二極化と多色化の子育て | feel my force

二極化と多色化

子育て

こちらのブログのいちひめは現在小学校高学年ですが、現在もからめて書かせてください。

   

二極化については、いちひめが小学生の頃からちらほらと耳にしていました。

小学校高学年になりますと、PTA活動の一つとして、市内の小学校のPTAとの連携の役を引き受ける方もいらっしゃいまして、そのなかのお一人に伺った話です。

当時の二極化問題は、子どもの学力についてでした。

主に学力分布がバスタブ曲線のようになってしまっている、という問題。

真ん中が少ないから、現場の先生が、真ん中に合わせて教えることが難しいと感じているという話でした。

え?それ問題じゃないの?

問題ですけど、簡単に解決できないことだったようです。

まぁ、そうですよね…

そしておそらく、表には出さない出せない、学力みたいに数値化できない、もっと深いところで二極化が起こっているであろう感じも伝わってきました…

    

そして、あの頃の私たち「若い親」世代がそろそろ孫を持つ年齢になってきた今、、、

     

最近、えーっと、昨年あたりからでしょうか、、若い人が、親世代の人から

「こうするのはいかがなものかって言われた」

という「がっくり」や「怒」が込められている年代格差を感じるメッセージをSNSでちょくちょく目にするようになりました。

例えば、

  • 母乳じゃないの?
  • 布おむつじゃないの?
  • 帝王切開は楽よね
  • ・・・ 

あれ?これって、ワタシの子育て時代も言われていましたよ。

しかも帝王切開ってめっちゃ大変ですよ!たぶん

(帝王切開ではないけれどお腹を切った経験ならありますよ)

辛い思いをしたはずの「当時の若い人」が、今度は「今の若い人」に無神経に言っちゃってる?

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繰り返すにもほどがある

ワタシ自身の子育ては、結果的にこれらの「迷信」に逆らっていました。

別に逆らうぞ!という明確な意志があったわけではなく、たまたまそういう成り行きで…。

 

ですから、

母乳じゃないです。

完全紙おむつでした。

帝王切開ではありませんが、切迫早産からの破水~出産(しかも二人目は無痛分娩)という出産。

……

ありがたいことに、リアルで老若男女どなたからも責められたことはありません。

もちろん、ワタシから積極的に発信もしませんでしたが

でも、友人の中には、母乳が出づらいことについて指摘され、真剣に悩んで辛いマッサージに通った人もいたので、他人事ではありませんでした。

また、育児本や雑誌には母乳ではない弊害、紙おむつの弊害、…いろいろ書いてありました。

自分が子育てをする上で、一般的に推奨されている道を通らない以上、弊害といわれる部分も知っておくべきだろうと思い、当時、これらの情報にも目を通していましたが、、

ただでさえ大変な子育て、初めての赤ちゃん、道がちょっと違う(かもしれない)ことを気にしすぎて、自分のなかにネガティブな気持ちを持って子育てするより、むしろ、このような情報に振り回されないようにしよう、という覚悟が逆にできたと思います。

母乳じゃなくても、紙おむつじゃなくても、こんなにいい子が育ちましたよ、って将来言える子育てをしたい、という根拠のない覚悟ですけど…

   

で、おかげさまで、まぁまぁいい子が育ちました。

もちろん、母乳育ちちゃんに素晴らしいお子さんがたくさんいらっしゃるのも事実で、

つまり、どちらもOKなんです。

   

なのにですよ、母乳かどうか紙おむつかどうかを、

今のこの時代になってもわざわざ言い出す人たちの神経が信じられないです。

そしてそれを言っている人たちが、ワタシと同年代の人たちだっていうことがまたびっくり

あなた方(ムカシの若い人)も子育てで上の世代から根拠の薄いない?ことを言われて、辛い思いをしたでしょう?忘れちゃったの?

もしかして、辛い思いをした人ほど、次の世代に辛く当たってるのかな?

若い親世代のみなさま、もし仮に孫を持つ世代の人が、「今の若い人は全く…」みたいにぼやいても、、

全然気にすることないですよっ。

ワタシ知ってますよ、みなさんワタシを含むちゃらんぽらんでしたよ。特に高度経済成長期~バブルの恩恵をたっぷり受けた世代の方々とか…

そういう無駄なスパイラルから抜けましょうよ

なぜ、最近増えた?

この母乳問題などは、科学の進歩によって今後なくなっていくのだと思っていました。

なのに、なぜまた今、こんなことを言い出して若い人達を苦しめるような人が出てきたのでしょう?

