人生設計図って結局なんなの? | feel my force

人生設計図って結局なんなの?

にたろう

前回の続きです。

前回は、ワタシの姉とのトラブル、そして、

人の人生は、生まれる前に設定した人生設計図に沿って起こっていて、そこを乗り越える課題をこなしているとしたら、説明がつくような気がした

という話でした。

今回は、

じゃあ、ワタクシ自身の人生設計図ってなんなの?というお話。

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はすちゃん的人生設計図

姉夫婦から降りかかる暴言をただ浴びる、そして姉が周囲の方に吐いた暴言を知り、その方々に謝罪する日々が続き…

このゴタゴタを早く終わらせて、我が子のダブル受験に全力投球するためとはいえ、

なんで、ワタシがここまでさせられる?

と、怒りを超えて哀しい気持ちになっていました。

    

ワタクシの子ども時代は、普通にいい子でした自分で言うのもなんですけどので、誰からも暴言など吐かれたことはありません。

もちろん、自分のしたことで他人様に対して親に謝罪をさせたことなどありませんし、

我が子たちも普通にいい子ですので、我が子たちが何かしでかして、他人様に謝罪に行ったこともありません。

そんなワタシが、当時たいして接点もない姉夫婦から身に覚えのない暴言を吐かれ、姉のやらかしたことを謝罪して回るのって、どうして?どんな因果なんでしょう…

渦中にいるときは、疑問だらけでした。

謝罪の言葉を伝えると、皆さんが「いいよ、大丈夫だよ、それよりあなたこそ大丈夫?」と心配してくださり、ここでも救っていただきました

  

ワタシ自身の人生設計図に、このくだりがはっきり入ってるの?それともたまたま?いやたまたまとしても結構ダメージ大きいんですが…。

どうしてワタシはこの家族をわざわざ選んだ?

ワタシの人生設計図ってなにが書いてあるの?

ってことですよね。

   

はい。正直、自分がどんな人生設計図を持って生まれてきたのか、全くわかっていませんでした。

人生前半が特別に不自由だったわけでもなく、特別に貧乏だったわけでもありませんから、大きく魂をゆすぶられることはない。

自分が生きている意味について考えたこともなかったし、別に意味はないとさえ思っていた、、、

姉のことも、火の粉をはらって、目をつぶっていればいいと思っていました。

   

ですが、よく考えると、ひとつだけ、

これまでの人生の中で、他のどの体験とも違う、自分はこのために生まれてきたんじゃないか?と思う出来事がありました。

それが、

初めて親になったときの感覚でした。

誰かに言われたわけでもなく、何か影響されたわけでもなく、親になるまでは子どもも別に好きじゃなかったんですが、

日に日に、この子に出会って育てるために自分は生まれてきたんだと感じるようになったんです。

とにかく、楽しいんです。眠いけど、疲れるけど夢中になれました。

その気持ちは今も親子の距離感は変わっても変わっていません。

 

そう思って振り返りますと、父や姉との関わりは、反面教師として自分の子育てに大いに影響をしています。

我が子に勉強をさせよう、そのためには厳しいことも言わなければけいけないという思いは両親と一緒です。

ただ、その目的は人生の選択肢を多く準備するためであり、高校受験からは自分の進む道を自分で決めさせる形をとりました。

といっても子どもは、先がちゃんと見えていたわけではありませんでしたから、結局親がこっちがいいよ、という方に進んだわけですが…

そして、進むと決めたら絶対成功させるべく親も全力投球しました。子どもを成長させるには、成功体験が一番なので、親が先に放りだしてはいけないという気持ちもありました。

この辺の力の入れ方は、正直ワタシの方がずっと入っていましたし、親子の距離も近かったです。

ワタシの子ども時代は、力は入れてもらってなかったですね…ワタシよりずっと力を入れてもらっていたはず?の姉もそんなに変わらない学歴になりました。

その力の入れ方の違いが、ワタシの学歴と我が子の学歴の違いに表れています。

   

また、子どもが大きくなってくると、親の方が間違えたりするんですけど、

親の方が間違えていたら謝る、知らないことは教えてもらう、子どもが優れている点は素直に褒める

この辺も励行しました。

親と子って、いろんなタイミングで子どもと能力が逆転していくんですけど、無理に抗わないようにもしましたし、

親にとってカッコ悪いこと(今回の姉とのトラブルみたいな)も、刺激的にならない範囲で事の顛末を子どもたちに話しました。

これらについては、父も母も最後までやりませんでしたね。。。でも、子ども当時のワタシでも気づいていたし、子どもって気づいたうえで知らんぷりするんですよ。

親の美学なのかもしれないけれど、本当はちゃんと言ってほしかったな。。

 

そういえば、

父が、一度だけ本音を言ってワタシを褒めてくれたことがありまして、、、

まだ我が子たちが幼稚園に上がる前のことです。当時のワタシは、はりきって先取り教育をしていて、どんどん吸収していろいろなことができるようになっていく孫の様子をみて、父がワタシにこういったことがあります。

「こんなに小さい子たちが、こんなにいろいろなことをどんどんできるようになるなんて考えもしなかった。自分もそうやって子どもを育てればよかったなぁ。」と。

え?それワタシの前で言う?

