【中学校の内申点が決まりました!】二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

内申点が判明する!

にたろう

中3の二学期もあと1週間。

この時期の我が子にとって、ある大事なことが判明します。

それは、内申点。

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内申点の扱いは都道府県によって変わる

中学3年間で一番気にしたことといえば、最終的に高校へ提出される調査書の内容でした。

 

調査書の項目は、

前回書きましたように、開成高校みたいにシンプルな調査書もありますが、

開成高校進学だけを考えて勉強していくわけではありませんので、一般的な調査書で悪目立ちしないことを目標にしました。

         

どの高校へ進めるか全くわからない状況で中学3年間を過ごす…

イコール

通知表の目標点数をとっておくことが、ひとつの心の支えだったんです。

 

我が子の話の前に、各都道府県の高校入試で、内申点がどう扱われているのか調べてみました。


いつの何段階計算方法満点
東京都中355教科×5+実技4教科×5×265
神奈川県中2・中35(中2)9教科×5+(中3)9教科×5×2135
北海道中1~中35(中1)9教科×5×2+(中2)9教科×5×2+(中3)9教科×5×3倍
315
宮城県中1~中35(中1)~(中3)5教科×5+実技4教科×5×2 を3年分195
愛知県中359教科×5×290
大阪府中1~中35(中1)9教科×5×2+(中2)9教科×5×2+(中3)9教科×5×6倍450
広島県中1~中35(中1)~(中3)5教科×5+実技4教科×5×2 を3年分195
福岡県中359教科×545

ざっと見ただけでも、各都道府県の計算の仕方が、少しずつ違いますね。

 

中1から・中2から・中3だけの都道府県、

実技4教科を2倍する都道府県など…

     

一般的には、公立高校の入試の合否は、この内申点と、入試当日の点が総合されて決まります。

 

各都道府県の教育委員会が、選考方法の詳細を開示していますのでそれを見てみましょう、、、

東京都は

東京都教育委員会HPより

こんな感じ。

 

福岡県は

福岡県教育委員会HPより

 

となっています。

う~ん、これ、ちょっとわかりにくいですね…図にすると

 

https://fukuto.jp/fukupedia/workings/ より

ということみたいです。

 

要するに、縦軸と横軸に当日点と内申点をとり、A/Bボーダーを決めて、A群・B群を分ける。

これによって、合格者を決め方を変えるという方式ですね。

そして、

A群とB群のボーダーラインは、校長が定める一定数とする 

と書いてあります。

 

この時点で、A群に入った生徒は合格、

 

B群の選考は、

評定の数値以外の記載事項を重視しながら、(中略)、総合的に判断する。

となっています。

つまり、各高校に、ボーダーラインや選考の基準が委ねられているということ。

   

これは、面白いですね。

例えば、極端な話、ウチの高校は内申点重視にしよう、とか、当日点重視にしよう、

あるいは、

英語が得意な子を優先しよう、部活で結果を出している子を優先しよう…

などという高校のカラーを、高校入試の選考基準に入れられるということ!

 

我が子が国立中学校だったので、ワタクシ、内申点の考え方にはちょっとした思いがあったんです。

それは、つまり、

中学校間の格差を考慮して選抜してほしい

ということ。

 

穿った書き方でごめんなさい。

でも、我が子たちが通った中学校は、中学受験をして入ってきた、”地域の頭のいいお子さんたち”が入ってきているので、県内中学生が受験する共通テストでも、当然学校平均点が高いんです。

でも、内申点のつけ方は同じなので、、、(お察しください)

 

我が子の通う学校の内申9割のお子さんと、公立中学校の内申満点のお子さんとを、

一概に横並びで比べることはできないのでは…

  

と、ずっと思っていました。

それが、この選抜方法ならある程度裁量されるということなので、

うれしいシステムですねぇ!

 

A群に入る=合格、B群に入る=調査書の詳細を考慮して合否を決める

というのもいいですねぇ(って、はすちゃん偉そうです)。

 

我が子たちの入試当時も、

生徒会の役員をしておいた方が高校入試の時に有利である

などと、まことしやかに噂する保護者の方が人がいらっしゃったんです…。

 

正直、地域のトップ高を受験してくる生徒さんは、皆さん生徒会の会長だったり、委員会の委員長だったりするわけで…

(実際、高校に進学してみると、各公立中学の生徒会役員などをやっていない人の方がレアだったみたいです)

そこを比べることはできないんじゃないの? とか、

あるいは、それをどう点数化するの?

