「成績なんてみせてくれない、見たことないし、そもそも、いつテストを受けてるか知らない。」
そういうお母さま、たくさんいらっしゃいました。
いえ、別にいいんです。それは、それぞれのご家庭の方針だと思うので。
高校の保護者会でも、担任の先生が「お子様に、成績を見せてもらっていますか?」というお話をされると、首を横に振るお母さまや苦笑いされるお母さまがたくさん。
で、我が家はどうだったかというと、
ウチは、成績が戻ってきたら必ず見せてもらっていたし、
受け取って、(ワタシが)ファイルに入れていたし、管理していたし…
めっちゃ少数派だったと思いますけど。。。
あはは、だからこうやって皆さまにみていただくことができるんですけどね。
もちろん息子の許可は取りましたよ。
高校生になっても、うるさい母親ですよね…、って一応世間体を考慮して書きつつも、
でも、やっぱり大学入試を突破するまではねぇ。。。
1㎜も譲る気のないワタシでした。
ママネットワークに助けてもらう
とはいえ、息子はそんなにベラベラしゃべってくれる方ではないし、
成績以外の連絡の紙などは驚くほど出してくれなくて、
学校での出来事などは、ほぼわかりません。
それでもなんとかやれたのは、訊けば答えてくれる息子と、年間行事予定をもらったのと、上の子(はよく教えてくれた)の経験があったから。
そして何と言っても、ママ友のおかげ。
子ども同士が仲がいいと、ママ同士も仲良くなるし、
ママ同士の仲が良くて、結局子ども同士も仲良くなることもありましたし、
え?なにそれ、いつまでに提出なの?とか、
我が子は絶対教えてくれなさそうなエピソードとか、
逆に、同じように教えてくれない息子さんを持つママと「どうしてこんなに見せてくれなくなっちゃったかなー。」と言ってみたり。
こういうのって、男の子と女の子で分かれるのかと思ったら、男の子でもお母さんにいろいろしゃべるお子さんもいれば、女の子で家であまりしゃべらないお子さんもいるんですね…
男の子は…とか、女の子は…で片づけちゃいけないことが、たくさんあることも学びました。
同じイベントでも、子どもからとお母さんからでは目線も景色も違っていて、
ママ友ランチ会では、時間を忘れておしゃべりしちゃったことも。
その代わり?…代わり?でもないけれど、ママネットワークでは、第三者のよくない噂話や悪口のような内容はお互いに控えていて、
子ども達に関する情報は、必要に応じて息子にもフィードバックしていました。
これが実は、子どもたちが暴走しない抑止力 みたいな形となって、案外大きな保護ネットになっていたと思っています。
地方なので、小学校~中学校~高校と、ずっとお付き合いできたママがそれなりにいらっしゃるので。
結局は自分が招いている
そんなわけで、成績だけは見せてもらっていたのですが、
おそらく、
子どもが親に成績を見せ続けるのは、親が見せて、と言い続けないと続かなくて、
それを親が辞めると、見せなくなる。
ということですね。
確かに、ワタシが息子に対して、成績表・親へのお便り以外は、息子が中学になってからは見せて見せてって言わなくなりました。
その一番の理由は、当時の自分自身の健康問題や大学受験を控えた娘に、気持ちを8割方取られていたからで、息子の問題ではないです。
そして息子は、それに沿った形になりました。
だから、「見せてくれない」という表現は間違ってましたね、はい。ワタシが招いてました。
しかもそれは一度途切れると復活しにくいですよ、と申し添えておきますね。
そんな流れで、息子も、成績だけは良くも悪くも親に見せる覚悟ができていたからか、早く見せて切り替えたいと思っていたからか、
最後の方は、
黙っていても見せてくれるようになりました。
そうこなくっちゃ!
因みに、大学生の今は、本人だけなら大学の成績はWEBでわかるんですけど、
わざわざ成績証明書をプリントして持って帰ってきてくれます。
ありがとう!
息子の成績をずっと入れてきたファイルがありまして…
そこにしまっています。
まさかここまで続くとは。。。
などと、しみじみしているのは実はワタシだけ。
息子にすれば、まだまだ成績をつけられる身分で、
バトルのフィールドが変わっただけだったと時間差で気づかされるワタシです。
頑張ってるね!以外のコメントはもう言えなくなっちゃたけれど、、、
努力することを続けていて、本当に偉いね。これからもがんばれ!
娘の成長の記録は、時計回りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。
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