東大のオンライン授業はまだ終わりが見えません。
相変わらず、朝8時半から、遅い日は20時まで。
終わった後も、レポートなどで夜遅くまで起きています。
工学部の息子は、まだ実験ができないことも、とても憂慮しています。
来月は東京に戻れると思っていたのに…と落胆気味。
地方では少しずつ戻り始めていますが、東京はまだまだ。焦りもあるんだろうな。。
ボランティアのつもりが
ワタクシごとですが、最近あることを始めました。
もともとはちょっとだけのお手伝いのつもりだったので、ボランティアでいいと思っていましたが、
なんとわずかながらも、報酬をいただくことに。
そうすると、「お手伝い」が「お仕事」になってしまいます。
お仕事には責任があり、それを果たす義務が生じます…
気軽に始めたものの、、気軽じゃない。
きっちりやることを求められます。
そりゃそうだ。
専業主婦歴20年超のワタシ、ほんのわずか社会と関わっただけで、いきなりめげてしまいました。
息子に話したら…
どちらかというと我慢してしまうタイプのワタクシ、
知らず知らずのうちに溜め込む方のワタクシ、
愚痴らない方なんですが、ちょっと口走っちゃったんですよね~。
すると、息子が気にしてくれまして、こんなことを言ってくれました。
一日の過ごし方を考えた時、朝から何も憂いもなくて、ご飯を食べて、楽しんで、夜になって、ご飯を食べて、また寝る。
自分も、試験の後の束の間、そうやって過ごしたことがあるけれど、
それを繰り返す毎日を過ごすより、悩みを抱えながら前に進む方が豊かな人生だと思うよ。
と。
辛くなったら、ボクが話をきくよ。
とも。
え?ありがとう、そうなの?いつからそんなこと言えるようになった?
息子の言葉には続きがありまして、
今の仕事は、何か得ることがきっとあると思うけれど、あくまでも時間の切り売りだから、行き過ぎたサービス残業に疑問を持つなら、我慢しないで辞めればいい。
でも、そうじゃないなら、続けることが大事。
堪えられる辛さなら、それを溜めこむ前に、
心を幸せ色に塗ってみるといいよ。
自分たちは元気だ、仕事もなんとかできている、住む家がある、家族がいる、みんな健康だ、、、幸せなこと、たくさんあるでしょ。
と。
幸せ色に、塗る。
素敵な言葉☆
幸せ色で塗るか、もっと悪かった時と比べるか
人が、窮地に立った時に自分を支えるパターンって、二つあると思いませんか
一つは、今の自分の状態は、あの時ほどひどくないから、なんとかなる、と思うパターン
もう一つは、今の自分は別の面では恵まれているのだから大丈夫、と思うパターン
ワタシはですね、あの時ほどひどくないから、とか、〇〇さんはもっと大変なんだから、
だと、かえって一緒にそっちへ引っ張られる感じで、全然前向きになれないんですよね…
だから、後者の”別の面で恵まれているのだから”パターンですね、
そうです、
幸せ色で、嫌な思いを塗る方が合っている感じかなぁ。。。
できれば上塗りして、下の色はなかったことにして、上書き保存したい人です。
ちなみに、息子も、幸せ色の上塗り系なのだそうです。
息子もそれなりにめげていた
息子と話していくうちに、彼も東大生活でめげることもあるし、嫌なことをやらされることもあるし、を、時には乗り越える生活を送っていたことを教えてくれました。
ワタシの知らないところで、いろいろと考えることがあったのね。。。
「自分は、子育てを楽しい仕事としてやってくれたお母さんに感謝してる。だから、自分は苦しい時でも、今の幸せを思い出して、続けようと考えることにしてる。
のだそう。
そんな風にまとめられちゃうと…、、あなたの方がずっと重い荷物を抱えているでしょ…
なのに励ましてくれてありがとう。
息子に励まされているうちに、少しずつ元気が出てきました。
人って、いつも過去を思い出して憂い、未来を思って不安になりがちなのだそうです。
せっかく「今」を生きているのに、「今」のことを大切にしていないと。
これからは、もっとシンプルに、今を幸せ色に塗ろう。
もう二度と長く一緒に住むことはないと思って送り出した息子と、思いがけなく2か月以上も一緒に住むことになり、
彼の成長をいろんな場面で感じています。
娘も来年は就職してしまうので、
4人で住む、最後の数か月間でもあります。もっと大切にしないと。
子どもたちの成長を近くで見られることは、本当にありがたいことです。
ちょっと今日は、親ばかモード愚痴モードの内容になってしまいました。
お目汚し失礼しました。
娘の成長の記録は、時計通りに綴っています。 どうぞ いちひめ もご覧ください。
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