二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

けいさんカード その1

子育て

物持ちの良い 捨てられない はすちゃんが、間違いなく捨てちゃった記憶のあるのが

けいさんカードです。

だって、小学校入学と同時に買わされた「さんすうぼっくす」の中で、唯一これだけ使って、もう捨てちゃっていいよね、というレベルになったんだもん。

まさか、15年後に、けいさんカードの画像を撮りたくなる自分がいるとは思わなくて…

 

ということで今回の記事のアイキャッチ画像は、けいさんカード不在のさんすうぼっくすの画像でした。

    

スポンサーリンク

親子でトレーニング

小学生1,2年で、絶対はずせないのが、

けいさんカード

です。

 

最初は繰り上がりと繰り下がりのないたし算、ひき算。

次に、繰り上がりのあるたし算

次に、繰り下がりのあるひき算。

 

あの、単語帳みたいになったカード群をめくって練習。

時間を計る。

学校では、先生の前でやって、チェックを受ける。

 

ぜひ、お家で手伝ってあげて欲しい勉強のトップに入るものの一つです。

幼稚園の間に がっつり 少しはやったよ、と控えめにおっしゃるご家庭の皆さまも、

お子様の取り組みに、もう一度、きちんと向き合ってあげてください。

ここでちゃんと向き合ったら、けいさんカードは卒業ですから。

 

手っ取り早い

どうして、そんなにお父様お母さまに手伝ってあげて、と言うかといいますと、

それはもう、まちがいなく、

手っ取り早く、お子さんの達成感が得られるから

です。

しかも、これからの人生で絶対必要なものなので、

ここで、算数って楽しい!と思ってくれる大きな分かれ道の一つだからです。

 

そして、

お父様お母さまも絶対教えられるから

 

もう、公文式でずっと先に行ってるよ、というご家庭も、お子様の理解のチェックだと思ってつきあってあげるのがいいかと思います。

 

娘のお友達のお母さまにも、いらっしゃいました。

「小学校高学年の、難しい文章題で算数が嫌いになった。」

とおっしゃる方が。

子育てに関してとても熱心な方で、とっても素敵なお子さんなので、

何も申し上げることはないのですが、

「算数は教えたくないし教えられない。算数が教えられないから、勉強は教えない。」

と。

 

いえ、別にそれはそれでいいですけど、

けいさんカードくらい、手伝ってあげてもいいんじゃないかな、って

心の中で、ちょっと思ってしまいました。

(はすちゃん、よけいな発想)

 

実際ですね、我が子のけいさんカード練習につきあったことで、我が子の、勉強と睡眠に関する大きな発見をしまして、

それが、我が子たちを育てる一つの軸にもなったので、、、

 

やっぱりおすすめ、です。

 

いろいろつながっていくから

我が子、たった二人のデータしかありませんが、、、

娘は、最初は、丸覚えしてい(たように見え)ました。

正直、その方が覚えるまでの時間が短いです。

それでもありますよ、不得意なたし算が。

足して7とか8になるたし算とか、ワンテンポ遅れてたので、

何度も練習しました。

    

学校では、りんごだのおはじきだので足したり引いたりする概念を教えるんですけど、

それだけに固執しちゃうと、

数が増えてくると混乱してしまう。。。

 

特に、繰り上がり・繰り下がりですよね…

足して10より大きくなる数は、10で分ける。

つまり、6+8を、

6+4+(8-4)

に分けて計算する。

 

繰り下がりですと、

13-5を

13-3-(5-3)

みたいなね…

 

これらは、式で書くといかにもめんどくさい、算数嫌いを助長してしまいそうな式ですけど、

これが使いこなせるようになると、数が大きくなってもできるので、

めっちゃ便利です。

 

さらにですね、、、

このめんどくさい式も、中学数学になると、ちゃんと扱わなくてはいけなくなるんですが、

皆さま、ご自分の中学時代を覚えていらっしゃいますでしょうか?

 

13-3-(5-3)= 13-3-5+3

   

いわゆる、 

カッコの前にマイナスがあると、カッコをはずすときに、カッコ内のマイナスはプラスになる

という掟。

 

そんなの当たり前でしょ、と言ってくださるお父様お母さま、さすがです。

ぜひ、そのままお子様に勉強を教えてあげてください。

 

小1のけいさんカードが、ここにつながるとなると、外せませんよね。

 

そのうち、気がついたときには、丸覚えなのか、ちゃんとたし算の意味を理解して計算しているのかの区別もつかなくなります。

 

くふう計算をたくさん教える

慣れてきたら、

10を境界にして計算することの応用編として、

ちょっとしたくふう計算のバリエーションを、自宅で教えました。

 

メジャーなのでいいますと、

1+2+3+4+5+6+7+8+9+10

ですね。

 

(1+9)+(2+8)+(3+7)+…

とすれば答えが簡単に求まる。

みたいな感じの。

 

我が子たちにこれを教えた時は、二人ともとても喜んでました。

単なる機械的な作業である?の計算が、パズルみたいに楽しくなってきたと。

 

このメリットは、

たし算は交換法則が成り立つ。

を体得することでもありまして、

中学では、交換法則以外にも結合法則だの分配法則だの、いかにもなネーミングで改めて学習するときに、感覚的にわかっていることは中学数学の学習のうえで、結構な近道になりました。

 

また、実はですね、くふう計算的な発想は高校数学、とくに、大学入試の問題を解くのに素晴らしく威力を発揮します。

文系だから関係ない?そんなことないですよ、文系の人がこのセンスを持っていたら、数学が超得点源になりますよ。

 

さらに、

大学数学でやる偏微分方程式。

「完全なるパズル、楽しい♡」って息子が言ってました。

(ワタシは、当時丸覚えしちゃったから、面白くもなんともなかった…)

 

けいさんカードのお話、続きます。次回は九九のお話を。

 

息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。 どうぞ にたろう もご覧ください。

 

≪ いちひめの前の記事 

いちひめの次の記事 ≫

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました