二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

高校生になるということー英数国以外の教科ー

にたろう

これまで、高校の英数国について書いてきましたが、

今回は、それ以外の教科について。

 

我が子達の高校の理系クラスは、英数国以外では

1年生で、世界史A、生物基礎・物理基礎、芸術科目、家庭科

2年生で、現代社会、日本史か地理、化学基礎、物理か生物、化学

3年生は、日本史か地理の続き、物理・化学・生物のうち2科目、情報

 

それから、3年間を通じて体育

というカリキュラムで学習しました。

 

芸術科目は、、、息抜き

現代社会は、No勉

情報も、No勉

 

でした。

 

推薦入試を使わなければ、学校の成績って、そんなに関係ないんです。

大学入試の願書に添付する資料のひとつという位置づけです。

 

関係ないから、やらなくていい、とは言いません。

事実、上の娘は国立大学のセンター利用公募推薦を使って合格をいただいたんですけど、高校3年の夏まではそんなことになるなんて、

全く思っていませんでした

から。

その辺の判断は皆さまにお任せするとしまして…

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理科

息子は生物が嫌いでして、1年生の時の生物基礎をなんとかクリアした後は、

自動的に物理と化学の選択になりました。

 

物理は結構好きで、苦も無く勉強していたので、かなり助かりました。

一番大事なのは、教科書。

本人ではなく、親のワタシが言うのもなんですが、教科書を隅から隅まで読んで理解することが基本です。

    

今後書くことになりますが、とにかく国立大学の小中学校は教科書を使わないというイメージが強くてですね…

息子に言わせると、

「教科書をほとんど見なかった」

と。

それ、ほんとに?まぁ子どもなんて、まわりの2,3人が肯定すると、「みんなが」なんて言うからな…

   

でも、

高校の教科書は違います。大事です。

 

もしお子さんが、学校で買わされるもの以外に参考書を探し始めたら、まず、

教科書は?

って言ってあげてください。

    

問題集は、まずは、リードα 。

そのあとは、重要問題集がメインで(←ここまでは学校で全員購入)、

 

高3になったら、それに加えて、

化学は駿台テキスト、物理は難問題の系統とその解き方で、

乗り切りました。

 

やっぱり、理系の高校生にとっての理科は、好きかどうかで選択するのが一番です。

 

社会

息子の通った高校では、事実上、理系の人のセンター試験の社会選択は、

日本史か地理のどちらかしか選択できませんでした。

    

その選択届を高1の秋に出すんですが、

息子は全くどちらにも興味がなくて…

 

結局は、数年前のセンター試験の日本史と地理を一回ずつさせて、本人が地理に決めたんですが、

勉強としては、定期テストの直前にテスト範囲の勉強しかやっていませんでした。

 

高3の秋になって、これじゃまずいんじゃないか、という話になって、スタディサプリの地理を受講しました。

スタディサプリは結構なボリュームでして、一回分の講義と演習で軽く90分はかかるんですよね。。。(受講されるならお早めに

日本史も地理も、覚える量は同じだなぁ。。。

 

結局最後まで、学校の対策授業中心の勉強でして、家で地理の対策をしていたのは、スタディサプリを観て問題を解いているところ以外は、ほとんど見たことがありません。

 

センター試験の選択科目でさえ、こんなレベルなので、

その他の社会科目は、本当に表面的に、さらっとなでただけ。

 

高校時代に社会科目をじっくり勉強する時間は…なかったようですね。。。

 

じっくりやれば面白いんでしょうけど。 

 

本人も高校時代のことを振り返って、授業はとても大切にしてきたけれど、

社会科目は大切度を低くしてしまったため、点数もよくなかった、

と言っていました。

    

好きじゃないと特にノリが悪い人なので、なかなか勉強を促すのも難しく…

    

ただ、ワタシが知る限り、そういう生徒さんって案外多くてですね、

 

その中でもきちんとセンター試験の社会科目で得点できている人は

定期テスト直前対策をきちんとしていたか、

センター直前の12月に詰め詰めで対策したの 

どちらかだったみたいです。

ご参考までに。

 

その他の科目

理科と社会以外の科目は、

本当に息抜きだったみたいで、

それなりに楽しんでやっていたみたいです。

 

情報という、パソコンを使った授業が週に1時間だけあります。

 

上の娘の時は、情報の先生がめちゃくちゃ陰キャな先生で、

生徒さんたちから、『高3の秋に、なんでこんな宿題出す⁉』みたいな反発があったりして、なんとなく不穏でしたが、

息子の時は先生が代わり、情報も楽しかったと言っていました(レポートは、ExcelやWordの文書を作る、みたいな簡単なもの)。

 

2006年ごろ、高等学校の必修科目未履修問題(→Wikipedia)というのが日本各地の高校で発覚したことをご存じでしょうか。

 

要するに、多くの進学校で、受験に必要ない科目を、別の教科に振り替えて受験勉強をさせていたことが問題となったわけですが、

     

当時我が子達はまだ小さくて関係なかったものの、

関心を持ってニュースをみていたら…

わが県の高校でも何校かで、未履修の事実があったことがニュースにでまして、

あーあ、やってるじゃん…って思ったことを思い出しました。

 

でもね、ある意味、仕方ないですよね。

それを全国の高校が”あり”として授業をしている以上、先生方に、自分たちの学校だけやらない選択肢はなかったかも。。。

 

振り替え授業を決して積極的に支持することはありませんが、

反面、知らないところで振り替えして受験勉強させてくれるなら、、、

 

でも、必修科目を振り替えたら、、、やっぱりだめよね。

 

特に情報は格好のターゲットになっていたでしょうから、学校側は、本来の形に直すために、かなり大変な思いをされただろうな、と察します。

   

未履修問題発覚を機に、

情報に限らず、受験に関係ない科目の先生は、教科を楽しめるように、いろんな工夫をされて来られたでしょう。

ありがとうございます。

 

高校は、受験勉強がメインですが、それだけではない。

それも分かった上で、、、

 

親が口出しすることじゃないですけど、

定期テスト前に、主要科目と受験に関係ない科目のどちらを勉強しようか?

って質問されたら、つい、

それは主要科目でしょ、

って言っちゃってました。

ごめんなさい。

 

などとのんきなことを書いてしまいましたが、

2024年からの大学入試共通テストでは、情報科目関連の問題の出題が検討されていますね。

   

もうすぐじゃん!

 

おまけ

最後にもう一言いいですか?

当時、うっすら思っていたんですが、

家庭科1年、情報3年というカリキュラムについて。

   

家庭科をやってくれるなら、もうすぐ一人暮らしをするかもしれない高3の時にやってもらって、一人暮らしの簡単レシピとか、一人暮らしお役立ち情報とか、そういうのをやってもらいたかったな、、、

と、思いませんか?

 

いつも以上に、勝手なこと言いっぱなしの回になっちゃいました。

今回もお読みくださりありがとうございました m(_ _)m

 

娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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