高3の秋の重要なミッションの一つに、センター試験(2021年からは大学入学共通テスト)の出願があります。
9月に入ると、多くの高校がそうなんじゃないでしょうか…、学校で取りまとめて出願の手助けをしてくれます。
我が子の通った高校では、学校が一括で願書を取り寄せて、書き方の詳しい説明を受け、家庭で記入、受験料を支払って、再度学校に提出。
学校側でチェックしたものを、一括で出願してくれます。
とてもありがたいです。
記入するときは隣に座った
それでも、やっぱり、願書の記入をするときは隣に座りました。
高校受験の時も、中学受験の時も、同じように隣に座って本人が記入するのを見ていました。
一世一代の受験ですからね。
成績開示も追加料金を払えば5月頃に開示してもらえますので、開示請求欄もレ点っと。
検定料の支払いも、ご丁寧に調べて大安に振り込みました。
(別にそこまでしなくてもいいですけど)
大学案内と募集要項
大学案内といえば、テレメール。
これは本当に便利です。我が家も、東大はもとより、東大以外の受ける可能性のある国立大学・私立大学の大学案内をテレメールで取り寄せました。
東大の場合、大学案内だけだと7月下旬から配布されているのですが、大学案内+募集要項のセットは11月に入ってからの配布なので、11月を待って請求しました。
後期試験のために、1月に入ってから請求したものも。
本当に便利です。
あ、でも、ご存じかと思いますが、大学に行けば無料でもらうことができます。
というのが、我が子の時のパターンでしたが、、、、
最近はWEB出願が増えてきていますね。
大学案内もいずれ、デジタルパンフレットのみになるのかもですね。
*東京大学が発信しているサイト キミの東大 は東大ライフを学生の視点で書いた記事が多く、面白いです。
WEB出願
京大はWEB出願になりましたね。
また私立大学はどんどんWEB出願になっていますね。
WEB出願というと、全てをWEBで済ますことができる、と空想してしまいますが、
厳密には「出願登録」をWEBでできる
つまり、
WEBで出願登録 + 検定料の支払い → 出願書類を自宅で印刷 → 出願書類の郵送
の順序は踏まなければいけません。
この「WEB出願登録」で入力した氏名や住所などのデータが出願書類に反映されますので、手書きの箇所は大幅に減ります。
また、京大は写真や受験票は紙ベースですが、センター利用のない慶應大学は写真はデータ、受験票もダウンロードです。
センター利用の大学は、大学入試センターの受験票に添付されているセンター利用票を貼らないといけないので、どうしても全部をデータだけでのやりとりにできないみたいですね。
そのうち、センター試験もデータのみのやりとりになるでしょうから、制度もどんどん変わっていくのでしょうが。
私立大学のWEB出願は、年明け早々から始まります。
つまり、センター試験直前。
一次的にサーバーが混みあって出願に時間がかかることもあるとききます。
必要に応じて、親もサポートしてあげたいところですよね。
ところで、前々から疑問に思っているのですが、、、
どうして、センター試験の結果を前期試験前に開示してくれないんでしょうね。
センター試験の結果を前期出願前に開示してほしい、けど
センター試験の結果は、5月に個人あてに戻ってきます。
ボクトツに「センター試験 結果 開示 遅い」などでググったところ、
- 1月は忙しいから個人に返している暇がない
- 大学入試センターはそれでなくてもフル稼働
- 大学入試センターの人も休ませてあげて
- 検定料が爆上がりしてもいいんですか
- 自己採点で十分(マークミスは自己責任)
- リスク回避
などと出てきました。
ま、言い分もわからなくもないけれど、結果を返さないのは1979年に共通一次試験という名で始まってからずっとですから、40年経った今、これだけ技術が発達してきたのに制度を変えないのは、いかにもお役所な匂いがしなくもないなぁ。
駿台プレでさえ2週間で結果が返ってくる時代ですよ。
ただ、このおかげで受験生の自己採点のスキルは確実に上がったと思います。
我が子達は、高3時の5回のマーク模試で一度もピタリ賞がとれなかったのですが、センター本番では二人ともピタリ賞でした。
センター試験終了翌日にこの自己採点の結果が全国から集められ、駿台や河合塾が壮大な判定システムをわずか数日で公表できるシステム。
このために、全国の高校と予備校が普段から仲良くしているシステム。
これぞ実は官民一体となった受験システム ??
大学入試センターは、東大駒場キャンパスのすぐ近くにあります。

御縁があったので、そばを通りましたが、そんなに大きな敷地じゃないです。
ここに毎年60万人弱のデータが集められ、各々の人生が決まっていく…なんて風情は1ミリもない普通の建物で、、、
あれ、何を言ってるのかわからなくなったので、今日はここで終わり。
娘の成長の記録は、時計どおりに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。
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