父にそう言われてワタシがうれしくなったのは言うまでもありません。遠まわしとはいえ、褒められたとことが本当になかったけなされたこともありませんでしたけどので。

と同時に、

まだまだ。こんなもんじゃないよ、あなたの子どもたちより数倍素晴らしい子を育てるよ。と心の中で思ったのが昨日のことのよう。。

自画自賛大爆発ごめんなさい

  

他にもたくさん…

こちらの「記憶に残る子育て」もまさにワタクシ自身に全く経験がなく残念に思っていたこと、、、

また、

姉の「親には18年間しか面倒を見てもらっていない」という言葉も、実際大学院まで行かせて、子どもに言われたら相当ショックでしょうから、そういう子を育てない(=親子は普通に仲良くする)という気持ちもありました。

 

そんな反面教師だと気づけば、   

両親の死・姉とのトラブル・我が子のダブル受験が重なったのも、何を優先させるかをはっきり示してもらっていたという点で必然だったような気もしますし、

姉の執拗な攻撃は、ワタシが我慢をやめて「姉だからといって無理に仲良くする必要はない」と見限った瞬間になくなりました。

あの時に絶対乗り切る覚悟をし、関係を断つことを第一の優先順位としたことが、その後の我が家の平和につながっています。

このように、実は、いろいろなことのつじつまがあっているんですよね…

 

そうなんです。

姉と父とのトラブルは自分とは関係ない。なのに、どうして巻き込まれた?という疑問の答えは、

親子のやりとりの仕方で未来はこうなるよ、という一例を見せてもらい、自分の子育てにおいてそうならないよう注意せよという警告だったような気がします。

だから、ワタシだけ家族の中で”いつまでも子ども扱い”で傍観者の立ち位置だったのかな。

そう考えると、意味がないと思っていた自分の前半の人生にも、意味がありました。

    

この人生設計図の課題は、ワタシが生きている間、一生続きます。

もちろん娘が大学卒業後仕事につかないで結婚をするのも絶対なしでしたし、息子が定職につかないうちに結婚すると言い出しても絶対許しません。どんな人と結婚して残りの人生を歩むかも、とてもとても重要なポイントですから、まだまだ気は抜けません。

ワタシが超身近で見聞きしたさまざまな残念なことを、これからも参考にしていきたいと思っています。

     

はすちゃん
はすちゃん

以上、吠え発言終わります。前回から長々と失礼しました。

 

さて、

父と姉の親子関係の話に戻します。

父は「いろいろ苦しめてごめんね」と姉にきちんと言う思っていたみたいなのに…べきでした。

姉も父に対して「いろいろ苦しめてごめんね」と言っていれば、こっちは今もたぶん思ってない

それで解決したかもしれないのになぁ、と今さらながら思います。

起こったことが必然だったとすれば、その後の「ごめん」までがセットの人生設計図だったんじゃないかな。

 

あーもったいない、せっかく親子で生まれて、せっかくチャンスをもらったはずなのに。。。

それらもまた、父と姉の次回の人生設計図に書かれるのでしょうか…

 

ワタシと姉との関係も、血がつながっている以上完全に切れたわけではありません。

これもワタシの何らかの因果でしょうから、今後何か接点があっても、思い出して怒ったり恨み言を言ったりするのではなく、ワタシの方が大人になって、きっちり回収しないといけません。

覚悟ができているわけではないけれど、絶対次回に持ち越したくないので

親が上、子どもが下なわけでもない

この世では、生まれた順番は親が先でも、子どもの方が魂の年齢が高く、親の成長のために生まれてきてくれることもあるのだそうです。

なかには、わざわざその親の子どもに生まれるために、親が子ども時代のときからずっと成長を待って生まれてきてくれる魂ちゃんがいる、

とか、

親の方が、3つのハンディキャップのある子どもを育てる設計図をもっていて、生まれる前の魂ちゃんが、ハンディキャップを全部背負うのは大変だから一つだけ選んだ場合残りはどうなるのか神様に相談したところ、残りは兄弟姉妹に持ち越すのだと言われ、それはかわいそうだから自分が全部引き受けると決めて生まれた(二人の妹さんは健常者)、という胎内記憶のあるお子さんもいらっしゃるとか…

ここまで来ると泣けますね…

   

世の中、予期せぬことがいろいろ起こりますけど、

もしこれらが、自分の立てたプラン通りのハザードで、人生はそれを乗り超える課題だとしたら…

うかつに自分の人生や環境に文句など言えないし、せっかくの人生、感謝こそすれ、悩んでいる場合じゃない

っていう気にだんだんなってきたんです。

「神様は乗り越えられない試練は与えない」という言葉って、そういう意味だったの⁉

昔の人ってそんなことまで知ってたの⁉すごい

   

辛さを経て、たくさんのことを学び、成長できた時期でした。

     

あなたの人生設計図はなんですか? 

   

ワタシのとっての気づきのヒントは、

”理由もないのにめちゃくちゃワクワクすること”や、

行動を変えるまで、嫌がらせのようにいやな出来事が何度も続いたときでした。

   

皆さまが、ご自分の設計図に気づかれ、ハザードを乗り越え、ご自分の課題をワクワクした気分で果たしていらっしゃいますように。

今回も、お読みくださりありがとうございました。

 

娘の成長の様子は、時計どおりに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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