国立大学の附属学校では、受検の際に
転校をする予定がある場合は入学できません
という確認があります。
公立学校のような転入が基本的にはありませんので、転出されてしまうと人数が減ってしまうからです。
教育実験校として、人数が減ってしまうと授業研究に支障をきたしていまうから、というのが、理由です。
もちろん、合格後に入学辞退することもできません。
ですから、入学時点はどなたも転校する予定はないのでしょうけれど、現実は、引っ越しして転出される方はいらっしゃいました。
転出者も転入者も
いろいろなやむを得ない状況で転校されるお子さんはいらっしゃいましたし、逆に転入してくるお子さんも若干名いらっしゃいました。
人数的には、息子のときも娘のときも、小学校でそれぞれ3人くらい、中学校ではそれぞれゼロか1名くらいかな。
引っ越し先にも国立附属学校があり、受け入れ可能だった場合、面接や試験をしてもらって、移ることができるようです。
息子の同級生で小学校3年生で転入してきたお友だちも、たまたま空きがあって、面接を受け、合格して転入することができたと、お母さまがおっしゃっていました。
娘のお友だちで、中学1年修了時に転出したお友だちも、試験を受けて合格し、他の国立中学校へ転出していきました。
ちなみに、転出した方の行先はどなたも東京ではありません。
留学など
お父様の留学や、ご本人の留学などの場合は、ちょっと様子が違います。
1年だけ海外にご家族全員で行くことになった場合でも、
国立附属学校を、一度退学しなければならない
という規定なのだそうです。
退学⁉
Aちゃんの場合
Aちゃんのご家族は、1年間のお父様の海外留学が決まりご家族で行くことになったのですが、
1年後に転入させてもらうことを約束したうえで、一度退学して、海外に行かれ、
ちゃんと1年後に復帰されました。
おかえり!
Bちゃんの場合
Bちゃんのご家族は、Bちゃんが小学校2年生のときに海外に行き、小学校6年生のときに日本に戻ってきたのですが、
転入されることはありませんでした。
別に、人数がいっぱいだったわけじゃないんだけどな…
小学校6年生のときは、地元の公立小学校に通われたようです。
どこが違うのかな…?
Cくんの場合
Cくんは、中学3年生の1学期に、3か月だけ海外留学をしました。
秋からはまた戻ってくるんだね!
と思っていたらなんと…
戻ってくることができませんでした。
えぇぇぇぇっ?
これについて、学校から保護者への一般的な説明はありませんでしたが、
ママ友の方々から伺った話を総合すると、
「長期休み」ではなく「退学」して海外に行ってしまったため、
戻る方法がなかった、
「自己都合で退学」したので、戻ることを先生が許可してくれなかったのだそうです。
まぁ、「長期休み」も変か。義務教育だから「休学」もないのかな?
Aちゃんみたいに、ちゃんと学校と話をつけてから行けばよかったのか、
ご家族の都合ではなく、本人の都合だからなのか…
Cくんのお宅も、「軽く海外留学」してきたつもりで、もとの学校に戻ってこようとしたら、いきなりダメと言われて困った的な話も耳にしました。
とにかく、Cくんはこの学校での卒業はできませんでした。。。。
小学校から一緒のお友だちだったので、なんとも残念な話でした
一度出てまた戻ってくるのって、いろいろ難しいことがあるんですね。。。
いつもの半分以下のボリュームなんですが、ネタが尽きてしまったので
今日はこれでおしまいです。
今回もお読みくださりありがとうございました。
娘の成長の記録は時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。
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