中学生高校生時代はたくさん寝ていい | feel my force

寝ている間も育ってもらう

にたろう

中学の保護者会でママ友とお会いして、毎回のように話したのが、

「うちの子、めちゃくちゃよく寝るんだけど…」

という話題です。

娘のお友だちママとはそんな話をしなかったので、もしかして、男の子の方がよく眠る?

ものすごーく心配しつつ、結局寝かせる派と、

ものすごーく心配した結果、起こす派

上の二つは、朝に関しては最終的に起こすわけですが、

超少数ながら、完全放置のご家庭やルールを決めるご家庭

も。。。

あなたのお宅はいかがですか?

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各ご家庭でこんなに違う

ママ友さま方(運動系部活・文化系部活などお子さんはさまざま)とのおしゃべりから得た情報によると、朝の起こし方一つとっても、各ご家庭いろいろでして…

  • 起こさない(お子さんが自分で起きる)
  • 辛抱強く起こす
  • 毎日バトル、ときどき見放す
  • 放置
  • 起きるために約束

起こさない(お子さんが自分で起きる)ご家庭のお子さまは女の子でした。

お子さん本人がとてもしっかりしていて、もちろん、朝だけじゃなく、勉強しなさいを言ったこともない(それでも成績も良い)、、、要するにもう人間ができているお子さんですね。

ウチは女の子も男の子も自分一人では起きられなかったな…

 

以下の例はすべて男の子です(男の子のママ同士でしゃべる機会の方が多かったこともあります)。

起きるための約束をしたというご家庭の約束は

〇時〇分までに起きてこなかったら、朝ごはんなし

という内容でした。

子ども同士も話したことがあったそうですが、本当に朝ごはんなしの日もあったらしいです。

そのお母様、人の好い、どちらかというと世話好きの普通のお母さまで、別に鬼母とかじゃなかったですけどね…

これも、親子関係がきちんと出来上がって、お互いにルールを守る大人の関係ができてないと難しいですね。

辛抱強く起こす、や、毎日バトル、放置は、

もはやお子さんというより、起こす係の親の方が試されているようなものですね

我が家も親の方がバッチリ試されてました…

 

また世の中には、起立性調節障害などの、朝起きられない理由がはっきりとした病気として診断されることもあります。

ワタクシの子ども時代はあまり認知されていなかったこの病気、今思えばあの人は起立性調節障害だったのかも、というようなケースでも、おそらく本人もご家族も気づいていなかったのだろうな、、、根性が足りないとか、怠けものなどの言葉でまとめられて、ちょっと気の毒だったなって思い出すことがあります。

我が家は朝以外は寝させる派

「よく眠る」についてのにたろう高校時代の様子と小さい頃の様子はこちらでも書いていますので、ぜひご覧ください。

とにかく、息子は中学~高校時代びっくりするほどよく眠っていまして、

平日の学校からの帰宅後に気がついたら寝ている

夜は22時にはベッドに入って眠ってしまっている

本人は眠いからちょっとだけ仮眠をとったつもり

休日は普通にお昼まで寝ている

あ…そういえば、頻度はここまでではありませんが、小学校時代までは、夕方仮眠のつもりでベッドに入って、そのまま夕食抜きになってしまったことも。

起こしても起きないんですよ。

そのうち起こすのも悪いかなって思ってそのまま…

そういうこともあったため、帰宅後軽い食事を用意していました。

 

眠りの周期は90分とか、細切れになるより集中的に、とか、量より質、とか、

いろいろい言われていますが、

息子は関係なかったですね…

90分後に起こしたらすっきり目覚める?

いいえ、全く。声掛けしてもご機嫌わろし。

量も質もしっかりとっていました。

 

まぁ、寝すぎて何か困ることがないなら、寝てようか。

なるべく起こさない子育て

ワタシが、なるべく起こさないことにしたのにはいくつか理由がありました。

まずは、生まれたときからよく眠る子だったということ。

寝る子は育つ、眠っているときに身体や脳は成長する、、、、

次に、ワタシの意向。

幼稚園に入園するまでは24時間一緒ですから、子どもたちが起きている時間は家事などの自分の仕事が全て後回しになる

子どもが寝ている間に、たまった家事を片づけたい。

いや、できればワタシも寝たい!

眠ることと起きていることはバランスが大切ですので、小さいときから一日にお昼寝二回~お昼寝一回~お昼寝なしの時代になったら、夜は20時就寝でした。

小学校に行き始めたら、やるべき課題をさっとすませて、さあ寝よう。

ママも一緒に寝ます!

