二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

幼稚園の運動会に驚く

いちひめ

幼稚園に入って一番最初に驚いたのが、運動会です。

娘の幼稚園の運動会は5月。

(通うだけでも精いっぱいなのに…一日中外で…しかも下の子(9か月)もいて…)

    

幼稚園近くの小学校のグラウンドを借りて行われた運動会は、園児総勢300人、それにお父さんお母さん、兄弟姉妹、おじいちゃんおばあちゃん…かなり盛大。

 

「園児席」なんてもちろんありませんから、集合時刻に連れて行くのはもちろんお母さんの役目です。

しかも、年少さんの出番なんてとても少ないので、ほぼほぼ待って過ごすわけで。。。(苦行)

 

そんな、おろおろ年少さん+保護者勢を横目に、

年長さんがマーチングバンドの衣装を着て、門のそばで整然と待機しています。

 

うわ~かっこいい!

 

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幼稚園の運動会は年長さんのお披露目会

開会式は、園旗をもつ6人の園児さんを先頭に、 カラーガード 、鼓笛隊 と入場します。

開会宣言も園児がやります。

一人でやるのではなくクラス単位にやるので、演奏も発声も、ガードの旗振りも頑張って合わせているのがわかります。

一生懸命やっててかわいい!

            

年中さん年少さんはそれを外野から見て、

「お兄さんお姉さんたち、かっこいい♡」

を植えつけられます。

はい、保護者もですね。

 

2年後に、あんなに大きくなるの!?

あんなのできるようになるの!?

 

開会式だけではなく、すべての競技が年長さんのためにあるような予感が…

(ま、実際そうですけど)

 

年少さんはただひたすら待ち、たった一回の出番になったら保護者と一緒に”競技”を行い、

お弁当をいただいて、

あとは終わるのをひたすら待ちます。

 

同じクラスのお友達に会ってご挨拶しましょうごっこ、通園で同じバス停のお兄さんお姉さんを見つけようごっこ、、、

と同時に、息子がぐずらないよう、ひたすらおもり。

いつもならお昼寝は一日2回の生活ですから、息子の方は眠いのに寝させてもらえない、機嫌も悪くなりますよね…

 

ちっちゃい子二人を連れての ”お出かけ” は本当に一苦労。

息子よ、泣くのはわかる。でも、ワタシも泣きたいのだよ…。

 

最後の競技は、年長さんのリレー。

インとかアウトとか、オープンコースとか、わかってるのかな?(わかってないよね)という子もいたけれど、

ちゃんと走り切って、輪になったバトンを次のお友達に渡しています。

しかも男の子は速い!

 

最初から最後まで、年長さんの晴れ舞台がたくさん盛り込まれた運動会でしたが、

これを見る側からやる側になりながら大きくなっていくのですね。

 

今思えば、子どもたちはいつもちょっと上の学年のお兄さんお姉さんに刺激を受け、

いつかあれをやりたいと思いながら過ごし、

それを経て、大きくなっていきました。

 

そこにはいつも、一歩先を行っている人たちがいて、

その人たちはいつも輝いていて、

わが子たちはその背中を見て大きくなっていきました。

小学校に入っても、中学~高校~大学生になっても、いえ、その先も…ですよね。

年の近い先輩は常にお手本。

 

我が子が幼稚園に行くということは、その始まりでした。

これからも、いい先生、いい先輩、いい友達に恵まれますように。

 

もう一度、ワタシ自身が幼稚園から始めるみたいな、そんな感覚でした。

ふぅ。

 

運動会も変わる

我が子たちが卒園した幼稚園ではその後、運動会の場所を、小学校のグラウンドから市の体育館に変えて開催するようになったそうです。

天候や熱中症への考慮とききました。

親は観客席から、園児はアリーナで。

(それ、うらやましい)

 

また、最近はお弁当なしの午前中だけの開催になったそう。

(それも、うらやましい)

 

あのかっこいい鼓笛隊は、今も健在だそうです。

 

いやー、あの日は楽しむ以前に、なんとか無事に過ごすのに必死だったなぁ~。

    

息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。

  

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