ってマジで思っていました。

 

ですから、

B群に入った人については、調査書の詳細部分の考慮をしますよ

と、はっきり明記してあると、

受験生としては準備をしやすいんですよね。

 

修猷館高校の自由な掲示板によると、内申点が8割あれば、あとは当日点勝負、というような書き込みがありました。

おそらく、内申点のボーダーが低めで、当日点のボーダーが高いのでしょう。

 

まぁ、もちろん…

そもそも、こんなことを気にしないだけの圧倒的強さで、高校入試に臨みたいものですが、、、

 

いえいえ、、

それも知った上で、内申点と当日点を何点ずつとればよいのか、が、一つの戦略になってくるのが公立高校の入試なので、、親も知っておくことは必須です。

 

たかが、こんなこと、されど、こんなこと。

  

一般入試・特色入試などによっても計算方法が変わってきます。

上記のように、選考基準は各都道府県の教育委員会のHPなどに載っていますので、

お子様が公立高校を目指されるご家庭は、お住まいの都道府県の選抜方法をお調べくださいね。

 

中3二学期の三者面談で

さて、このようなことを念頭に置いて、面談に臨みます。

 

どきどき…

 

面談では、まずは内申点の開示をいただきました。

これは中学卒業時にいただいた通信簿でして、調査書ではありません。

(調査書は、本人だけに下書きを見せられ、OKの返事をしたと言っていました)

  

内申書の点数評価は中3の2学期まで。

Bが混ざっていますね~、ま、

点数は満点だったのでOK。

 

お疲れ様!よく頑張ったね。

 

お疲れ様、ワタシも

 

内申点開示の次に、開成高校ともう一校の受験予定の高校の願書の作成をお願いし、

最後に、調査書に記入する内容の確認がありました。

(これも、事前に本人に調査がありました)

 

他に記入してほしい事項があれば、言ってください、

空手の有段者であることを申告したところ、

証明できるものを持ってきてくださいとのことでした。

 

あ、そうです、英検もCertificateを証明書類として学校へ持って行かせました。

すご~く細かいことなんですけど、

英検は年3回。第一回が6月、第二回が10月、第3回が1月に実施されます。

 

うちは、中学卒業までに英検2級取得のつもりで受けさせてきたんですけど、

第二回を受けると、学校へ申告する時(11月終わり頃)に合否がわからないという状態が発生してしまうんですよね…

娘の時に、そんなぎりぎりのタイミングになることがわかっていたので、

息子も、一学期のうちに受験させました(このタイミングでも、一学期中の実績としては書いてもらえません)

   

このブログをお読みのお父様お母さまは、そんなことも、ちょっと頭に入れておかれるといいかもしれません。

 

調査書の内申点以外の項目対策

さて、

ここまで内申点のことを中心に書いてきましたが、

 

一応ですね、、、

評点以外のところも真っ白にならないよう、あるいは、欠席や遅刻がめちゃめちゃ多いということがないように注意しました。

   

息子は、生徒会役員に全く興味がなく、その方面で書けることがありません。

また、委員会の方も委員長をやっていませんで…

いわゆる、かぐや様は告らせたい 白銀御行ポジションではありません。って誰もそんなこと想像してないか (^_-)-

   

その分、”事実の記録”の欄が、ほどほどに黒くなるように、ということは意識していました。

  

あーこれでやっと、中学の卒業が見えてきた!

 

ちなみに、高校の調査書はもっとシンプルですし、大学入試では(願書と一緒に提出はしますが)、完全に当日点だけの勝負でしたので、

息子が高校に進学してからは、校内の成績や”事実の記録”を埋めることに頑張る必要はありませんでした。

(高校の時の学校の成績については、こちら

 

ということで、

 

母親であるワタクシが、我が子のコンクールの入選だの、検定合格だのを気にする日々は

これにて、卒業しました!

 

Yeaaaaaaaaaaaaaaaaaah!

 

今日の記事は、!マーク多めでした。お目汚し失礼しました。

 

娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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