中学では、内申書で大きな穴を作らないことが、最重要目標のひとつでした。
って書いちゃうと、鬼母みたいですが…
別に、我が子に、
内申で、いい点とって来なさい!
って発破をかけたわけじゃないですよ(それだけで取ってきてくれたらいいですけどね…現実は…)
ただ、
高校受験をする以上、内申書に何を書かれるかはとても重要なので…
しかも、子ども本人より、ワタシの方がその重要性をわかっているつもりだったので…
親であるワタシが気にするようにはしていました。
大まかな目標を決める
まずは大まかな目標を決めます。
- 学年の終わりは、通知表で満点をめざす
- 委員か係を何かやる
- 特記事項欄に書けるものを毎学期作る
- 休まない、遅刻しない
これを3年間続けると、おそらく内申書もそれなりに埋まるだろうと思い、そのように助言しましたし、サポートもしました。
がんばろう!
学年の終わりは、通知表で満点をめざす
息子は小学校の時から、成績を、1学期→2学期→3学期と上げていくタイプでした。
3学期はその学年で一番いいのですから、次の学年に上がったらそこからスタートするかと思いきや、
新しい学年になると、なぜか必ず下がりまして、再スタート。
中学入学後も、1学期の成績が思わしくないのをバネに、また、2学期・3学期と上げていき、
中2の1学期は下げて、また2学期・3学期と上げていき、、
中3の1学期はまた下げて…
でも、注意!
中3は2学期までの成績が内申書の点に反映されるから、2学期頑張って!
みたいな点の取り方をしていました。
同じような傾向が高校でもありましたし、
さらに言うと、
中学3年間の中で、中学1年が一番低く、中学3年の最後が最も高い、
高校3年間の中では、高校1年が最も低く、高校3年の最後が最も高いという、
学校単位で考えても、成績の上がり下がりに同じような傾向のある子でした。
そういう傾向がつかめたので、ワタシも一喜一憂しないですんだといいますか…
傾向をつかむのは、親の精神状態を正常に保つためにも、おすすめです
こちらが、中学1年から3年までの通知表の点数の部分です。

1学期は結構4が多いですね。。。
通知表の点数は、結局は定期テストの点数で決まるので、特に主要5教科については、定期テストでは各教科8割を切らないこと、トータルで9割を超えることを目標としました。
結局、トータル9割を超えたことは半分もありませんでしたが…
学年順位でいいますと、1番から10番までの中にはいました。
学年順位はですね、、、高校の時と比べますと…
高校の方がよくてですね、中学の時は、上位グループのうちの一人、くらいのポジション。
内申点で満点をとることが目標でしたので、別に1番じゃなくてもいいというのはわかっていたのですが、
1番を取った時でさえ、ダントツ1番ではなかったです。
そういう子なんですよね…端的に言いますと。
タイプ的にも、基本的には真面目だけど、好きな科目はのめりこむようにしてやっても、そうでないものはそこそこやってなんとか凌ぐタイプでして、
定期テストの点数も、数学・英語・理科で9割以上取って、国語と社会でなんとか8割をキープ、その出来ぐあいによって、トータル9割を超えたり超えなかったりを繰り返しました。
たぶん、真面目君&真面目ママなら、不得意科目もちゃんとお勉強して、総合的にバランスよく得点することを目指すと思うのですが、
それはやらせませんでした。
こちらが無理強いして言うことをきくタイプではありませんでしたし、
その点数で(1年の1学期以外は)国語も社会も通知表で5をいただいたので。
ただ、これをお読みの方にお伝えしたいのは、
中学のスタイルは高校でも引き継がれる、つまり、中学でそんなに好きじゃなかった科目を高校で好きになることはなかったですし、
もっと注意しなければいけないのは、
中学で好きだった科目でも、高校で難しくなると点が取れなくなることがよくある
ということです。
特に数学と理科はその傾向が大きいです(←これは、我が家の場合で言いますと、オールラウンダー型の娘がその穴にはまりかけました)。
ですから、中学で好きだと思っている科目こそ、ただ学校のテストで点をとることだけを目標にするのではなく、深く広く学んで、高校での勉強につなげて欲しいなと思います。
委員か係を何かやる
次に、クラスあるいは学年の役員や係について。
中学というところは、クラス全員が何かの役をやるようになっていて、その内訳は、半分は委員会・半分は教科係です。この欄は必ず埋まるので、本人のやりたいのでOK。
息子は、図書委員とか、保健委員とか、、数学の教科係をやっていました。
ワタクシ、独断と偏見で、委員会の方が格が上のように思っていましたが、
