子どもって、常に親の顔色やご機嫌を見ていますよね
子ども時代のワタシがそういう子だったから余計そう思ってしますっていうのもありますけど…
でもそれは、親のご機嫌を見ているだけであって、子どもの方から親との距離感の調節はできませんので、
親の方が、子どもとちゃんといい距離感を持たなければいけません
ほめて育てよ、でも、厳しく育てよ、でもない
以前も「ほめて育てよ論」に疑義を呈したワタシですが…
あれからはっきりわかったことがありまして
それは、
親がほめて育てたか、厳しく育てたか、ではなく、
そのお子さんにとって、子ども時代にたくさんの楽しい記憶があるかどうか
の方が、ずっとそのお子さんの将来のメンタルの安定性に影響しているということです。
逆に、嫌な記憶が多い人はメンタルも弱い大人になってしまっていることが多い。
私の兄弟姉妹とか親戚とか、知人とかをみても…結構当てはまっているんです
あぁ、これが、同じ親に育てられていても、違う大人が育っちゃう理由かぁ、
よく怒るお母さんに育てられた兄弟でも、
一方は今でも人のことを気にする(自分軸で生きることが難しい)し、もう一方は伸び伸びと自分軸で楽しそうに生きているなあ…
と、今さら気づいている次第です
絶対ダメなのはハラスメントと放置と親の勝手な甘やかし
ただ、その境界はもちろんあって、
絶対ダメなのが
- ハラスメント
- 放置
- 極端な甘やかし
です。
その中でも特にダメなのが、ハラスメントと放置
この二つは親の方に悪意がありますからね
悪意のある言葉や行動は
絶対相手(=我が子)に伝わりますし、
100%やりこめてしまうので、
子どもの立場からすれば、防御力ゼロ状態を作り出してしまいます。
そういう悪意を発動する親御さんは、これまた100%「悪意はなかった」っていいますけどね
うそですよそんなの
親の立場の皆さん、そこまで追い込まれないよう、どうか自分の機嫌は自分でとってくださいね
自分の機嫌が取れる人、取れない人…これもまた、親の皆さんの子ども時代がどうだったかに起因しますので
めぐるめぐる…
ではあるんですけど、
あなたがその負のスパイラルを断ち切ることは、
これからの日本の、世界のためにとても有意義なことですので、頑張りましょ!
子どもの心は、耳にした言葉でできている
私たちの脳で思考することは、好むと好まざるにかかわらず、常に外からの影響を受けています
それでも大人になれば、自分で外からの影響を選別することができますが、
子ども時代は選別能力が低いため、どうしても、育った環境の中で耳にした言葉がお子さんのメンタル形成に影響します。
子どもといっても、いったん家から出れば、いろんな負の影響もたくさんありますから…
せめて、親の立場の皆さんが、お子さんの調子をみて、
家庭内で自然と笑顔になれる空気を作ってあげてください。
我が家でいいますと、娘は泣いていてもこちらが気をそらす方向に持っていくとケラケラと笑い出すような子でして、
息子はワタシの意図をさっさと汲むと同時に心のシャッターを閉めて自分を防御に入る、そのうちワタシを笑顔にするような言葉を発する…つまりワタシの上をいくような子どもでした
二人とも全然違うタイプだけど、いい子だね
あーーーー
これって、大人でも結局そうですね
今、我が家は、夫とワタクシの夫婦二人暮らしなんですが、
ワタクシの夫様がなかなかの「子ども時代楽しくなかった記憶多め」の方でして、今でも「○○のせい」が多い
だから、軸を自分軸に移すのが怖いっぽいようです
子育てに手いっぱいで正直夫のメンタルまで気が回りませんでしたが、
ようやく夫に対して、自分軸への移行を促す言葉がけをできる環境が整ってきましたので、
これはやるしかないなぁ
子育てが終わったら、次は昭和おじさんの夫か…
正直ここが一番手強いな…
ほどほどに頑張ります!
息子の成長の記録は時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください
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