「駅弁医学部は職業訓練所」「地方で子育てしても都会の子には太刀打ちできない」⁉ | feel my force

駅弁医学部は職業訓練所よ⁉

子育て

息子 中3

娘 高3。

今考えても、我が家にとってこのときは子育てにおいて、子どもが生まれた直後と同じくらい気を遣った一年でした。

ワタクシ的には前半に こんなこと もありましたし

 

家に受験生が二人いるというのは、一度にすむといえばそうですけど、どちらにも最大の気を遣わないといけないので、

母親としては落ち着けない日々でした。

 

といっても、ここまで来ると本人のやるべきことは決まっていましたし、新しく打つ手もなく、

子どもたちには、やるべき勉強を粛々とやってもらうだけ。元気に過ごしてもらうだけ。

 

早くこの毎日から抜け出したいし、

でも一分一分を大事にしてほしいし、

このハードルを越えないと次のステップに上がれないし…

    

どんな表現が適切かわからないんですけど、

   

禿げそう でしたし、

禿げませんでした

髪の毛が真っ白になりそう でしたし、

なりませんでした

痩せそう でした。

痩せませんでした

 

きっとそれは全受験生のご家庭が少なからずそうでして、こういうときは正直気軽にママ友とランチにも行けません。

まぁ、行く気にもなりませんでしたけど

 

そのかわり、

中学校の保護者会でたまたまお会いしたお母さま、たまたまお隣の席になったお母さまと一緒になったときに…

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「駅弁医学部なんて職業訓練所よ」⁉

中学校の保護者会でいつものおしゃべりするママ友とは違う方とお話する機会がありました。

 

みなさん同じような気持ちでお過ごしの、いわゆる”同志”でもあります。

インフルエンザの予防注射の予約取った?とか、健康面のサポートどうしてる?とか、どんな風に過ごしてる?とか、、、そういう話でもして、気が紛れればいいなくらいの気持ちだったのですが、

   

思いがけず、そのお母さまがヒートアップしてお話されたのが、

中学や高校の進路指導のやり方についてや、子どもの将来についての不安や不満

についてでした。

 

まぁね、どこまでを学校にまかせ、どこからを家庭が受け持つか、その線引きは難しいです。

しかも各家庭でそのラインが違うので、学校の先生方は個人のニーズにある程度応じた指導をしないといけない部分もあり、大変でしょう…

そして、学校への期待が大きければ大きいほど、社会に期待する部分が大きければ大きいほど、

不満も増えていくのでしょう。

 

そのお母さまは、学校への不満・地域的な不満…過去のご自身の経験…  

ワタクシ、気もそぞろながら、真面目にお話に耳を傾けたのもよくなかったです。

それが高じて…

 

駅弁医学部なんてしょせん職業訓練所よ」

 

え~、そんな品のない言い方しちゃう?

 

この方、ご夫婦でお医者様開業医さんです。

(結局娘が進学した医学部の出身)

 

上のお子さんは娘と同じ高校の1学年下、下のお子さんは息子と同級生。お子さま二人とも医学部を目指していらっしゃいました。

 

ご自身やご主人様が通った道を否定して

ついでに、上のお子さんが現在通っている高校も否定して

地方の公立高校はだめだ、地方の国立医学部じゃだめだ

と考えていらして、

(息子と同級生の)下のお子さんを県外の有名私立高校に受験させようともくろんでいらっしゃいました。

 

なんでそこまで?地元の公立トップ高でも、東大理Ⅲはさすがに数年に一人だけどゼロじゃないし、旧帝医ならまぁまぁ合格出してるじゃん。

   

ご主人様的には、地方国立大学医学部卒は肩身が狭い

奥様的には、当時の女医さんは「君たちは客寄せパンダ」と言われ、実際そのような扱いを受けた

からなのだそうです。

 

沼が深い…(知らない世界)

 

そういう思いを、お子さんに確実にリベンジして欲しいという思いからの言葉だったようです。

 

国立小学校・中学校は、お医者様のご家庭率が比較的高く、大学病院の先生・市中病院の先生・開業医の先生…といろいろ、出身大学もいろいろで、ご家庭によってお子さんの教育方針も全然違います。

他のお医者様のご家庭のお母さまからはそんなことを伺ったことがありません。

    

ですから、この方の言い分がすべてではないですし、

いろんな背景を反映して発せられた言葉でしょうから、一概に否定はできないけれど…

 

だからって、地方の国立大学医学部をそんな風に言わなくても

とか、

地元の公立トップ高のことまで悪くいわなくても

とか、、、

 

なんだか、もやもやだけが残ってしまいました。

 

あ”~~~

そういう話をするつもりじゃなかったんだけどな…

「地元の公立高校なんてダメ」⁉

地元の国立大学医学部をディスる人がいるくらいですから、

地元の公立高校を頭からダメ出しする人は、他にもいらっしゃいました。

そういうことを言う方は大きく2パターンに分かれていて、

ひとつは地元出身の方・そしてもうひとつは、県外(主に大都市)から来られた人。

地元出身の方

地元出身の方が地元の公立トップ高を指して、絶対あそこはダメ、あそこに行ったら我が子をダメにされる、と強調される方も…ごく少数ですがいらっしゃいました。

注)我が子を地元の公立トップ高へ進学させたいと思う方が大多数です

   

う~ん、何か苦い思い出があるんでしょうか。。。

ということで、お子さんは地元公立トップ高以外の、市内の私立高校や県外私立高校を目指していらっしゃいました。

まぁ、それはそれで、ご家庭の判断だからいいけれど…あそこまで強く否定しなくても…

 

