近視とメガネとオルソケラトロジー | feel my force

近視とメガネとオルソケラトロジー

いちひめ

我が家は、ワタクシだけでなく夫も子どものときから近視でして、

小学校高学年ではもうメガネをかけていました。

   

メガネって子どもには圧倒的不便なアイテムですよね。。。

その経験があるので、

娘の視力が下がりだしたときに、近視が進むのを少しでも遅らせたい一心ですぐに眼科へ行きました。

 

「近視は遺伝要素も大いにあるので、遅かれ早かれお子さんもメガネが必要になるでしょう」

 

え~そこをなんとか…

 

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小学4年生でメガネ女子

娘が初めて眼科にかかったのが小学校2年生でして、

その時に受けた説明は、

「眼球から眼底までの距離は成長によって変わっていく。遺伝的に近視の要素がある場合、その距離が焦点を合わせない距離になっていくので、将来近視になるのは仕方ありません。」

「ただ、今のお子さんは近いものを視ることが多く、遠くを見渡す生活をしていないので、眼球そのものの調整機能が弱って視力が落ちている場合があるので、その調整機能を整える目薬を就寝前に点眼し、遠く近くを意識して視る眼球運動を意識して繰り返しやってみてください。」

とのことでした。

 

これをですね、がんばって本当はたいして頑張ってないです約2年間させたわけです。

 

まあでも子どもですからね~、親がひと言「やっておきなさいよ」、できちんとやるはずもなく、

ワタシが目薬指してる?と尋ねたときだけ、点眼する、

ワタシが目の運動やってる?と言ったときだけやる、

 

どうしてもそうなっちゃいますよね。。。

 

この時代、子どもに****やった?のチェックリストを作るとしたら、

細かくあげていくときりがないほど多い時代ですから、

いずれ悪くなるのが確定していることまでしつこく言えなくて気が回らなくて

どうしても後回し。

で、

娘は気がつくと目を細めて遠くを見ているわけですよ。

今思えば、あのときにすでに見えにくかったでしょう…

   

姿勢が極端に悪いわけでもない、夜遅くまで勉強させているわけでもない、まぁ、若干外遊びより読書の量は多い本当は若干じゃないです、外遊びなんてほとんどしてないですけれど…

2019年8月に発表された慶応大学の研究で 「東京都内約1400人の小中学生を調査したところ、小学生の約 76.5%、中学生の94.9%が近視になっていること」が判明したそうです

慶應義塾大学医学部 小中学生の近視増加傾向への警鐘 より

完全な言い訳ですけど近視仲間は当時から多く、近視の進行を遅らせる取り組みも、これ!というのは当時も今もないみたいですね…

担任の先生には、視力の理由で座席を前の方にお願いしていました。 

これも、本人は残念だったかなぁ。

 

しかも、     

「視力検査で悪くなってるとママのご機嫌が悪くなるから嫌だった」と、娘が大人になってから言われました。

なんか意地になってしまって、強く言っちゃってました。

視力の低下に関して、ほぼほぼ対策ができていない、なすがままだった、ダメダメママでした。

ごめんねごめんねごめんね。 

 

結局この「視力検査でママのご機嫌悪くなる問題」は、娘が小学校4年生の秋にメガネを作ったことで終わりました。

以上、言い訳&ごめんなさいタイムさくっと終了。

オルソケラトロジー

娘の同級生で、同じようにお嬢さんが近視になりかかっていて困っていらっしゃるご家庭がありました。

そのお母様によりますと、

「硬式テニスで上を目指しているので、視力が落ちるとプレーに直接影響が出て困る」

とのことでした。

確かに、スポーツをマジでさせるなら、視力が低いのは決定的に困るよね。。。

取り扱いの面で、せめてコンタクトは中学生になってからにしたいとのご希望から、

オルソケラトロジーを受けることにしたのだそうです。

 

オルソケラトロジーとは、就寝中のみ専用のコンタクトレンズを装着して角膜の形状を正しく矯正し、日中を裸眼で過ごすことができる近視矯正方法です。 

装着を続けることで一時的に近視でなくなりますが、近視が治るわけではありません。治療をやめると効果はなくなります。

 

これも、お友だち本人というより、お母さまの根気ですよね…保険もきかない自費診療ですし…

毎晩装着し、定期的に通院し、、、

 

装着している間は改善したけれど、本人がだんだん嫌がってくるし、やめると元に戻るし、

なかなか続かないわね~

と。

 

結局中学になる前に一般のコンタクトにされました。

メガネは壊れる

子どもにメガネを持たせると、壊して帰ってくるのはセットのようなもの。。。我が家は下の息子も中学からメガネ生活になりまして、

まぁ、壊すし、無くすし、度も進むし、フレームのサイズも変わってくるしで、

メガネに関しては、親子ともども、いい思い出があまりないです。

普段、日常的に子どもに持たせているもので、一番高価なものだったりするんだけどなぁ…

 

娘はすんなり”常時メガネ生活”になってくれたのでそれなりに壊れるリスクが低かったのですが、息子はメガネの装着感がどうしても嫌で、外でもかけたりはずしたりしていたようです。

まぁ、そういう使い方じゃ仕方ないよね。。。 

コンタクトにする時期

近視のお子さま、本当に多いですね。

そして、小学生の間はメガネだったお友だちも、特に女の子は中学に入ってコンタクトに変えていきました。

 

ウチは、娘がコンタクトレンズにしたいと言わないことをいいことに高校卒業までメガネでしたが、高校卒業と同時にコンタクトと併用生活になりました。

 

で、上の子がコンタクトにしたのを見て、下の子(息子)も、まもなく「ボクもコンタクトにしたい」と言い出しまして、

息子は高校生からコンタクト男子になりました。

まぁ、そもそも体育の時間不便なのはわかる。

    

学校から帰宅後、バレーボールの授業で圧倒的不便だからコンタクトにさせて欲しい、と言われ、その日のうちに眼科へ行き、その日のうちに試供品をいただき(2week)、翌日から普通にコンタクトをつけていきました。

「自転車で視える視界が全然違う~~~~」

それマジて危なかったってことじゃん!

こういうところが、下の子はちゃっかりしている…

 

コンタクトにしてしまえば何ということはない…二人ともとても上手く扱ってくれまして、トラブルは何もありません。

こんなことなら、もっと早くコンタクトにすればよかったかなと思ってみたり、本人が切望することって、大きなモチベーションになるんだな、変えたいって言いだすまで待っていてよかったかな、と思ってみたり…

子どもとのつきあいって、いつまでたっても微妙なさじ加減で成り立ってますね。。。

近眼か老眼か

ここからは親世代のことで恐縮ですが、

眼科の先生に、

「近視の人は老眼が進みにくいので、長い目でみればどっちもどっちですよ」

と言われたことがあります。

確かに、父は90歳近くで亡くなるまで、近視のメガネはかけていたけど老眼鏡はかけてなかったな…

とか

不肖ワタクシも、結構度の強い近視ですが、確かに老眼が進むのが遅いかも…

とか… 

 

でも、視力も、歯列矯正みたいに直せたらいいのに。。。

と、ここで文字にした瞬間、

  

いやそうじゃなくて、二人とも元気に育ってくれていてありがとう

を思い出したはすちゃんなのでした。

 

息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ にたろう もご覧ください。

 

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