教科係は、毎回先生の所へ御用聞きに行くので、好きな先生の時は楽しい、先生と仲良くなれる、と言っていました。
生徒会は別に立候補します ← 息子は、これには全く興味なし
それ以外に、イベントの実行委員がありまして、こちらは上記の役と兼ねてなることができます。
これには立候補して、何度か実行委員になったのですが、家での作業量もかなり多く、ボランティア要素強め。勉強そっちのけでやっていたので、これは、内申書のためとかではなく、好きじゃないとできない役でした。
(親としては、まぁ、手を挙げて引き受けたのなら、最後まで責任をもってやりなさい、レベルの熱量)
※地方の公立トップ高で同級生になった公立中出身の皆さんは、おしなべて生徒会や委員会の委員長をしていました。
特記事項に書けるものを毎学期作る
次は、特記事項の欄です。
特記事項は学期ごとに記入欄があるので、毎学期ごとに何か書いてもらうことがあればいいのですが…
息子の場合は、
1学期は3年間とも、空欄。
2学期は、夏休みの宿題の結果でいただく賞など
3学期も、夏休みの宿題の県大会での結果でいただく賞と、2学期に学校代表になった作品(
書写や作文)の結果の賞
ということで、夏休みの宿題は、そこそこまじめに取り組ませました。
中学の夏休みの宿題といいますと、テーマとしては小学校とたいして変わりなく、
作文か絵か、自由研究です。
小学校から引き続いて、夏休みが始まったら何をやるかを決めさせまして、、、
まぁ、でもこれが、本人が選んだにもかかわらず、なかなか進まない。
進捗は一応ワタシも気にするようにしていました。
放っておいても、本当に進まないので
これにプラスして、英検ですね。
戦略的に、毎年英検取得を書いてもらいたかったので、
中1で英検3級、中2で英検準2級、中3で英検2級を取らせました。
英検の合否発表の時期との兼ね合いで、1学期に受ければ2学期に、2学期に受けると3学期の欄に結果を書いてもらえました。
(我が家の場合は、3学期に英検を受けて上の学年の1学期で申告すればよかったということですね…今ごろ気づきました)
当時の息子の忙しさや興味を鑑みて、その上は難しいなと思ったので、彼の英検の資格はここまです。
ただ、今思うに、高校になってからも準1級など、上を目指させればよかったです。英語は入試にも役立ちますし、大学に入ってからも絶対必要ですし、…。
「ワタシが受けなさいって言わなかった。受けておけばよかった。」
と、息子が大学に入ってから言われました。息子にしては珍しく他力本願的な物言い。。。
と、いいますのも、息子も娘も、ワタシの教育方針について後から異議を唱えることはほとんどなくて、
これに関しては、ぶっちゃけワタクシも息子に言われて気づきました。
どっちかというと、高校までは親の言うとおりに勉強しておけばまぁまぁうまくいくと思わせちゃった我が家的教育なので、、、あなたが気づいてないんだから仕方ないでしょって言えないのよね…
反省しております。
気づかなかったの…
次の子のときはそうしよう!(次は、ない)
休まない、遅刻しない
休まない、遅刻しないは、
当たり前のことではあるのですが、当たり前のことを当たり前にやるためには本人の自覚と家族のサポートは不可欠なわけでして、
体調管理はもとより、朝は放っておいても起きませんから、必ずワタシが起こすようにしました。
お友達の中には、朝6時半より後に降りてきたら朝ごはんなし、というルールのご家庭もあると、息子がきいてきまして…
他人様のご家庭のルールなので、ワタクシがどうこう言う立場ではありませんが、、、
正直、なかなか厳しいルールだし、我が家ではとてもできないと思いました。
また、
別のご家庭では、なかなか起きないので、毎朝バトル!とおっしゃっていたお母さまもいらっしゃいました。
が、
我が家は戦う猶予もないくらいワタシもギリギリでして…
朝起きない問題は、ママ友共通の話題でもありました。
親は、これらを気にしながら子どもの中学3年間をサポートします。
ここまでするのは中学までですから、親の方も大変ですけど、ぜひ心残りのないサポートをしてあげてください。
ところで、たぶんどなたも疑問を持たれるのではないかと思うのですが、
学校がつける内申点の分布って気になりませんか?
先生が5段階に分けて評価する以上、そこには先生の判断が入るわけで、、、
親としては大きな関心事でもあります。
次回は、そんなお話を。
今回もお読みくださりありがとうございました。
娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。
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