二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

開成高校合格

にたろう

この、にたろうブログ、時計と逆回転で息子の成長を綴らせていただいておりますが、

すこしだけ時計通りに、開成高校合格後のことを書かせてください。

 

と、前置きをさせていただき、

前回の続きを。

 

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合格者説明会の資料を受け取る

開成高校の合格発表は、2月12日午後1時。高校内の指定場所に掲示されます。

そして、合格者は、その場で合格証明書と入学手続書類をもらって帰ります。

 

 

こちらが、当日にいただいた入学者手続き書類です(一部重なっています)。

 

今でも、

「合格おめでとうございます」

と書いてある書類を見ると、

ありがとうございます

とつい、頭を下げてしまいます。

 

ま、それはおいておきまして、、、

入っている書類は、

  • 入学手続きおよび授業料などの、お金に関すること
  • 学籍簿
  • 在学保証書
  • 名簿
  • 保険
  • 高1の地歴・理科の選択について
  • 制服

などなど

そして、

  • 入学辞退届

その中で、まず一番重要なのが、入学手続きです。

 

入学するかしないか

入学手続きは、2月13日の午前9時から正午までの3時間。

合格が決まったら、すぐに入学金などの振り込み、必要書類の記入を事前に済ませ、指定日に直接高校に手続き書類を持っていきます。

合格発表の翌日、の、しかも、午前中のみ!

(強気ですねぇ、さすが王者開成)

 

ちなみに、この時に振込む金額は、入学金30万円+施設拡充資金12万円の計42万円でした。

 

これを、急いで指定口座に振り込んで、上記の書類に記入をして、翌朝開成高校の事務局へ提出したら、

入学手続き完了!

 

考える暇なく、手続きまでさせる感じが、スピーディー☆

じゃなくて、、、

 

開成高校とはいえども、辛いところなんでしょう。

(筑駒の入試→合格発表が、開成の数日後なので)

 

ま、よそ様のお財布事情の詮索はその程度にしまして、

 

要は、入学するか、しないか、です。。。

 

我が家の場合

我が家では、息子に県外高校の受験をさせてみたい、という思いは、割と前からありました。

それは、この3年前、娘も県外高校の受験をさせた経験があること、

そして、

もし、娘が東京の大学へ進学したら、

息子も一緒に東京の高校へ進学するのもありだな、、、

と、かなり大真面目に思っていたからです。

 

実際、我が子達が通った国立中学校からは、毎年数人は県外の高校へ進学する人がいまして、、

一つ目のパターンは、早慶の附属高校へ進学し、大学にもそのまま上がる。

二つ目のパターンは、超進学校へ進学し、東大を目指す。

 

我が家の場合、早慶附属高校からの早慶への大学進学は目指していなかったので、

狙うなら二つ目のパターンですね。

 

筑駒は国立なので、辞退できないこととか、住所のしばりがあるので外すとして、

地方在住の私たちが受験できる、”超進学校”、といえば、

灘、開成です。

     

灘に進学された先輩は数人知っているのですが、開成はわかりません。

ラサールは寮がある関係で、数人いらっしゃいまして、、、

ワタシの知る範囲で、その全ての先輩方が、東大理三に進学しています。

 

(灘に進学された方は、民間の寮に入られたときいています。)

   

ちなみに、こちら でご紹介した石井大地さんは、地方国立中学校→開成高校→東大理三に合格されています。

 

みなさん、ご本人も、ご家族も、すごいなぁ。。。

 

で、我が家の場合、上の子と下の子が3歳違いですので、

それぞれが大学進学・高校進学時に東京の学校に決まったら、同時に東京に引っ越すことができるチャンスがありまして、、

 

息子には、それも想定して、中学1年の終わりから、東京の高校の受験を視野に入れていることを伝えてきました。

(中3になってから唐突に言って、戸惑ったらいけないかな、と思いまして。。。小学校から9年間一緒だったお友達とも離れてしまいますし…)

 

その時は、ワタシもついていこうと、これまた大真面目に思っていました。

 

それがですね、、、

娘が地元の国立大学医学部の推薦入試に応募することを正式に決めまして()…

時期的には、息子が中学3年の秋のこと。

 

この時点で、息子だけ東京の高校へ進学するという選択肢も事実上なくなりました。

 

入学辞退を決める

開成進学の選択肢はほぼなかった、とはいえ、

 

やっぱり、合格したことは素晴らしいことですので、

合格発表の日の夜、一応、家族の中で、なぜ開成高校に進学しないか、について話しあいをしました。

  • 目標は東大であって、開成ではない
  • 本人は医学部進学の意思がなく、東大を狙うなら理一になりそう
  • 理一なら、地元の高校からでもノウハウや実績がある
  • ワタシが、息子を15歳で一人東京に出して東大を目指させることに反対。
  • 塾なしで開成に合格できたんだから、その調子で地元でがんばれば、東大もいけるんじゃない⁉(淡い期待)

以上、結局は、親の意見です。

 

息子は、開成に進学したい気持ちも大いにあったと思うんですけど、それはワタシたちには言わず、

黙ってこちらの意見をきいてくれました。

    

本当にごめんね、でもありがとう。

これからも頑張ろう。

 

開成合格の大ニュース、そして、入学手続きをしないという重大な決定。

あの日もまた、長い長い一日でした。

 

東京に住んでいる人、うらやましいなぁ。

あの時の決断に悔いはありませんが、東京に住んでいたら、

やはり、

開成高校に行かせてあげたかったです。

 

 

娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください

 

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