高3夏といえば、天王山!
とにかくまとめて勉強するチャンス。
また、全統マーク模試・全統記述模試・東大実戦模試・東大オープン模試と、模試も目白押し。
さらに、学校も夏期課外講習をやってくれて、駿台の夏期講習もあって、、、、忙しい。
要するに、夏休みに入る前に夏休みの予定は全部決まっていないといけません。
駿台の夏期講習は、5月から申し込みが始まります。
一方、学校の夏期課外は7月に募集があります。
学校の講習をメインに駿台を間にはさむ形にしたかったので、駿台の申し込みをする際はある程度注意しました。
学校の夏期課外
学校の夏期課外講習は、家でまで勉強したくない科目 できれば学校で効率よく勉強したい科目、つまり、センター地理やセンター古典など、 それから、演習中心の東大京大向け英語・数学を受けました。
駿台の夏期講習
駿台で受講したのは、
駿台 高3夏期講習で受講した講座
東大理系数学・重心系・夏の東大古典・夏の東大現代文
でした。
東大理系数学は、森先生という駿台を代表する先生で、
「 あらゆる分野のあらゆる問題に対して丁寧かつ緻密な解法を提示する。時に感動を呼ぶほど非常に鮮やか・美しく、奥深い数学の世界を垣間見せてくれる。 」(お茶のみwiki)
のだそうです。
息子がどうしてもこの先生の講座をとりたいとたっての希望で、受講しました。
森先生は東大卒、東大院卒。理学博士。あの、東大の中でも屈指の賢い人が進む、理学部物理学科卒業(通称 リブツ)です。
東大というところは進学選択制度のせいで、大学2年までの成績によって進める学科が決まってくるため、学部学科をきくと、その人が東大内でどの辺のポジションだったかがわかってしまいます。
講座内容もさすが!という内容で、とても勉強になったそうです。
(この講座がとてもよかったので、森先生の冬の直前東大数学も受講しました)
重心系 秘められた魔力、という講座は、1日だけの講座ですが、6時間ぶっ通しで開かれます。
物理を「 通常の座標系で考えると複雑な方程式が立ち、解くのに時間がかかる上に間違えやすいような問題を、別の視点から考えることでより簡略な思考プロセスになる、つまりは手早く処理できたり間違いやすいポイントを回避できたりするというものである。 」(駿台大阪校wiki)
物理がある程度できる人向けのテクニック講座だそうですが、数学でも視点を変えて問題を眺めるのは息子の大好きなアプローチ法なので、とても面白かったと言っていました。
東大古典と東大現代文は、友達に誘われて通うことにしたのですが…
東大現代文は、講師の先生の自分語りが長く、あまりためにならなかった、と言っていました。
残念(高かったのに)。
この合間に模試が4回あったのですが、まだまだそんなに差し迫っていない時期なので、どれもチャレンジ!的な感覚で受けていました。
特に東大オープンも東大実戦も初めての挑戦だったので、(下手すると一科目10点以下のもありかもしれないと思いつつ)、できなくても慌てないで楽しんできて、みたいな無責任なことを言って送り出した思います。
実際そんなに良くなかったし その割にはよかったし (結局どっちなの?)
まぁ、何点でもとにかく受け入れて、先に進むための足掛かりにしよう、とは思ってました。
(正直、そのくらいの気持ちじゃないと、やっていられないような難しさです)
全統マーク模試については、計画的に上がっていけばいいと思っていましたし、全統記述模試は、冠模試ほど難しくないので、取りこぼしをしないトレーニングとして受けました。
そしてそして、これらの合間に、秋の体育祭の下準備にも出かけていました。
もうほんと、そのくらいの緩さがないと、なかなか40日の長丁場を定常状態で過ごすのは難しいです。
ワタシも、朝起きて、普通にお弁当を作って、送り出して…の日もあるし、途中で帰宅してご飯を食べてまた出かける…の日もあるし、雨の日は送り迎えもするし…
スケジュールも把握しつつ、彼の出かけたり、帰ったり、をサポートしました。
まぁ、完全にマネージャーですね。
私立を受験しないことを決める
現役時は、国立の前期試験と後期試験のみ受験、私立は受けない、と決めたのもこの夏休みです。
実は、彼は高校2年の冬の数学オリンピックでAランク賞をとっており、早稲田大学創造理工・先進理工への特別選抜入試の受験資格を持っていました。
特別選抜入試は秋に行われ、書類審査と面接試験だけなので、実質無試験で入学ができます。
しかも、「過去の」Aランク賞が出願資格になると書いてあるので、直近の数オリでなくてもいいのかな?かなりうれしい制度ですよね。
そんな選択肢もあるにはありましたが、
今はとにかく東大を目指そう!
ということで、本人と話し合って、今年は私立の受験はしないことを最終的に確認した時期でした。
娘の成長の記録は、時計どおりに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。
コメント