二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

高校生になるということ 生活編

にたろう

にたろうが高校生になるということは、

我が家から中学生がいなくなるということ。

 

(ちょっと寂しい)

 

中学生って、中途半端に 大きくもなく子どもでもなくの不安定な3年間でしたが、

高校生は違います。

 

何が違うかって、先輩の中には薄っすらひげが生えている人もいます。

先生の、生徒に対する態度が変わります。

そして、、、

     

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先輩が大きく見える

うっすらですよ、うっすらですけど、先輩の中にはひげが生えている人がいる。

そして、明らかに おっさん 大きい人もいる。

 

あ、ごめんなさい、先輩方はなんだか、高校生活に慣れていて、楽しんでいて、ずいぶん大人に見えたんですよね~

 

ちなみに、娘が前年度に卒業しているので、娘たちの後輩くんたちなんですけど…母としては、その時は高1生の母なので、そういう目で見えてしまいました

 

そうなんですよ、高3生って、ぐんと大人びて見えるんですよねー

 

それに比べて、息子たち高1生の青いこと青いこと。

 

先生が勉強しなさいと言う

学校からは結構な量の課題が毎週出ました。

これもまた、びっくりでした。

まだ一年生だよ。

 

いや、大学受験まであと3年を切っているわけで、時間なんて全然ないんだと教えていただいたのはよかったです。

うーん、でも、娘の時より進路指導厳しいな。

 

先生は、3年間持ち上がり。

教科によっては、他の学年の先生が教えに来られたものもありましたが、基本的には学年団として組まれ、ずっと指導していただきます。

と、いうことはですね…

3歳上の娘がお世話になった先生方が、息子たち1年生の担当になられるので、

結構、(一方的に)存じ上げている先生も多くてですね、

息子は、娘からいろいろな情報を耳にしていました。

(子どもたちの情報は案外侮れません。)

 

でも逆に、息子も、何人かの先生に、

「あなた、〇〇さん(=娘)の弟さん?」

って尋ねられたといっていました。

先生に早く顔を覚えてもらえたのは、ラッキーかも!

 

そういうのは弟の特権だったかな。

 

自主自立

この学校には、校則がありません。

自分たちで考えて行動するのみ。

 

制服はありますが、服装チェックを受けるでもなく、

学校にお菓子を持ってきて休憩時間に食べてもよく、

スマホは自由に持てて、休憩時間にゲームをやっている子もいます。

 

でも、生徒さんたちは道をはずれることなく、

自分の意思で勉強し、部活をし、高校生らしい爽やかな態度で外の人と接している。。。

  

何がそうさせているんだろう?

  

自転車通学

我が家から高校までは、徒歩で10分くらいです。

なんですけど、

自転車通学の許可願を出したら、

許可されてしまいました。

 

ご近所の先輩がそれをやっていて、

また、3年前に娘が申請したら許可が下りたので、

息子も出してみたら…

普通に許可が出てしまいました。

 

もちろん、

自宅から学校までの地図は書いて出しましたし、

距離も正しく書いて出しましたよ。

   

自転車通学といえば、雨の日もかっぱを着て通うイメージ。

ですが、

我が家の子は、雨の日は歩いて通学します。

それなら、普段から歩きなよ!って言われても仕方ない距離なのに、

     

どんだけ広い自転車置き場なの⁉

っていうより、どんだけ寛容なの⁉

 

自転車通学者は、自転車の保険みたいなのには強制加入させられましたけどねでも、それだけ

 

ほんとに、ゆるっ!

 

責任も伴う

でも、子どもが高校生を続けるうちにわかってきました。

生活面で細かいことを言われない、行動もある程度自由を認められると、

かえって子どもたちは

高校生としての品格を持ち、

責任ある行動をしようとする、

ということなんですね。

 

正直、子どもたちは、校則で縛られた方が楽です。

なぜなら、言われたとおりにやれば無難だから。

 

実際、他の、いわゆる”面倒見のいい”私立高校は、校則でがっちがちに縛っているし、スマホを学校に持ってきたら、昇降口で先生に預ける、下校前に先生から返却してもらう、なんていうルールを作っていた学校もあると聞きしました。

 

その方が楽なこともあるんですよね~、生徒さんは

いえ、親も。

 

スマホ問題

上の方でも書きましたが、スマホを持ってきていいということは、休憩時間にスマホのゲームをしてもOKです。

友だち同士で楽しむのもありです。

常に、スマホを見ている生徒さんもいます。

 

これには先生方も憂慮していて、保護者会でも話題に出して、保護者の意見を求められたことがありました。それによりますと、  

  • ゲームをやめられない
  • いつまでも友達とLINEをしている
  • ツイ廃問題

など、保護者の方もそれなりに困惑していることが伝わってきました。

中には、夜9時以降はスマホ禁止にしているのに、大事な部活の連絡がその後に来る、

とか、

ゲームを禁止したら、家の前で(家に入らないで)ゲームをやっていた、

という、ちょっと笑えない事例を話して下さったお母さまもいらっしゃいました。

 

小学生じゃないんだからねぇ、

で済ませられない事情…保護者の方は、お子さんがなかなかスマホから離れるのが難しいことを憂慮している状況もわかってきました。

 

そういうのを嫌がるご家庭は、お子さんに一切スマホを持たせない方針のお宅もあり、、、

それもねぇ。ちょっとかわいそうかな。

  

子育てを試される

もう、ここまで来ると、家庭の方針も同時に試されているのと同じ。

 

我が家の方針を決めなくてはいけません。

 

高校生になるって、自由が増える分、自分の行動に責任が伴い、いろいろ大変なことも増えます。

同時に、我が子が高校生になるということは、それまで学校に投げっぱなしで良かった多くのことを、家庭でルールを決めて守らせるという、新たなミッションも増えます。

 

自主自立は、親にとっては、それまでの親の子育てが外で通用するかどうか、

子どもは自制心を今まで以上に持って行動できるかどうかを試される。

        

なかなか厳しい四文字でしたが、

我が家らしく、やろう。

 

爽やかな先輩方に、大いに刺激してもらってきてね!

 

   

娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。

 

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