にたろう的に、
これまで入試を経験したのは、
- 小学校
- 中学校
- 高等学校
- 大学
の4回でして、
(結局全部じゃん)
入試前に学校を休んだのは、
1回。
それが、開成高校の入試の前です。
私立高校3校を立て続けに受験
にたろうは、第一志望の公立高校以外に、3校受けまして、
受験日の順番としては、
①にたろう的に行ってもいいと考える、県外だけど家から通える、偏差値が第一志望の公立高校より高い私立高校
↓
②中学校が勧める絶対受かる地元の安全校(行かせたくない)
↓
③開成高校
でして、
この3校の受験が1週間以内にありました。
2校目の入試(木曜日)の後、金土日を挟んでの週明けの火曜日が開成高校の入試でして、
開成入試前日の月曜日は移動日なのでお休みするとして、
金曜日、どうする?
みんながきっと、和やかな空気になっているだろうというのが容易に想像できてしまって・・
ということで、
ねぇ、金曜日、学校休もうよ
って、ワタクシから提案しちゃいました。
それまでは
我が家としても、本人としても、それまでは入試の前に大事を取ってお休みする、のは基本的にはNGと考えていました。
と、いいましても、大きなポリシーがあったわけじゃなくて、
必要以上に大騒ぎするのはやめよう、
なるべく普段通りにさせたい、
というだけですけど、、
例えば、小学校受験の時は、入試当日だけお休みする、それ以外は元気に過ごす
ということも、本人の余計な緊張を生み出さないことかな、
と思ったからですし、
中学校受験の時は、(行って受けて来ればいいだけの)気軽な試験でしたので、
そもそもお休みする必要がなく、
第一志望の公立高校の受験も、みんなと同じように過ごす、先生からきちんとエールをもらって送り出してもらう
ことが必要だと思ったので、お休みは考えていなくて、、
東大の時は、高校が自由登校になっていましたが、本人の意思で出発前日まで学校で勉強してくるスタイルを貫いたわけですが、、
開成高校受験の時は、
日程的にきっと(みんなにとっては一つめの)私立の受験が終わって、ほんわかしちゃってるだろうなということに加え、
クラスの一部の外野くんたちが、にたろう君どこ受けるの?ってちょっと騒がしくなっていたらしく、
まぁ、わざわざ行かせなくてもいいか、ってなっちゃったんですよね。
そんなわけでして、体調を崩さないようにするために、とか、インフルエンザにかかったら困るから、が、今回のお休みの第一の理由ではありませんでした。
毎年のように
特に大都市の中学受験関連で、毎年話題になるのが、
「入試前に学校を休みますか?」。
そんなの、そのご家庭が決めればいいことだし、
決めたら貫けばいいし、
他のどなたかのアドバイスが、どれだけの意味があるの?
とは思うんですけど、
たぶん、
休ませたい親、VS 休みたくない子ども
とか、
休みたい親子 でも、周りの目が、、、
とかが迷うポイントなのでしょうね。
わかりますよ、
中学受験といえば、1月から始まるので、下手をすれば冬休みのあと、そのまま入試が終わるまで何週間も休まなければいけなくなります。
そんな長い期間をお休みする強い理由…
インフルエンザとか体調管理?それとも、義務教育だから?学校のカリキュラムを私的な理由で休む罪悪感?
いえいえ、そうじゃなくて、
やっぱり、友達の目だったり、言葉なんじゃないかな…
みんなが同じように受験するなら別に説明は必要ないけれど、
中学受験は、みんながするわけじゃありませんし、受ける学校も違う。
お互いにまだ小学生ですから、なにげない、でも、心ない言葉をもらってしまうこともあるでしょう。
それが噂になるのもいやだし、仮にたった一人のお友達からでも、何か言われるのはいやでしょう。
ワタクシ、地方在住ですので、そもそもこういう問題には疎くて、
できれば学校には行くべきと思ってましたが、
息子の、この開成高校受験前の、たった一日だけの休みにも気を遣ってしまった経験を経て、
考えが変わりました。
実際、このお休みした金曜日に、一番最初に受験した県外私立高校の合格発表がありまして、
ここは他にも数名のお友達が受験していましたので、、
ちょっとしたお祭りになったそう。
いやごめん、そこは合格して当然のところだから。
今浮かれるわけにはいかないから…
少しでも学校に行くことに関して危惧する気持ちがあるなら、
躊躇せず休んだ方がいいですよ
大事な入試の前。
メンタルが一番大事です。
迷っているあなた。
迷っている時点で、たぶん気持ちは決まっているはず。
親しか決めてあげられませんし、親しか責任を取ってあげられませんから。
中学生なんて、まだまだ自分で判断なんかできません。
自分で決めた!なんていっても、どれだけ想定して決めているか…
本人と話し合って決めたつもりでも、予想と違うと察したら、すぐに変更してもいいよ、くらいの大らかさを親が見せてもいいです。
別に、物分かりのいい親を演じる必要はないけれど、いざというときにお子さんの一番の味方でいてあげてください。
受験って、最後は、メンタル勝負なところが大きいです。
目標は
当日いつも通りの気持ちで受けてくることができること。
のみ!
もちろん、実力をつけるのは普段からの努力ですよ。でも、最後にそれを支えるのは本人のメンタルなので。
他人様は、メンタル点はつけてくれないけれど、
親は、我が子のメンタルを含めての子育てを要求されるので…大変ですよね…
まぁ、他人様にメンタル点なんて、つけてもらいたくないか。
さて、
ちなみに、担任の先生に、
「勝手ですが、金曜日もお休みさせてください」と言ったところ、
「承知しました、頑張ってください」
とだけ言われました。
先生にも、感謝。
娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。 どうぞ いちひめ もご覧ください。
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