東大英語の配点は、おおよそ
読解(要約など) | 20点 |
英作文 | 30点 |
リスニング | 30点 |
文法・英文和訳 | 20点 |
読解(長文) | 20点 |
と言われています。
その中でつぶしがききにくいのが、リスニング。
逆にいうと、一度聴けるようになると強い分野でもあります。
今回は、このリスニング対策として息子がやったことをご紹介します。
好きな映画を何度も観る
一般的には、英語リスニング対策は、高2に入ったころからCNNやTEDを聴く、アプリで英語ニュースを聴く、などがおすすめされているのをよく見かけたのですが、、、
英語ニュースを聴くなら、発音が断然いいのはイギリスBBCとアメリカABCだそうです
端的に言ってしまうと、息子は特別な対策はしなかった代わりに、
気に入った映画を何度も何度も観ていました。そうしたらそこそこリスニング力がついていた。
一つは、好きなディズニー映画。
これは、中学の時の英語の先生に、簡単なのでいいから、好きな映画を、繰り返し観ると英語が好きになるよ、と言われたことから。
そして、もうひとつの方法は、ソースネクストの超字幕シリーズ。
こちらは英語の勉強として観ることができます。 日英字幕同時表示、フレーズの繰り返し などが簡単にできるようになっていて、フレーズをまるごと覚えるのにも便利です。
その他は、気分転換を兼ねて、DLifeやAmazon PrimeVideo の子ども向けアニメやドラマを観ていました。こっちは字幕がないものもありますが、いつのまにか、げらげらと笑うようになっていました。
ストーリーが楽しいのものも大切なのですが、この人のこの声がきれい、とか、耳にはいりやすい、
なども選ぶポイントにしていたようです。
たったこれだけですが、おもしろがって中学からやっていたおかげで、(全くの想定外でしたが)冠模試でも英語リスニングは、安定的に得点できていました。
本人から許可をもらったので発表。
一番見ていたのは「塔の上のラプンツェル」
なんとこの作品、いろんな人に、”ディズニー映画で英語を勉強するならランキング” 1位に選ばれているようです。
*本人曰く、「最初は字幕しか見てなかったよ、今でも字幕見ます。」とのことです。2019.8.17
東大は、大学をあげて英語のできる人を育てようとしている
英語は、東大入学後も、できる人の方が何かと優遇されます。
前期試験で英語の点がよかった人は入学後も特別クラスとしてまとめていて、より他言語の勉強をやりやすくしてくれます。
またそもそも、東大という大学が、英語をツールとして、学生が世界に羽ばたくことをものすごく推しています。
上記の英語の特別クラスのほかに、
- 教養1年の必修科目に、テーマを決めて「英語で論文を書いてみる」という難解な科目があること
- 大学主催の海外体験活動プログラム
- 入学直後の1年間を休学して海外留学を薦めるFLYプログラム
- 英語以外に2か国語以上の語学単位を取った人を対象にした大学主催の留学プログラム
- TOEFL・IELTS講習会への参加費補助
などなど、息子と離れているワタシでさえ、目や耳にはいったものだけでもこんなにあります。
それはもう、ここまで予算をかけていることだけでも、大学の本気度が伝わってきます。
もう一度書きますね。東大の入試科目の点数で入学後に優遇してもらえるのは、英語だけです。
英語は本当に、できて、できすぎなことはないし、
なるべく早くから始めましょう。早すぎることはないです。
娘の成長の記録は、時計どおりに綴っています、どうぞ、いちひめ もご覧ください。
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