二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

東大の五月祭に行く

にたろう

息子が、高校3年間のうちに、

東大へ見学に行ったのは、

4回です。

 

高1秋と高2秋の、高校主催「東大キャンパスツアー」

これは、母校から東大へ進学された先輩方が、駒場祭の時期に、本郷キャンパス・駒場キャンパスを案内してくれるというありがたいイベント。

高校の先生帯同・交通費の補助も学校から出て、母校の先輩方に、案内だけでなく、いろんな話もきけてしまう、かなりうれしい企画です。

母校の先輩といっても、ほぼほぼ初めてお会いする方々にとことん優しくしてもらって、上機嫌で帰ってきます(お世話になりました)。

 

それから、高2夏の東大オープンキャンパス。

こちらは、東大主催の高校生向けイベントで、企画を選んで参加することができます。

 

これで、東大見学は終了!と考えていたのですが、

もう一回行くことに。

それが、高3の五月に行った、五月祭です。

 

 

東大の五月祭といえば、

例年500以上の企画があり、

たった二日で毎年15万人を超える人が来場する、ビッグイベント。

 

高3の五月という勉強に本腰を入れないといけない、毎週のようになんらかのテストがある、この時間のない時期に

わざわざ五月祭へ行ったのには、訳がありました。

 

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五月祭でしかみられない展示や発表がたくさん

高校生が大学受験を考える際に行くイベントの頂点に君臨しているのが、

オープンキャンパス

ですよね。

だいたい夏休みにあるんですけど、申し込みは6月くらいからあって、どの企画もすぐにいっぱいに。

中には抽選のものも。

親がついて行っても、こういう申し込みの必要な企画は高校生本人だけしか入れませんから、別行動になります。

 

息子もご多分に漏れず、高2の夏に、東大オープンキャンパスの企画に参加しました

よ。

高校からも、すっごく勧められたし。

オープンキャンパスに行かないってことは、受験しないってことなのね?くらいに、必ず行けと。

 

これはオープンキャンパスに参加した人なら察していただけるかも、と淡い期待を抱きつつ書かせてもらうと、

夏休み中なので、学生さんは指名された方々だけしかいない。

大まかにしかわからないので、「キャンパスを見に行ってきた」感じ。

じゃないですか?

そう思ったの、ワタシだけかな…

 

もちろん、一度は行ってみること 自体が極めて重要なので、志望校のオープンキャンパスに行かない選択肢はない わけですが、、、

    

そんなもやもやっとした気持ちでいた時、

娘の同級生で東大に進学したお友達が、

 

五月祭は、単に楽しいイベント尽くしのお祭りだけではなく、

実際の研究室展示を先生と学生さんがしっかりやるので、大学へ進んでからどんな研究をするのか、どんな生活になるのかとてもわかりやすいし、

何でもきけるから、高校生のうちに行っておくのもいいよ

 

と教えてくれたのです。

 

そのお友達ご本人も進振りで迷っていた時に、ガイダンスだけではわからない部分を、五月祭の研究室紹介に行っていろいろ尋ねて情報収集した経験があったのだそうです。

 

(研究室紹介は、学部や学科、研究室によって、やったりやらなかったりなので、WEBサイトで確認してみてくださいね)

 

息子が研究室見学で行ったのは主に理学部と工学部。

例えば工学部航空宇宙工学科は学科をあげて展示を行っており、学科だけのパンフレットもあって、相当気合いが入っています。

     

説明をして下さったのも、主に修士課程以上の学生さんで、何を尋ねてもとても親切にわかりやすく説明していただいたと、言っていました。

ついでに、ちゃっかりセンター社会科目の勉強の仕方についても教えてもらったと。

   

(現在教養学部2年の息子、進振り直前の今年、五月祭の研究室展示に行って希望している学部学科の先輩からいろんなお話をきいてきたそうです。またしてもお世話になりました)

 

医学部でも、一般の人も楽しめそうな、大規模なイベントをやっていました。

(工学部も医学部も、オープンキャンパスは、お話とちょっとした見学のみ)

 

また、最近はメディアに出る有名東大生さんたちも登場して、そこここで記念写真大会が。

   

こんなパンフレットも売っています。 

東大生の教える勉強法

目次はこんな感じ

 

こういうのに喜んで課金するのは、実は本人じゃなくて、保護者(≒ワタシ)だったりするんですけどねー。

 

 

お堅い研究室見学だけでなく、楽しいイベントもたくさんありますし、

この時だけは、東大生が一般の人を「お客様扱い」してくれて、

 

東大生さん達がとても優しい

ということで、息子も楽しませてもらってきました。

 

 

因みに、五月祭の食べもの系屋台に出店している多くが、

1年生のクラスごとの出店です。

 

たまたま、お客さんが途切れた屋台があったので、こちらはどんなクラスなんですか?

と尋ねたら、

「+*▽〇ー5、<;…です」

(東大入試で英語の点数が特によかった人だけで編成される特別クラス。外国語選択において優遇されます)

と、学生さんが丁寧に教えてくれました。

(そんなクラスがあるんだー、親切に説明して下さってありがとうございます。)

 

1年生は(これはたぶん義務付けられていて)、全クラスが出店しています。

まだ入学して1か月ちょっと。大学受験から開放された喜びや、新入生のフレッシュさがストレートに伝わってきます。

そういうイベントにこれまで関わってこなかった人たちもいるかもしれませんが、そもそも真面目な人たちですから、作る人たちも、呼び込みの人たちも、一生懸命やっています。

このイベントを通じてクラス内も仲良くなれますし、五月祭は賑わうし、なかなかうまくできたシステムだなと思いました。

課金される時は、ぜひ、このような真面目&フレッシュ東大生さん達も見てあげてくださいね。

 

というわけで、

この大学に行きたい!と本気にさせてくれるイベントといえば、たぶん、オープンキャンパスより五月祭ですね。

学生さんたちが皆さん輝いていました。

 

そんなに有意義なイベント。

本来なら、高2までに行っておくべきイベントなのでしょうが、これほどとは知りませんでした(地方のデメリット)。 

単なるお祭りでしょ、という認識しかなく(自分の無知をさりげなーく地方のせいにしてみる)

 

五月祭の研究室展示いいよ、って教えていただいたのは、高3の直前。

高3の5月というタイミングで(本当にわざわざ)行かせるか?と迷ったものの、

行かせてよかったです!

 

(とても混雑しています。散財する 東大生さんに寄付をする つもりで何も持たないで行く選択肢もありですが、少なくとも飲み物のペットボトルは持っていかれるのが良いと思います)

 

今回も、お読みくださりありがとうございました。

     

娘の成長の記録は、時計回りに綴っています。 どうぞ いちひめ もご覧ください

 

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