中3男子の決意 | feel my force

中3男子の決意

にたろう

「中3男子」だなんてかっこつけちゃいましたけど、息子のことです。

ちょっと気取ったタイトルをつけてしまいました。

 

息子って、ほんとに、その話今始める?っていうタイミングで結構大事な話を始める子でして…

お夕飯を作っているときだったり、眠気マックスの深夜だったり

    

息子が中学3年生になって比較的すぐのこと。

息子のお迎えの帰りにスーパーで買い物をして、駐車場に戻ってきたところで始まりました。

「ボク、言われちゃったんだよね。」

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ボク、言われちゃったんだよね

息子の学年は、おおむね女子が強いと言われながら成長してきまして、

国立小学校ですから大半のお友だちが小学校から一緒で、親も子も本人も友達も、周知の事実です。

初めて受け持っていただいた担任の先生にまで、

「普通女の子が強いのは小学校までで、中学になると体格も含めて男子が逆転するんですけどねぇ、この学年はめずらしく中学になっても女の子が強くて、男の子はそこに巻き込まれないようにうま~くかわしつつ居場所を見つけている感じですね。」

と、面談で言われました。

 

ご多分に漏れず、ウチの息子もそう。

姉のいる弟、しかも末っ子、もともと女の子と戦う気ゼロで一度も姉弟喧嘩をしたことがありませんし、外でもほどほどに誰とでも仲良くしちゃうポジションでした。

それはそれで平和でありがたいことではあります。

 

それがですね、

この日、買い物を終えて、スーパーの駐車場でなんとなくしゃべっていたら言い出した言葉がこれ。

「ボクね~、Aちゃん(小学校から一緒の同級生の女の子)に言われちゃったんだよね。

面白味ないよね

って。」

Aちゃんは、小学校入学当初から姉様気質、そのまま中学生になり、変わらずさらに?姉様。あの子ならそのくらい言うかな。。

実は、それを言われたのは、さかのぼること1年近く前だったらしいのですが、

当時の息子はその真意をひとりで考えたそう。

にたろう
にたろう

あーたしかに、男女関係なくみんなと話すポジションではあるけど、自分は好きな本ばっかり読んでるから、あいつらと共通点ないなぁ。

 と。

 

別にそれでもいいじゃない。それが個性だし、居場所もあるんだから。って、”面白味がない”と言われてすぐにワタシがその言葉をきいていたら息子に言ったでしょう。

でもすぐにはワタシに伝えなかったんですまぁ親には言わないか…よね。そして、それなりに心に突き刺さったらしく、そのときの自分に面白味を加えた新しい自分になりたいと思ったのだそうです。

ほほう。それで?

+面白味

息子が考えた+面白味は、当時流行っていたことに目を向けることでした。

具体的には、アニメ・音楽、それに、スマホのゲームなどなど。

 

ってここで並べてしまうと、まるで最初から全部ワタシが把握してたみたいな表現になってしまいますが…そうでもないです。新しい興味を持つようになったんだね程度の認識でして、それに現を抜かして成績が下がるわけでもないし、それならいいか。

ほどほどに楽しんでいるように見えました。

 

「ハイキュー!!っていうアニメが面白いらしいんだけど」「え?じゃあ一緒に観ようよ」から始まって…世の中に面白いアニメってたくさんあるんですねぇ…ということでワタシも一緒に観たり、

東大入学後のこと。日本のアニメは驚くほど海外で浸透していて、海外からの留学生さんは「日本のアニメ知ってるよ~」と話を切り出してくれるのに、真面目系東大生は逆にアニメを見ていなさ過ぎて、ボクが代表で話が盛り上がっちゃった、と教えてくれました

”この曲いいよ”と息子に教えてもらったボカロ曲にワタシもハマって、ワタクシ用プレイリストを作ってもらったり、

ボカロP時代だった米津玄師さん作の曲も聴きました

スマホのゲームは、息子からの申し出で、古くなって使わなくなったスマホを使い、アカウントもワタシの作ったアカウントだったので、ゆる~く共有して遊んだりしていまして…

元祖はすちゃん
元祖はすちゃん

要は一緒に遊んでたってことだよね

はすちゃん
はすちゃん

ふふふ。そういえば、YouTubeも国産の動画は少なくて、静止画の組み合わせが多かったなぁ。

これらは結局高校卒業までなんとな~く続きました

 

あぁ、これらを始めたきっかけは、Aちゃんのひと言だったのか~、と、あとでネタばらしされた感じです。

それでも、変にめげたりひねくれたりしないで、これが息子の考えた+面白味だとすれば、面白味大歓迎だよ!

