息子が生まれたことに大きな刺激を受けた娘。
なかなか会話でのコミュニケーションがとれなくて気をもみましたが、以前書かせていただいたように、
とうとう、オウム返しから卒業しました。
よかった(ほっ)。
とにかく会話する
この頃気をつけたのが、とにかく正しい日本語(と思われる言葉)できちんと会話をすること。
正直、ワタシのボキャブラリー力も問われます。
それなりに気を遣ったつもりですけど…
草花の名前とか、木の名前とか、通り道にある植物の名前がスラスラと言えるレベルに知っておくべきだったなぁ。
小鳥のさえずりがきこえたら、鳥の名前がすらすら言える母親であるべきだったなぁ。
その辺の草花は、タンポポ、シロツメグサとレンゲ…
ドングリはみんなドングリ。
鳥の鳴き声は、カラスとスズメと、鳩。
圧倒的に足りません。
これは正直かなり反省しました。
今みたいにスマホがあれば、持って出かけて、一緒に公園で小鳥のさえずりを調べて、
「あ、このさえずりはこの鳥かな?こっちかな?」
なんていう風に、子どもとの時間を無限に使いたかったなぁ~。
遺伝子と親のやれることと
子どもに、いつ・どんな刺激を与えるのがいいのか、どんな環境がいいのかは、それなりに考えてきたつもりなのですが、
それ以前に言われる、地頭。
子どものでき具合の話になると、最後は、だって地頭が、とか、遺伝子が違うものねー、で片付けるしかない時ってよくありますが、
地頭って、なんでしょうね。
実際、遺伝子ってどうなのかな。
2018年、ニューヨーク大学 Kevin Thom氏(経済学者) らのグループ Nature Geneticsの研究チーム が、
約113万人のヨーロッパ系白人のDNAを調べ、頭のいい遺伝子と家庭環境と学歴についての調査をした
Genes, Education, and Labor Market Outcomes: Evidence from the Health and Retirement Study
https://www.nber.org/papers/w25114 より
が発表され、話題になりました。
それによると、
頭の良い遺伝子群を持った人を上から並べて、上位4分の1の中で
大学卒業者の割合 | |
頭の良い遺伝子を多く持っている & 親が低所得 | 24% |
頭の良い遺伝子を多く持っている & 親(大卒)が高所得 | 63% |
下位4分の1の中で
大学卒業者の割合 | |
頭の良い遺伝子をあまり持っていない & 親(大卒)が高所得 | 27% |
こちらがそのグラフ。

https://www.washingtonpost.com/business/2018/10/09/its-better-be-born-rich-than-talented/ より
グラフ中の、右側囲み枠(遺伝子的には能力が低いが親の収入が多い)の方が左側囲み枠(遺伝子的に能力が高いが親の収入が少ない)の層よりも多い割合で大学を卒業している
つまり、遺伝子要素より親の収入の方がものをいうのではないか
ということを報告したものです。
この調査は、ヨーロッパ系白人を対象にしたもので、かつ、
頭の良い遺伝子の判定も、単独の遺伝子ではなく複数の遺伝子の組み合わせで行っているので、もちろん、この判定そのものの信憑性もまだ解析の中途段階であるとのではないかと思われますが、
それでも興味深いデータですね。
頭の良い遺伝子じゃなくても、育つ環境で変わるということですから、親はもっと働こうという 後天的に希望の持てる いろいろ考えさせられる 結果だと思います。
それにしても113万人ってすごい数ですね。遺伝子検査と経歴だけでこのような調査ができたことはかなり面白いことです。
こうやって、ヒトが他人によって「分類」されていくのもちょっとこわいけれど…
遺伝子検査と言えば…
我が子たちが小さい時、仮に遺伝子検査があってそれで向き不向きがわかったら子育てのヒントになるのにな、と思ったことがあります。
当時はそういうのがなかったので、占いの本を見て、子ども本人の性格とか、ワタシとの相性を調べてみたこともありますが、
結局よくわからなかったなぁ。
今は、お子さんの遺伝子調べます、みたいなのがあって、ある程度調べられるそうです。
と思って探してみたら、ありました!こちら↓
安心の国内検査でお子様の才能を開花【GIQ子ども能力遺伝子検査】
この際、自分のと合わせて調べたら面白いかも。
自分のがんの成りやすさや、太りやすさまで!?
えっ野菜から食べても<ヤセにくい>人もいる!?→あなたも今すぐ遺伝子検査
こちらは娘がやったことがありまして、
やったんかい
娘の感想は、
そうだろうな、と思っていたことがはっきりしてよかった部分と意外だった部分と両方あったと言っております。
ワンちゃんや
わんちゃんは喋れないからDNAに聴きましょう!犬遺伝子検査
ねこちゃんも
ねこちゃんは喋れないからDNAに聴きましょう!猫遺伝子検査
こういう時代なんですね~
子どもが小さかったら検査していたかも!
今回は、記事を書きながら、ちょっと心の動く結末となりました。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください
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