二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

高校入学

子育て

下の子が高校生になるということは、我が家にとって中学生がいなくなるということ。

なんとなく、気持ちがぴしっと引き締まります。

    

予定通り

という安堵感もありました。

 

そして、

義務教育じゃない緊迫感。

 

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公立トップ校というもの

地方ですからね、田舎ですからね、

ともすれば、地元の人は、東大合格より親近感を持って

すごいねぇ

って言ってくれたりします。

 

どの辺の層の方々にインパクトがあるかと言いますと…

ご近所のおじいちゃんやおばあちゃんの層に、最もインパクトがあるらしく、

 

普段、ご挨拶程度しかしないご近所のおばあちゃまも、

ちゃんと我が家の子が中学何年生だったかを把握していらっしゃって、

高校入学からそんなに時間をおかずに、

 

どちらの高校へ行かれましたか?

 

と、 遠慮なしに 尋ねてこられます。

ワタシなんか、ご近所のどのお子様が高校生になられても、どこの高校に行かれたかなんて、面と向かって尋ねることなんてとてもできないのに…

 

正直、こういうのがあるから、ちょっとこわい。

その場では、

「すごいねぇ。おめでとうございます。」

と言われるだけですが、 

いつのまにか、他のお宅にまで伝わっています。。。

(あー…こわ)

 

同じ年代のお子さんがいるから

ちょっと時代がさかのぼりまして、子どもたちがまだ幼稚園生だった頃のこと。

家を探していた時、先輩ママに教えていただいたことがあります。

 

「一度に何件も分譲されたエリアを買うときは注意した方がいいよ。」

 

と。

その理由は、家を買う層は似ているから、お子さんの年代も近い。お子さん同士が小さい間は仲良くできるんだけど、あまり仲良くしすぎるとトラブルのもとになるし、何よりも、進学する学校がバラバラになるから、住みづらくなることもある、

と。

 

確かにね…

 

”一気に何軒も分譲”地区のいいところもあるんです。

まずは、そういうところは道も新しく作っていたりするので、景観的に整っている。

そして、やはり同年代の人が多いので暮らしやすい。

 

実際、我が家より先にそういうところにさっとお家を買われてお引越しなさっていかれたお宅もありました。

 

わざわざ呼んでいただいて、お宅にお邪魔させていただくと…

 

エリア内に小さな公園があるし、家の周りが皆さんお友達同士なので、子どもだけでも安全に遊べるしで、

一緒にハロウィンで仮装して楽しんだり、生協の共同購入をされたりと、楽しくお付き合いされていると伺い、

それはそれでいいかな、とも思ったのですが、、、

 

外から見ていてもわからないし、先のことはわからないですよね…

   

ワタシ自身、そんなに、社交的な方じゃないしなぁ…

 

ということで、    

ワタクシ、前述の先輩ママの教えを割と真面目に守りまして、

わざわざ、そういう ”一気に分譲” 地区は、意識的に外してしまいました。

     

といいましても、結局住むことになった家でも、ご近所に数件、同年代のお子様のいらっしゃるお宅がありまして、ご挨拶程度はしていましたが、

(小学校が違うこともあり)遊びに行ったり来ていただいたりの濃いお付き合いはなかったなぁ。

 

それはそれで、つかず離れずな感じで暮らせたのはよかったかな…

 

それでも、子どもたちには

「あの角のお宅までは、我が家とお付き合いのあるお宅だから、お会いしたら、ちゃんと挨拶すること!」

なんて、言ってました。

 

そうするとですね、ゴミ出しの時などにご近所さまにお会いした時に、

「お宅のお子さん、ちゃんと挨拶してくれて感心ですね!」

なーんて、褒めてくださるんです。

 

すごーく些細なことですけど、そこに土地を買って家を建てて、長い間住むって、そういうことの積み重ね…

  

我が子と年齢の近いお宅の、どちら様のお宅のお子様も、それぞれ頑張って、それぞれの道に進まれて、、、

もともと中距離だったご近所づきあい、今も、中距離のまま、お付き合いが続いています。

高校では

ご近所のことはそのくらいにしまして、

本題の、高校。

 

高校では、国立大学の附属中学校から一緒に進学した友達が多いので、

伸び伸びとやってました。

   

息子は、どちらかというと物おじせずどんどん声をかける方なので、中学からの友達のいるよそのクラスへも顔を出して、

新しい友達も作っていったようです。

 

一番喜んでいたのは、

ある程度、みんなと話が合うこと

だったみたい。

 

地方とはいえ、各中学校でトップだった人ばかりの集団です。

そこからまた競わされて、一番から数百番まで順位をつけられることは、なかなか厳しいことですが、、、

 

公立中学から来たお友達の中には、

「休憩時間に勉強していても邪魔されなくなってうれしい。」

と、マジな顔をして言っていた人もいて、

息子もワタシもびっくりしてしまいました。

(さすがに国立中学校ではそれはなかった)

 

青天井

地方のトップ校の利点としてさらに挙げるなら、

その地域の真のトップの人と出会える

ということ。

首都圏みたいに入り口の偏差値が高くないので、

また、

細かく層が分かれないので、

その地方の成績優秀なお子さんがほぼほぼ全員集まってくるおかげで、

 

数は少ないですけど、びっくりするほど優秀なお子さんに出会えるチャンスが拡がります。

 

もちろん、先輩も後輩も含めて。

そういう人たちとは、高校卒業後も、同郷のよしみでつきあいが続きますし、

何よりも存在が励みになりますよね。

 

都会じゃ当たり前のことでも、地方では珍しいこととして、

通学に1時間以上かけて、あるいは親戚のお宅に下宿して通うお友達もいた

ことも良い刺激となりました。

 

たかが、地方のトップ校、されど、地方のトップ校。

 

この3年間をどう過ごすかで、次に行ける大学が決まります。

 

娘の時の経験上、決して楽ではない3年間です。

 

 

3年後をはっきり見据える

息子は、高校受験で、この高校以外の県外の高校も受験していました(→こちら)。

全ての高校受験を終え、この高校に進学することになった今、

 

ワタシとしては、3年後は東大を受験させよう、

3年後は、絶対東京に行かせてあげよう、

という思いでいっぱいでした。

     

本人はね、この時はまだ、東大受験を具体的には考えていなかったと思いますけどね…

 

我が家の息子君、高校入学おめでとう!

全力でサポートするから、一緒に頑張ろう。

 

娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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