”布教”したかったのかな…それをあちこちでおっしゃっていたそうなので、最後の方は、ママ友の間でちょっと有名になっていました。

 

ワタシがブレないことが大事だ…

 

県外出身者の方

また、県外出身者でかつご自身が中高一貫校のご卒業のお母さまは、

地元の公立高校を否定 →逆算して→ 国立大学の附属中学校も否定なさっていました。

 

ご自身が中高一貫校の良さを味わって育ったのでしょう。

「下の子は附属中学校には進学させない」と、高校受験そのものも否定されていました。

そのうち、地方そのものの否定に…

うーん、地方であなたのニーズを満たす中高一貫校はないですよ

 

少数とはいえ、地方公立高校や高校受験に対する不満をここまではっきりお持ちのご家庭ってあるんですね。

  

ただ…それぞれの背景が違うのに、結論だけ短く、あそこはダメ、って言われても、正直伝わりにくいです。

ダメ出ししてくる方って、すごくアバウトに、先生がダメ(らしい)、とか、教育方針がダメ(らしい)、みたいな一般的なことしか言わないんですよね。

なんとなく醸し出す裏の気持ちを汲み取るとしても…詳細はわからない。

具体的に、○○先生のどこがダメ、って教えてよ

 

受け取る方は、よほど注意して耳を傾けないと… 

はすちゃん改めて覚悟する

とうわけで、ある程度身構えて耳を傾けたものの、これらの衝撃的なご意見をきいた直後は、

 

やや不安になりました。

元祖はすちゃん
元祖はすちゃん

えーーー?「やや」じゃないでしょ、結構不安だったでしょ

はすちゃん
はすちゃん

まぁね、いい気はしないよね…

  

当時、娘はその否定されたルートで高校まで進み、なんなら、その否定されたルートで大学進学を目指していましたし、

息子も、もちろんこのルートで高校まで行かせて育てるつもりですから…

 

この地方での子育てのダメな真意はどこ?と、疑心暗鬼になったり、  

ウチはここでやるって決めたんだから責任もってやろう、と、根拠のない覚悟の確認をしたりと、

心の中ではいろいろ揺れていましたが、

   

子どもの前で揺れるわけにもいかないので

とりあえず、今日を無事に過ごす、やるべきことを優先順位の高い順からやる、を繰り返す。

余計なことは考えない。

  

そんな毎日を粛々と過ごす毎日でした。

 

後日談。

他人のワタクシでさえ、ダメ出し話をされて「えーーそうかな?」の中にじわじわと「えーーそうなの?」が侵食してくる強烈な言葉でしたので…

   

そういうご家庭は、当然お家でお子さんに言っているわけで、 

親が家庭で”洗脳”すると、お子さんもそうなってしまうんですよね

あるお子さんが学校でもそういう言葉をお友だちの前で口にするようになってしまいました。

中学生って、まだまだ幼い

   

受験シーズンに入ったころ、とうとう

↓(小さい声はじめ)

地元公立高校を受験する大多数のお友だちに向かって「バ〇」って言ってしまって、学校の先生からきつくお叱りをうけたのだそう。

あーあ、あーあ。こんなところで家庭での親の言葉が転写されてる…

↑(小さい声終わり)

      

もちろんこれは特別な例でして、

国立の附属小学校附属中学校、こんなお子さんがめちゃめちゃ目立つくらい平和でしたし、

ウチは何の不満もなかったことを申し添えます。

            

そして、この記事のタイトルでもある「職業訓練所」という表現についてですが…

ワタシは職業訓練所で具体的にどんなことをしていて、それが医学部の教育とどう似ているのか、

どちらも実際に受けていないのでわかりません。

 

ですが、大学という場は、いえ、広義に学校というところは、将来社会人になってから通用するための学びの場であり、訓練の場とも言えます。

たぶんワタシが「品がない」と感じたのは、この言葉自体そのものと、さらにその言葉の使い方や言い方、前後の言葉をまとめて「不愉快」という袋に入れ、思いがけず”上から投下”されたからだと思います。

”投下”したお母さまは、”投下したつもりもないかもしれないし、言ったことすら覚えていないかもしれませんが…

 

ほんと、こういう強烈な言葉は普段耳にしない分、まっすぐ心に刺さってこようとするので、注意が必要です。

人生ってその後なにがあるかわからないので、そういう強烈な言葉はなるべく使わない方がいいですよ

 

そういうわけで、

負の強い言葉を思いがけず浴びたワタクシですが、良かったこともありまして…

   

地方での子育てをマイナスだと思っているすべての人に、

そうでもないよ、地方育ちでも勝負できるよ、と言える結果を出せるよう頑張ろうと覚悟が改めてできた

ことです。

  

これまでも書いてきましたように「地方公立高校だからダメ」ということはありませんでした。

東大でも、息子の同級生や先輩後輩の皆さんが、中上位で頑張っています。

 

地方国立医学部は肩身が狭い…こちらについては、娘は就職したばかりですので、今後何かわかったらまたお伝えしようと思います。

 

さて、その後の地方否定のお子さま方の進路は…

いろいろですね。

どちら様のお宅もそれぞれの思いがあって、それぞれの子育てをしていらっしゃるので、細かく言及はしませんが、、、

ただ、

   

親が子どもの前半人生に深く関わる以上、親は子どもの言動に対しても責任を持つこと

他人様に迷惑をかけない人物に育てること

  

そこは、同じ親として、お互いルールを守って育てていきたいものです。

 

子どものみんな、お疲れ様。

親の皆さまも、お疲れ様です。

 

娘の成長の記録は時計どおりに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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