数学と並んで、いえ、数学以上に得点源としないといけないのが
英語です。
英語はツールだから…
日本人の習う英語は、受験英語だから…
って言う人が必ずいますけど、
だとしても、大学入試に必要な受験英語を無視するわけにはいかず。
英語は、文系理系問わず得点源にしないと大学合格が遠のく!
と思って、英語に触れさせてきました。
息子は、親とか、質素な暮らしとかに、文句を言わない子なんですけど、、、高校2年生くらいかな
ワタシに時々言うようになった言葉があります。
英語が母語だったらなぁ~
英語が母語って、それ、アメリカでアメリカ人の家に生まれたかったレベルのことだよ、
今ここで日本人のワタシに言う⁉
帰国子女のお友達
そのきっかけとなったお友達がいます。
そのお子さんとは高校で一緒になり、帰国子女でした。
そのお友達のお名前、実はワタクシ存じておりました。
なぜなら、、、
息子が通った国立小学校に、小学校1年生の時だけ通っていたお友達だったからです。
(息子とはクラスが違ったので、息子本人は覚えていないらしい)
さらには、息子が中学3年生の時に受験した駿台中学生テストでも、英語の成績が素晴らしく、冊子掲載されていました。
お父様のお仕事の関係で一緒に渡米し、おそらくアメリカに5~6年いたんじゃないかな…
日本に帰国してたのね!
高校で(また)一緒になりまして、、、
っていうか、英語の成績がずば抜けてよくて、いつも孤高の1番だというので
学校でもすぐに有名になったんです。
そのお友達のすごいところは、英会話力だけではなく、英作文も秀逸で、よく、素晴らしい解答例として紹介されていたところ。
そして、日本の大学入試レベルの英語のテストで成績がいいということは、
つまり国語(=日本語)力もあるというところ。
皆さまも御存じかと思いますが、
英語が話せる≠日本の学校の英語の点数がいい
ですし、
ましてや、
英語の点数がいい≠勉強ができる
ですから、そのお友達の、
帰国子女って英会話ができるだけじゃないの?→ ✖
帰国子女って、日本語上手じゃないよね → ✖
なところは、正直感服しました。
帰国子女さんが、ちゃんと教育されるとすごいことになるという例でした。
そんなお友達の影響で、息子は、
ボクも帰国子女だったら、が高じて
英語が母語だったら、
と、言い出したのでした。
息子の場合
とはいえですね、
日本にいても、親が両方日本人でも、
受験英語までなら対応できます。
ということで、小さい時は英語教材をせっせとやり、
小学校では、週一時間の英語の授業を(学校で)受け、
小5から段階的に英検を受けさせました。
英検は一年に一度。5級から。中3に2級をとるペースでやりまして、
一度も落ちることなく、予定通り中3春に英検2級を取りました。
高校英語
中学までに習った単語がせいぜい1,500語までなのに対し(教科書は1,200語)、
センター試験レベルが5,000語、二次試験レベルだと6,000~7,000語必要
と言われています。
同じ3年間なのにね。
(中学で、もっとたくさん教えてほしい)
ということで、とにかく英語は意識して触れ続けないといけないと思い、
駿台に3年間通わせました。
完全なるダブルスクールですし、高1~2年生の間は、定期テスト中でもなるべく通うようにして、
かけた時間だけ得点に結びつける
という作戦を通しました。
数学で使った参考書や問題集が高校3年間で高さ1mもいかなかったのに比べ、
英語はおそらく天井より上です。
それは、数学で言うところの、チャート式5周、みたいな勉強法だったと思います。
そして、英語の効果的勉強術を知らなかった我が家としては、たぶんこれが最善の勉強法でした。
でも、そんな勉強法しか持たない息子にとって、
前述の帰国子女のお友達の存在は、
そりゃあ、キラキラしていたことでしょうね…
どうしようもないけど、ごめんね。
サイドリーダー
学校の英語の授業は、教科書に沿って進みますが、それ以外に単語テスト、サイドリーダーのテストと、テストの数は一番多い教科でした。
サイドリーダーは、一年に10冊弱。
学校指定の薄い本を買わされ、授業ではやりませんが、テストだけは実施されます。
小説から時事問題まで幅広くやらされて、これはかなり力がついたと思います。
といっても、サイドリーダーをじっくり読む時間は、上の子にも下の子にもなかったみたいだなぁ…
高3の実力テストで
こんな感じで英語に触れてきた息子。
我が子達が通った高校には、
先生方が渾身の英知を注いで作成される校内実力テスト、
というのがあることを、何度かこのブログで書かせてもらってきたのですが、
高3の英語の実力テストで、
とうとう息子が、前述のお友達に近い点数を取るようになりました。
何より励みになったのが、英作文の点数がよかったこと。
そして、
後日配布された、採点された先生の解説に、
「素晴らしい英作文をかける子が複数人になり、これまで口を酸っぱくして英語を教えてきてよかったと心から思える出来事です」
と書いていただいたことでした。
「これ、ボクのことだよ、(^^♪」
とうれしそうに報告してくれた、息子の顔が満面の笑みだったことを、
今でも、昨日のことのように覚えています。
よく頑張ったね。
子どもの喜びは、親の喜び。
有難いことです。
大学に行っても
息子は現在東京大学の3年生です。
ここまでの大学生活で、先輩や、先生などに口を酸っぱくして言われていることが、
大学時代のうちに英語を習得しておきなさい
ということ。
おそらく先生方の中にも、英語がネックとなって活躍の場を拡げられていないという思いがあるのでしょう。
東大でも、TOEFLの無料対策や、海外への体験活動プログラムへの参加なども奨励されています。
今年はコロナで全部潰れちゃってますけど…(残念)
結局、英語はずっと必要です。
東大の大学院の入学試験にも、英語があります。
そのうち、英語で論文を書かなければならなくなるでしょう。
仮に翻訳ソフトがもっと発達するとしても、英語ができた方が何かと便利なことに変わりはありません。
英語はツール。やってあたりまえ、できてあたりまえ。
東進の林修先生は、
「アメリカ人が英語をしゃべって、英語の勉強をした、とは言わないでしょ、だから英語をやることは勉強時間に入らないんです」
なんて、メディアで言ってました。
我が子たちは、英語を学ぶことに一番時間をかけたので、そこまで言われるとちょっと…とは思いますが、
そのくらいの気持ちを親が持って、小さい時から始めることは必要かも。
早くから始めた方がいいですよ、
だし、
継続してやった方がいいですよ、
です。
娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。



コメント