私立大学の指定校推薦ってどんな風に決まっていくの? | feel my force

私立大学の指定校推薦

東大受験

私立大学の指定校推薦。

前回の国立の推薦入試に加え、今回は私立大学の指定校推薦についてです。

これも、結構誤解が多いです。

     

中学生や中学生の保護者の方からの

「++高校は、W大学への推薦はありますか?」

という質問を見かけますが、指定校推薦制度というのは、完全に大学側が主導権を握っているので、どの大学のどの学部から指定校推薦が来るかは毎年変わります。

    

その前に、指定校推薦は、提携校としての進学とは違う制度だということもご注意ください。

高校と大学が提携校である場合は、必ず高校の学校案内にその旨が表記してあります。例えば上智大学はカトリック高校との提携をしており、一般の指定校推薦とは別枠に推薦枠を設けていて、その内容はHPや学校案内で確認できます。

 

今回書かせていただくのは、一般の指定校推薦についてです。

 

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指定校推薦の評定最低点はだいたい4.3

各私立大学は、数年度分の各高校の進学実績と、実際に指定校推薦枠でその高校から進学した学生の成績を参考に、翌年の指定校推薦についてのオファーを1学期中に高校へ送ります。

           

大まかな基準としてよくあげられるのが、高校での成績の評定が4.3以上。もちろん大学によってはもっと低い評定でもOKな大学もあります。

大学の学部別に募集定員が決められており、どの大学の何学部から指定校推薦が来るのかは、その年にならないとわかりません。

         

特に早稲田大学や慶応大学は、学部によって、年によって、推薦枠が来たり来なかったりがあるので、指定校推薦に照準を合わせているとあてがはずれることもあります。

    

指定校推薦は謎が多かった  

以下は、我が子が通った高校での、指定校推薦事情についてです。

学校は、8月下旬にその年度の指定校推薦のある大学を高3生徒に対して発表します。

文系の割合が多く、その件数は、(選ばなければ)学年全員が指定校推薦で進学してまだ余るほどの量です。

発表から間もなく校内締め切りがあり(迷う暇があまりありません)、学内選考を経て、9月中に決まります。

        

学内選考に通った人は、その後大学での面接を経て合格が決まるわけですが、ここで落とされることはまずないので、学内選考に通った時点で、大学受験終了となります。

       

我が子たちが通った高校には、どうしても**大学に行きたい、学部はどこでもいい、という人はほとんどいなくて、毎年、早慶でも学部によっては埋まらない学部もありました。

          

指定校推薦を使うかどうかは全くの個人の自由です。

高校側は上のような理由で推奨は絶対しませんが、例えばもともと慶應の法学部を狙っていて、そこから指定校推薦が来たなら、もちろん応募すればいいと思います。

 

ただ、ここが地方の高校らしさだと思うのですが、

第一志望を国立大学にするよう進路指導される=共通テストを受ける

ですので、

例えば、慶應法を併願するレベルの生徒さんは当然国立は東大・京大・一橋を第一志望としており、

それなら国立前期を受けて、一般入試で慶應も受けて、国立がダメだったら慶應へ、というパターンが多いように感じました。

 

そんなわけで 「++高校は、W大学への推薦はありますか?」という質問はナンセンスですし、たとえ前年度にあったとしても、翌年度はわかりませんから、それをあてにすることもできません。

実際のところ、我が子の通った高校では、

指定校推薦がきた全大学・学部学科名は高3生のみに、

ほかに、校外秘の資料で毎年指定校推薦で進学した人の人数だけは全生徒に公表されました。

ですから、我が家も、子どもたちの学年の大学入試日程が全部終了してから「どんな大学のどんな学部に指定校推薦で進学した人がいたか」はわかりましたが、

高3の8月になる前、あるいは、高校入学前に、具体的にどの大学からどんな条件で指定校推薦が来ているかは、本当に謎に包まれていました。  

指定校推薦はこのくらいあてにならない、と書いた上で、我が子二人分の情報のみで敢えて言わせていただきますと、

          

進学実績の良い高校は、間違いなく指定校推薦のオファーが多い。

           

です。

ですから、もし、少しでも指定校推薦での大学進学の可能性を考えているなら、

「牛後」(わかりにくいですね、「午後」ではなくて「牛の後ろ」の方です)でもいいので、進学実績の良い高校へ進学することが肝要です。

同じ大学同じ学部に推薦枠があるなら、偏差値の低い方の高校へ行った方が有利だなどとおっしゃる方がたまにいらっしゃいますが、そもそも各校同じように推薦が来るわけではないので。

 

さて、高校入学後も、当たり前といえば当たり前のことですが、

いよいよ指定校推薦を使いたいという時にあきらめなくていいよう、少しでもその気のあるご家庭は、一年生の時から評定対策をされた方がいいと思います。

上で評定の最低点は4.3程度と書きましたが、実際は上位の大学になればなるほど、校内志望者の評定も上がっていきます。

仮に前年度は4.5で校内推薦をとれたとしても、今年度は希望者が多くて4.8だった、みたいなことは普通にありますので、対策をしすぎてしすぎることはないです。

                           

ところで、開成高校は、指定校推薦での進学は(させ)ないそうですね。

なるほどね、だし、さすが、です。

   

娘の成長の記録は、時計どおりに綴っています。どうぞ いちひめ もご覧ください。 

     

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