このブログでの息子は高校受験真っ只中ですが、
現在、リアルの息子は、東大工学部の3年生でして、
(東大は駒場の教養を経るので、今のことを学部1年と言うらしいです。わかりにくい。)
今年も、進学選択の季節が終わろうとしています。
昨年は、正直我が家のことだったのであまり書けなかったのですが、、、
今年は、息子と同年齢の1学年下のお友達、つまり一浪組が続々と第一段階で進学先を決めて、
それがまた、あまりにも素晴らしいので、
他人様のことながら、書いちゃおうと思います。
進学選択の仕組み
進学選択、いわゆる進振りは、東大生になる=避けられないカリキュラムでして、
東大入試において、競って競って、競わされて合格した東大生が、
今度は東大生同士で競わされて、大学2年生の秋学期から進む学部学科を決める、
なかなか過酷なイベントです。
進学した学部学科をきくと、東大生の皆さんなら、みんなわかる、
中の人カースト
みたいなのが純然としてあるそう。。
こわい。。
進学できる学部学科がほぼほぼ保証されているのは、文科一類→法学部・理科三類→医学部だけで、
その他の人は、東大入学後いったんリセットからの、単位&優(+秀)の取り合いで、点数づけされ、
その点数の高い人から第一志望に行ける確率が上がっていくという、
過酷な点数の取り合いです。
母校の…
でまぁ、ここからは完全なる、はすちゃんの思いですが、
地方出身者の弱気、とか、東京に対する畏れ、とか、をトータルに考えて、
地方出身者が、晴れて東大に合格した、合格はしたものの、実際通用するのか?
というのは、ちょっと気にかけていました。
だって、よく言われるじゃないですか、地方にいると、井の中の蛙…って。
地方出身者が東京で暮らすということ自体、そういう面はあると思うので、
我が子のみならず、母校の高校の先輩や同級生、後輩が、東大に進学した後どの学部学科に行くのか、ちょっと興味がありました…
で、実際どうなのかといいますと…
ワタクシの知る限り、みなさん素晴らしい実績です!
(他人様の素晴らしさは、胸を張って書いちゃうはすちゃん)
どのくらいいいかと言いますと、
理科一類からの、理物、工学部の計数・航空・機情、、、
理科二類からの医学部医学科、理生、薬学、
文科一類からの、教養学部の国際系とか…
(一応、ぼかして書いたつもり…)
どこも、いわゆる底点が80点を超えるような学部ばかりです。
*学科マッチングは換算方法が学部学科によって違いますので、実際は、いわゆる底点だけ決まるわけではありません。
息子によりますと、上記に書いた工学部の学科は、単に底点の高い人気の学科、というだけでなく、
実際、この学科で共通の科目があって、一緒に履修するそうです。
つまり、大学側としても”頭のいい学生さんの集まっている学科だから一緒に教える”という認識をもっているということ?
すごいじゃん!
また、理科二類から医学部医学科に進学するためには、科類の中でトップ10必至、
からの、
点数的には最低でも90点越えがマストとされています。
正直、理三以外から医学部医学科へ進むというのは、東大理三に合格するよりも難しいとされ(人数的にも大学の授業の難易度的にも)、
東大生の中の人たちの間でも伝説になるレベル
です。
えーっ、そんな人我が子たちの母校の卒業生さんの中にいるんだ~
というのと同時に、
その人以外の皆さんも、上記の通り、
東大の中でも点数の高い人しかいけない学部学科に結構進学されていて
すごいじゃん!
地方出身って、
むしろお得?
って思えるような、素晴らしい結果でした。
で、この人たちが、高校時代はどうだったかってところですよね。
今回ご紹介させていただいた、すべての方の高校時代の成績を知っているわけではありませんが、
一部の息子と仲の良いお友達で、一浪からの東大進学した人たちは、
みなさん、浪人時代の冠模試で、夏&秋でAAと、4つAを揃えた人たちです。
勉強面以外でいいますと、
高校時代は、学校行事でリーダー役をした人、運動系部活で県大会まで進んだ人(注 進学校なので、地域の大会を勝ち上がっただけでそれなりに賞賛もの)、行事も部活も興味なしで好きなように高校時代を送った人…
などなどさまざまですが、
皆さん、息切れすることなく、
東大に行ってからも頑張ってて偉いじゃん!
もちろん、これからですよ。
これからは研究もしなければいけなくなるので、単なる点の取り合いとは違う面が出てきます。
そのうえで、いろんな人生の選択肢があるのでね…
大変だよね。
大変だけど、頑張っているお友達がいるから、
自分も頑張れる、
みたいな部分もありますから。
これからも、頑張る人が報われる人生、時代でありますように。
短いですけど、今回はこれでおしまい!
嗚呼、、他人様のことなら、気軽に自慢できるし、何の不安もなくて気楽!
娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。 どうぞ いちひめ もご覧ください。
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