生成AIとこれからの子育て | feel my force

生成AIとこれからの子育て

にたろう

最近、ワタシのような人でも生成AIにいろいろなことを手伝ってもらうようになりました。

どんなところで?

要点を知らせてビジネス文書を書いてもらうとか

簡単なエクセルのマクロのプログラムコードを書いてもらうとか

イメージを伝えて写真や画像を作ってもらう

などなど

便利ですね。

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めっちゃ伝える能力を求められる

例えば、ハートと花をモチーフにしたロゴを作ってもらいたいとしましょう。

こちらは、Adobe Firefly という生成AI様に作ってもらった画像です。

「ハートと花をモチーフにした色鉛筆で手書きしたような画像を描いて」とお願いすると

すごく素敵じゃん!でも違うの。色鉛筆は入ってなくていいの!色鉛筆指定がよくないのか?

「ハートと花をモチーフにした線描きのおしゃれなロゴ画像を描いて」

ちょっと違います、ペンの画像はいらないんです。そこで、、

「ハートと花をモチーフにした線描きのおしゃれなロゴで、ピンク系の色で塗った画像を描いて」

塗った、では塗りつぶしてくれないのね…

「ハートと花をモチーフにした黒い線描きのおしゃれなロゴで、薄いピンク色で一部を塗った画像を描いて」

やっとここまできた。でも、ここまでは単に自分の希望の「姿」になっただけで、自分が気に入るものにするには、まだまだかかりそうです

嗚呼、ワタシの語彙力のなさ…

作文力は生成AIさんの得意分野かも

それに対して、ビジネス文書や紹介文的な文書作成はものすごく発達してきました。

Google Gemini Advanced さんに、いくつかの要点を示し、かつ「キラキラの、優しい文章を1000字程度で書いて」とお願いしてみました

文章そのものはここでご披露できないのですが、「宝箱」「宝石のような」「扉を開くと万華鏡」…みたいなキラッキラの単語があっちこっちにちりばめられていて、しかも押しつけがましくない優しい文章が995字で戻ってきました。

所要時間30秒

速いし、クオリティ的にも8割方完成しています。

ワタシの役目は、これを自分好みに推敲するのみ。有能な部下を持った上司の気分。

プログラムになるともっと厳密

ワタシはときどきエクセルでマクロを作って独自の表操作を行うのですが、マクロといえばプログラム。これを Microsoft copilot さんがコードを書いてくれるんです。

ただ、こちらは上のような画像とは違い、正確な手順やファイル名を示さないと正確なコードを書いてもらえません。

シート1のA列を昇順にソートし、その番号が同じの場合、一番下のデータのみを選択して残りは削除する。次にシート2のA列と突き合わせて、シート1のA列に同じ番号があったらそのデータを削除する…

これを言葉で正確に書いたつもりでも、またまたワタシの論理性と語彙力が…

せっかく優秀なプログラマーを雇ったからには、こちらも気を引き締めて正しく指示しなきゃ、なんですよね…

子ども時代に絶対培っておかなければいけないこと

生成AIは、単純な事務作業だけでなく、クリエイティブな分野も網羅し始めました。

確かに今後さらに「言われたことを正確にやる」仕事は減るでしょう。

でも「生成AIに何を指示するか、指示通りに正確に返してくれているかの判定」は引き続き私たちに求められます。

つまり、マネージャーや課長部長のような役割を社会人1年目から求められるということです。

具体的には、生成AIさんに正確に指示をするために正しく言語を使うこと、指示がより正確になるための論理的思考に磨きをかけること、同時に、生成AIさんが返してきたものに対する評価を行えること。

もちろんそのためには、最初は手作業で作り上げる経験も必要でしょう。

それを逆算方式で子ども時代に戻ると、

表現力を培う、これは、言葉(語彙力も論理性も)でも音楽でも美術でも同じですね。

表現力を培うためには、たくさんの言葉・音楽・美術に触れておくこと。

つまり自分の感性を磨くことです。

具体的には、たくさんの本を読む、きれいな音楽を聴いたり、きれいな芸術に触れることです。良い悪い、好き嫌い、いろいろあってよい。

インプットができたら、アウトプットもしてみる。友だちのアウトプットと比較する…さらに論理的思考と感性の両方を磨く…自分だけの個性を作っていく

あれ?これって幼稚園~小学校までに学校や家庭でさんざんやらされることですよね。

これまで以上に個性を重視される時代が来る

最初の個性を育むのは、やはり生まれてから小学校卒業までの12年間。

もし中学受験をされるなら、それが約3年減ることになります。

短い時間ですが、好きなことを飽きるまでやらせることが肝要です。

飽きなければその道に進めばいい。

飽きれば別のことにチャレンジすればいい。

やはり、学校に全てお任せというわけにはいかないので、どうか、ご家庭で大いにサポートをしてあげてください。

あ、でも、どんな道に進もうと学校の勉強をおろそかにしない方がいいですよ。

学校の勉強が嫌いになる瞬間は、先生の授業の意味がわからなくなったとき。この子、授業についていけてないな、と気づいたら、すぐに保護者様が手を差し伸べてあげてください。最初のつまづきなんて、親から見れば、あぁ、そんなこと、ですから。

学校の勉強は、論理的思考力や感性磨きとは全く別のこと、ゲーム感覚で一般常識を身につけることなので。

子育ては親にとっての最大の義務であり権利であり、投資です。

どうぞ、楽しみつつ、あれもこれもと欲張りながら、保護者様の皆様も一緒に成長されますように。

 

ちなみになんですけど、この記事のアイキャッチ画像は、指示ゼロ、完全にこの記事の日本語と画像だけからワードプレスの生成AIさんが作ってくれました。

やばい…上手い、きれい…

今回もお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

娘の成長の記録は時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

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