが始まれば、先生方も慣れたもの。

みんなが楽しめるよう、それはそれは心配りをいただいて、

幼稚園というところは案外楽しい場所だと気づいたようです。

 

帰りは、また娘たちと合流して一緒にバスに乗って帰れることも理解し、

息子は、ちょっとずつ慣れていきました。

 

娘や先生から、息子の様子をきいて、一喜一憂していたワタシ。

よくがんばったね。

娘としても、外でお姉さんを発揮するという新しいステージが始まったわけで、

やっぱり、娘と息子、一緒に通園する期間があってよかったかも。

 

と同時に、娘の時は、初日からとても機嫌よく登園してくれたことが、

実はとても素晴らしいことだった

ということにも気づきました。

 

ありがたいことです。

 

24時間こどもと一緒 を卒業する

息子の幼稚園入園は、息子本人はもちろん、娘にとっても一大イベントでしたが、

ワタシ的にも、とても大きな出来事でした。

娘が生まれてから、常に、我が子と一緒にいたのが、

急に、一人の時間ができたので。

 

ほんの5年間ほどのことですよ。

でも、ほぼすべての時間を子どもと一緒に過ごし、喜びも、笑いも、イライラも、へとへとも、、、時には泣きもあったわけですが、

一日のほんの数時間、自分の時間ができたことが、

どれだけ大きな変化だったか…

昨日のことのように思い出します。

 

でも、ただ嬉しいだけではなく、子どもと離れた分、気がかりな気持ちも半端なく…心ここにあらずな落ち着かない気持ちもありました。

 

親になるということは、もれなく、いろんな気持ちを体験させてもらうことでもあるんですね。

肩の力、入れすぎ?

ええ、入れすぎでした。

 

いちいち考えすぎ、心配しすぎ、先回りしすぎな毎日でした。

 

本当に頑張ったのは、本人たちなんですけどね。

 

あの時、娘と一緒に息子の面倒を見てくれた彼女。

娘以上にお姉さんしてくれたっけ。ありがとうね。

   

成長してからも、時々ばったりと会うことがありまして、、息子のことも気にしてくれて、

「今はどうしてらっしゃいますか?」って訊いてくれます。

貴重なつながりに、感謝しています。

 

息子の成長の記録は、時計と逆回転で綴っています。 どうぞ にたろう もご覧ください。

 

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