二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

無意識の決断

いちひめ

人は、多くの決断をすることで、今の自分 を作り出しています。

決断には、やむを得ないこともあれば、強く望んだこともありますし、”常識”としてインプットされたもの、感情的に、理性的に…

いろいろあるわけですが、、

 

人は一日に約200回の決断をしているそうです。

そして、その決断の95%は無意識にしているのだそう。

 

もしその決断の多くが、無意識に、

どうせ無理だから 

とか、

反対されるから

などの否定的な考え方からなされたものだったとしたら…

もったいない!

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子育ては決断の連続

子どもが小さいときは、一日200回より多かったんじゃないですかね、決断の回数。

 

どんな占いを見ても、「頑固」と必ず表現されるワタシ。

謎の自信と、根拠なき思い込みだけで決断していました。

本当は非力の、軸もブレブレのワタシのことを、「ママ」であるというだけでよくついてきてくれたね。

 

ワタシ自身の決断もさることながら、

子どもにも決断の瞬間があり、なるべく、ポジティブな方向で決めさせてあげたいわけですが、、、

 

母は待てない

母は先回りしてすでに答えを決めてしまっている

要するに待てない

   

ため、

ずいぶん子どもたちの考える力を伸ばし損ねてきたかもしれないと、振り返る今日この頃です…。

 

今まさに子育て中のお母さまは、時々でいいので、お子様が決断する瞬間を温かい目で観察してみてください。

親としての発見もたくさんあると思うので。

 

さて、

娘の幼稚園時代にとても仲良くなったお友達がいまして、

そのお友達は、めちゃくちゃマイペースなお子さんでした。

  

当時、そのお母さんはお子さんの超マイペースをとても心配していらして、ワタシもどう返答すればいいのかわからなかったのですが、

ある時そのおばあちゃまにお会いしてお話をする機会がありまして、この話題になった時に、

「大丈夫、大丈夫、娘(お友達のお母さん)もすごくゆっくりさんのマイペースさんだったけれど、今はこんな大人になったから。」

え⁉そうなの?あのちゃきちゃきで有能なお友達ママ、小さいときは全然違ってたんだ~意外~。

 

途中でお引越しされていったので、その後はわからないのですが、

あのお友達、今はどうしているのかな…ママみたいになっているのかな…

     

こんな風に、

小さいときから、しっかり考えさせて、選ばせて、… が大事だってことは

いろいろな形で教えていただいていたのですが、

なかなかできませんでしたね~

 

あの時にもっと余裕をもって子育てができたら、また違っていたのかな。

 

余裕をもった子育てって、難しい…

 

いいことだけ考えて眠りにつく

キャパが小さいワタシに、子育てに余裕など1ミリもありませんでしたが、

逃げ場みたいなものは持ってまして…

    

次は、ワタシがまだ結婚する前に買った本のこと。

 

当時書店で目が合って、 

ジョセフ・マーフィーという人の

「眠りながら成功する」

とか

「あなたにも超能力者がある」

とかとか

いかにも怪しいげな いや絶対怪しい これらのタイトルにつられて、買ってしまったんですね~。

それが、売られることなく 今もワタクシの本棚に残っています。

気持ち的に、こういうのを買いたくなる時代だったといいますか、心がガチガチに硬くなっていた頃だったというのがまるわかり

     

家族からは、鼻で笑われる歴史しかないんですけど、、

     

顕在意識ではなく、潜在意識に働きかけましょう、という、

当時のワタシにはわかりにくい思想だったんですが、

      

要するに内容は、ポジティブシンキングであり、愛情であり、優しさであり、心の平穏を薦める本です。

根性は必要ありません

 

イラッとした時ほど、心配ごとで身体が満ちそうになった時こそ、心を緩めて、穏やかに微笑みましょう、

心配ごとを、吐く息に乗せて、出して、出して、出し切って、

未来の成功した姿がまるで今のことのように、うれしさで身体じゅうを満たしながら、眠りましょう。

 

眠りましょう!