いえ、これに限らず、最近、今までなら大きく表に出ないまま封じられたような情報がどんどん外に出るようになりましたね。

女性に対する言動、上司から受けた言動など、暴露的に出るものも。

暴露する方も、相当な覚悟で表に出していらっしゃることでしょう。これまでなら、暴露する前に、あるいは暴露してからも口封じされていたようなことも、最近はもう雪崩のように情報がでて、もう止められなくなりました。

 

あそっか。

そうやって、闇の側にも光があたって、隠せなくなってきたのかな。

  

それによって本当に大切なものだけが残り、

今までなら闇に隠れていた不正が、どんどん駆逐されていっているような気もするし。

 

でも、逆におかしな方向に開き直っちゃっている大人がいますね。

1年ほど前、急に芸能界の暴露をYouTubeで始めて、2022年夏に国会議員になった方。

暴露に至った経緯や内容については面白がる人もたくさんいて、それはそれで需要と供給かなと思っていましたが

ご自身のInstagramでわざわざ国会議員の出欠を示す登院確認のボードの写真とともに、

このような書き込みを…

ご本人のInstagramより

この画像によると、10月4日午前10時13分現在、238名の参議院議員の方が登院しています。

現在の参議院議員の定数は248名、国会は10時から始まっているはずですから、この時点で10名が「欠席」しているように解釈できます。

国会法では、議員は招集日に「集会しなければならない」と規定されています。

   

それを鑑みて上の書き込みを改めてみても、

突っ込みどころ満載ですね…

もしこれと同じ言葉を我が子が発したら

そんなことを言うのはやめなさい

か、

それがまかり通るような世界線から外れなさい

って言いますよっ

日本の国会って、そんなことがまかり通る世界線の中にあるんだっけ? 

 

これらの発言、ひとつひとつ指摘はしませんが、一番の問題は、

この方が有名な分、影響力が大きい

という点です。

〇〇さんも××しているから、自分も××してもいいでしょ発言は、「〇〇さん」が模範となって真似をするべき大きな人であるときは受け入れられやすいですが、

発言者自身がある程度注目度が高く、影響力を持っている場合、その人は逆に他の人の模範になる必要がありますよね。

親や先生は、子どもがやっているから自分もしていいという判断にはならない、逆は大いにありますけどね、それだけの意識と責任があるのと似ています。

ご自分の影響力が大きくなってしまっていることを、この方はまだ気づいていないのかな。

たぶんそこが、他の欠席者と一番違うところ。

   

ここは子育てブログですので、今の時代国会がリモートではなく、国会議事堂に集まる意義は?とか、誰が国会をどんな理由で欠席しているの?を議論することは控えますね。

っていうか、法律うんぬんとか、国会に出なくてもいい理由うんぬん以前に、

影響力をもった大人が、だって○○さんもやってるじゃん、って言うな、って話です

あなの発言は、うるさいメディアに向かって発した言葉かもしれないけれど、お子さんだって見ていますよ

 

う~ん、昔もモラルにかけていた大人がそれなりにいましたけど、今の大人がSNSを使ってこれをやるとはね…がっかり。

   

ただですね、

このようなことを発言する人たちは、

普段は良さげな雰囲気をかもしだしていただけで、ご丁寧に「本性」を表してくれたと考えれば、受け取り方も変わってきます。

強き勢力に強く、弱き勢力の味方かと思っていただけに残念ですけど

本当に本性が”そっち側”の人なら、

もう、”そっち側”の人から何を言われても、全く気にする必要はありませんし、声の大きさにおびえる必要もありません。

もちろん、真似もしないでくださいね

きっぱり

元祖はすちゃん
元祖はすちゃん

はすちゃん、吠えるのはこの辺で終わりにして!

はすちゃん
はすちゃん

はい、終わります

二極化であり、多色化

自分と違う考え方や行動、発言を前にすると、

何気ない一言でも、相手を傷つけることって、たくさんあります。

”そんなつもり”はなくても、です

ということをふまえまして、、、

 

今から書くことはちょっとわかりにくい、いや意味不明かもしれませんので、ふ~ん、くらいに読んでいただければと思います。

 

このようなことはこれまでもありましたが、

これまでと現在とが決定的に違うな、と感じるのは、

闇のあぶり出しのようなことがどんどん起こっていて、闇が逃げ隠れできないレベルになってきているところです。

そして、今は光と闇にはっきり分けられる二極化が起こっているなと感じています。

たぶん、”闇側の人”は絶対逃げ切れませんし、徐々に消えていきます。

そして、残った光の側の人もみなさんが同じ光ではなく、いろいろな色の、いろいろな強さの、いろいろな優しさの光を放っていくことが求められているように感じます。

本性を出して、失敗したと自覚したら、それは変わるチャンスが来たというだけのこと。堂々と変わっていけばいい。

 

とにかく、今まで通り、とか、マニュアルに書いてあるから、とか、年長者に言われたから、など過去からの縛りとはいったん離れた方がいいです。

自分はどう思うのか、どう進みたいのか、どう行動するのか

の答えを他人に求めるのではなく、ご自身に確認して決めてください。

自分で決めるということは、誰のせいにもできませんので、大きな責任と覚悟を求められますが、

それでも、せっかく生きているのだし、せっかくいただいたご縁ですから。

ぜひ、自分色で道を選んで下さい。

もし決めるのが難しいのであれば、愛のある自分色の道が、正解の道です。

 

意味不明発言ここまで。

いつもながらはすちゃん独自のわかりにくい表現ごめんなさい

 

子育てで一番大切なのは親の愛と親子の信頼関係。

それが足りないままお子さんが大人になってしまうのは、親にとっても子にとっても、大変もったいないこと。

  

二極化や多色化に気づいていらっしゃるご家庭も増えてきていると思います。 

みなさまが、毎日を楽しく、恐れを勇気に、心配を好奇心に変えて、子育てできますように。

     

今回もお読みくださりありがとうございました。

 

息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。 どうぞ にたろう もご覧ください。

 

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