本当に朝まで寝たこともしばしば、ママも疲れている時代ですので…

そして、一番の大きな理由は、息子が夜学んだことをアウトプットするのに、間に睡眠を挟むと劇的に効果が上がっていることに気づいたからでした。

これについては(こちらでも触れたので)ここでは割愛させていただきますが、これに気づいてからは、睡眠を大切にさせよう、みたいな信念もありました。

   

それでもですね、学校生活のルールは守らせたかったので、

平日朝は遅刻しないぎりぎりの時間には起こしていました。

しかもですよ、一階から大声で呼んでいたら、

「できれば近くから小さな声で呼んでほしい」

とも言われ…

え~っ、こっちだって朝は特に時間がないのに…と思いつつ、そのリクエストにも応えました。

まぁね、逆の立場になるとすぐわかるレベルで、下から大声で呼ばれるのは辛いものがありますからね…わかるよ

 

そんなことまでいちいちリクエストに応じてたら、大人になってからますますつけあがった人間になるよ。

って、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…

全く問題ありませんでした。

よく頑張った、ワタシ

起きる/起きない・遅刻する/間に合う、みたいなことで親子で嫌な思いをするのはもったいないのでね。

ただ、ぎりぎり登校は通学中の危険度が増すのでやめた方がいいですね

我が家は学校まで徒歩数分で通える距離でしたが、国立中学校ですから、遠くから通ってきている生徒さんもたくさんいらして、

学校の近くまで車で送って、こっそり下ろすご家庭がそれなりにいらっしゃいました。

学校側も危ないところで下ろすくらいなら、車を校内まで進入させて下ろしてくださいと指導されていましたね…

そう言われてそうするご家庭もあまり見かけませんでしたが…

雨の日などは、学校前の道路がいつも送りの車で大渋滞だったっけ。

というわけで、世の中のお父様お母さま、また今日もぎりぎり?と思われても、お子さまが遅刻するくらいなら、可能な範囲で送ってあげてくださいね。

お友だちどうしでもそういうのはきっちり見られちゃっていますので、ずっとそれが続くわけじゃないです。

自主性にまかせるのがいいとは限らない

中学生って生意気ですし、でも全然常識も足りていないし、勉強も生活もみんな任せるなんて

しょせん無理なんじゃないかな、って思います。

いくら眠いから寝させてあげよう、と思っていても、その日はいつもより早く登校しなければいけない、とか、〇〇の準備がまでできていない、、、

などを知らないのは、”親切に”寝させてあげることにはならないですよね。

それじゃあ単なる無関心になってしまいますので…

ですから、子どものスケジュールだけは、子どもと同じレベルに把握しておくようにしてつきあっていました。

うるさがられても、スケジュールや本人に関する出来事などの”報・連・相”案件だけはこちらから訊くように。

中学生の間はまだまだ親の言うことに聞く耳をもっていますからね!

その上で「口はあまり出さず、気は配る」に注力していました。

大きくなったらどうなった?

子育てで迷っているとき、たいてい、

今▽▽をしておかないと、受験などに支障をきたすのではないか、あるいは、一生◆◆が治らないのではないか

という不安にかられます。

だいたい、ネガティブな妄想です。

中学生のうちにこの態度を直しておかないと…この習慣を直しておかないと…いつまでも寝ていてもいい習慣は良くないのではないか、一人で起きる習慣を今つけておかないと大きくなったら…

不安は不安をよびますが、

そんなことはありませんでした

結局のところ、このような生理的な面において、本人の気質に合わせた対応をしても、

しっかりそれを”満喫”したら、ちゃんと卒業していきました。

息子は、大学進学と同時に一人暮らしを始めましたが、

遅刻したことはないそうです(本人談)

それどころか、普通に徹夜もして、専門科目の勉強をするようになりました。

成績もまあまあです

多少、、昼夜逆転気味な生活をしているようですが…

まぁ、いいです。元気なら。

まぁ、いいです。ちゃんと大学生生活をしているなら。

 

先日、当時のママ友の皆さまにお会いしたときに、当時の心配ごと、その後の話で盛り上がったんですけど、

結局、やり方は違っていても、この子にはこのやり方がいいだろう、と判断して前向きに我が子とつきあっていれば、子どもはいつのまにかちゃんと良い方に育ってくれているよね、

「こうじゃないといけない」より「愛のある”なすがまま”」をその場その場で判断して子育てするのがいいよね、

という結論になりました。

 

案外お気楽?

お気楽でいいです。みんなが笑顔のお気楽子育てが一番だったりします。

大丈夫。睡眠中もちゃんと育ってくれていましたから。

 

今回もお読みくださりありがとうございました。

  

娘の成長の様子は時計通りに綴っています。 どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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