 

ここにとても共感しまして。

起きていると、いろいろ考えてしまうので、とりあえず寝られるときは、寝る。

いいことだけ考えて、眠りにつく。

にたっとしながら…

(怪しいので、家族からもなるべく見られないように)

 

自分のこれまでの人生の中で、寄せる波のように悩み多き時期がくると、このことを思い出して眠るようにしていました。

  

娘のここまでの人生は…

現在の娘は、想定上手でして、

想定できているから行動に移すのも上手です。

そこに、できなかったらどうしよう、は、ありません。 

では、それを小さいときから持っていたかというと、全くそうではなく、

 

最初の3年くらい、つまり幼稚園に上がるまでは、とにかく何ごとも一歩を踏み出すのが怖くて怖くて立ち止まって、

結局踏み出せない子でした。

 

それが、幼稚園に通うようになってからは、想定なしでつっこむようなところが出てきまして、

当然想定外のことが起こるので、

びっくりして、うぇ~ん。

それが高じて “人生想定外だらけ”

みたいな試行錯誤の時代を経て、

 

小学校に上がるとワタシが勉強やら習い事やらをいろいろやらせるものですから、

それを目いっぱい頑張って、

そこから高校卒業までは、あまり余裕はなかったかも。

医学部を薦めたのも、そもそもワタシでして…

 

あーこれって、まさに、ワタシが描いたとおりになってるのか、娘の行く末を自分の潜在意識に植え付けちゃってたんだ、

と今ごろになって気づきました。

 

だとしたら、ワタシの中の娘は、確かにマーフィー先生の仰せの通りになったけれど、

娘の中ではどうなんだろう

これでよかったのだろうか…

 

今のところ彼女は、

医学部は自分にとって合っていると思うが、これからもっと別の夢が出てくるかもしれない

という、玉虫色の返事をしてくれていて、

今の自分の置かれた立場を楽しんでいます。

 

もう、ワタシが彼女の未来を描くことはなくなり、娘の幸せを祈ることぐらいしかできることがなくなってしまいましたが、

 

彼女が今後、自分の歩んできた道に何か思うことがあったら、

その時は、きちんと向き合いたいと思います。

 

そして、息子に関しても、進んだ道は違いますが、同様です。

我が子から学ぶこと

まだまだ学生の身分の娘ながら、

最近は彼女から学ぶことが多々ありまして…

その柱にあるのが、ポジティブな点。

そして、描いたことをどんどん実現していくところ。

  

本当に、小さいときとも、高校時代までとも、全く違います。

     

ものすごくポジティブでアクティブで、とにかく動きたい・働きたいらしく、

将来も、忙しい科を希望したいそう。

(いわゆるブラックと言われ、志望する人が少ない科です)

 

去年までは、一日にいくつも予定を入れて、くたくたになはずなのに楽しそうに出かけて行くことが多かったので、

お願いだから予定は一日1件にして、じゃないと身体がもたない!とワタシが頼んだくらいです。

 

ワタシとは全く正反対の行動力。

娘のことを小さいときから知ってくださっている方に、

どうしたら、こういう子が育つの?と訊かれたことがあるのですが、

うーん、一番そばにいたワタシにもわかりません。

 

でも、

 

無意識にポジティブな決断、幸せそうに眠る

 

を、”無意識に”実践していて、生きる上でとても良さそうだということを、日々見せてくれていて、

これは、真似しなきゃ!

  

いつの間に…は、とりあえず置いておいて、

忘れていたけれど、ワタシも今日からまたやってみよう。

   

         

最後に…     

もうすぐセンター試験ですね。

  

受験生ご本人やその親御様、

そして、

子育て真っ最中のお忙しいお父様お母さま、

  

心ゆるめて、ポジティブに。

 

今夜は、

このブログを読んでくださっている皆さまが、近い未来いっぱいの笑顔で満たされている様子を描きながら、

眠りにつこうと思います。

 

今回もお読みくださりありがとうございました。

 

息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。

 

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