元祖はすちゃん
元祖はすちゃん

はすちゃん、にたろう君が帰宅して夕ご飯までの小一時間、結構一緒に盛り上がってたよね

はすちゃん
はすちゃん

そうそう。いちひめちゃんが部活で遅い分、にたろう君タイムがあったんだよね。

アニメも音楽もゲームもよくできてるなぁ、はまるよなぁ、禁止なんて絶対無理よねっていうのも学んだよ

娘はこれらにハマることのない中学時代を過ごしたので、むしろ新鮮でして…いやまじで、若い子たちが夢中になるのは当然だという認識を持つことができたのは結構プラスだったかな。

   

その結果、息子は徐々に、Aちゃんグループの女子とも”話が合う子”認定されていったのだそうです。

中学生の面白味なんて、この程度。息子もちょろいし、Aちゃんもちょろい。

 

「そんなきっかけだったんだ。Aちゃんの言葉をそこまで重く受け止めて…なるほど、よく教えてくれたね、ありがとう。」

と、ワタシが言ったところ、息子が次に言った言葉がありまして…

「でもね、ボク、やっぱりこれらの+面白味だけの人間じゃダメだって、最近思うようになったんだよね。」

でした。 

ん?

息子の決意表明

「勉強も頑張ってるし、数学大好きで楽しそうだし、アニメも音楽もゲームもほどほどに楽しんでで、絵に描いたような中学生で何よりじゃん。」

と言ったところ、

「いや、それだけじゃだめだよ。今は受け身で楽しんでるだけ。ゲームだって上には上がいるってわかっただけ。ボクは、今の自分しかできないことをやってみたい。自分らしく上を目指してみたい。上を目指すために、筑駒を受験したい。

え?筑駒?

 

あー、確かに、中学に入ってから、ワタクシ、息子に言っておりました。

「いちひめちゃんが東京の医学部に受験することになったら、あなたも一緒に東京の高校を受けて、みんなで東京に引っ越ししよう。」

と。

「東京の高校と言えば、筑駒か開成か…」

と。

ただ言っただけですよ、目指しましょうという明確な目標設定で言ったつもりではなかったんですが、でも確かに言いました。

あ、あのこと、覚えてたんだ。

 

この、息子が中3春という時期は、3つ上の娘は高3でして、その時点で”東京の医学部”(って、要は東大か医科歯科なんですが)の可能性をまだうす~く残していました。

でも、かなり薄いこともわかっていまして…

 

という家族の事情を説明し、筑駒の合格可能性はそっちのけの大前提として、

「筑駒はね、国立だから合格したら行かなきゃいけない。しかも、通学範囲が限定されているから、受験時点で必ず引っ越しますという表明をしないといけない。それは、にたろう君も国立の学校に通ってきたからわかるよね。現時点でいちひめちゃんとの関連で我が家的に実現しにくい。

でも、

開成なら受験できるよ。

合格しても今のところ入学させてあげられない可能性が高いけど。」

 

「じゃあボク、開成に受験したい。」

 

決まりました。

 

こんな大事なこと、スーパーの駐車場で、母と子だけで決めるようなことでは全くなかったんですが、、、

こんな大事なことを、こんなとこで話すのがあなただよね。

お買い物したもののなかには、普通に冷凍食品もあったわけですが…そこはいいことにしよう。

 

そんなこんなで、ここから息子の開成高校受験チャレンジが始まりました。

 

Aちゃん、今どうしているかなぁ。きっと、あの言葉があんな風に影響したなんて思ってもいないでしょうし、いや、言ったことも覚えてないかもなぁ。でも、いくら友達とはいえ、なかなか言ってもらえない言葉です。

Aちゃん、”突き刺す言葉”を言ってくれてありがとうね。

と、10年近く経ってからここに書いてみる

 

たかが中学生、されど中学生。

母と息子、ちょっとずつ距離をとったり、近くしたりの毎日でしたが、

おかげで一緒に頑張る目標ができました。

サポートするよ。

開成目指しちゃうよ!

 

娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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