今って、名簿がなくなりましたよね~。
(同窓会名簿くらい?)
ワタクシ、母親になった時から、自分の個人情報はある程度仕方ないとしても、
子どもたちの名前は、ほぼほぼ書かないで子育てをしてきました。
子どもの名前で案内が来るものの代表的なものといえば、
塾、とか、通信教育とか、ランドセルとか、、、
それから、成人式、ですか。
小さい時に一切子どもの名前を書かなかったので、こういう類の案内が不意に我が家に来たことが一度もありません。
(逆に、ワタシ自身の名前は、仕方なくある程度出したため、こんな被害 は残念ながら受けています)
そのうち、社会でも個人情報保護に関して厳しくなり、情報の悪用に関しては、ずいぶんまともになったのでしょうが…
子どもが小さいときって、名簿があると何かと便利ですよね…
幼稚園の時は
娘が幼稚園に通っていた時は、クラスの名簿と、同じ方面のバスに乗るお子さんの連絡網がありました。
これね、意外と便利なんです。
なぜなら、娘が家で幼稚園の話をするときに、お友達の名前が出てもすぐにわかるから。
そして、特定のお友達を仲良くしていることがわかると、親同士で連絡を取り合うことができるので。
幼稚園のお友達と遊ぶときは、必ず親も一緒についていくので、
親同士がきちんと連絡を取りあうことが重要じゃないですか。
名簿は、その第一歩になってくれました。
小学校になると
小学校にも、名簿がありました。
小学校になると、学校が終わった後に一緒にお友達のお家で遊ばせてもらうときは、お家の位置関係によっては、子どもたちだけで一緒に下校して、直接お宅にお邪魔することも。
5時になると親がそのお宅にお迎えに行き、さよなら。
すぐにさよならになることもありますが、
お母さんもお茶飲んでいきませんか?の場合もあり、
そうすると、短時間の情報交換の場に。
それでも、娘だけを誘っていただいたときはさっと退散するようにしたんですけど、
複数のお友達が呼ばれて遊ばせてもらったときは、お迎えの親も複数、会話の話題も拡がり…気づいたら6時、みたいなこともあった、かも。
(あ、ごめんなさい、今回は名簿の話でした。)
地域の小学校とは違い、遠くからバスや電車に乗って通学してくるお子さんも多いので、
名簿をあらかじめ見て、住所の遠いお友達は、、そう簡単に遊ぶ約束ができません。
それはそれで残念でしたけど、
無駄な 探り合い? みたいなのが必要なかったので、
楽でしたね。
中学にも同様な名簿がありました。
ま、さすがにもう、”5時にお迎え”もないですし、
そもそも平日は部活動があるので、放課後一緒に遊ぶこともありませんが、
それでも、クラス名簿があるおかげで、お友達のお名前は把握できました。
高校は…
高校には、名簿はありませんでした。
子ども同士には、一応クラスの緊急連絡用の表があったみたいですけど、子ども本人が持っていたし、
まぁ、もう、電話の「伝言ゲーム」の時代じゃないですしね。
あれも今はなくなってるんだろうな。
もちろん親は知らないことなので、
親は、誰が同じクラスなのか、いえ、仮に名前がわかったとしても、
中学までのお友達じゃなければ、ほぼほぼわかりません。
高校生になれば、学校がわかっていて、子ども同士がわかっていればいいっていうのは、頭ではわかるのですが、
でも、やはり親の目の届く範囲の”自主自立”
であるほうが、親は安心なんだけどなぁ。
学校から保護者への連絡も、「明日の体育大会は延期」みたいな連絡が年に数回一斉送信メールでくるくらいで、なんともシンプル。
結局、子どもの学年の全容を知ったのは、
卒業アルバム
ですよ。
こんなお友達がいたのね、こんな学校だったのか。。。などなど。
(不便はなかったけれど、ちょっと寂しい)
名簿流出はなかったと思う
こんなわけで、我が子達には幼稚園から中学校までは何かしらクラスや学年のお友達の名前と住所がわかる名簿があったんですけど…
一度も、名簿流出らしき被害はありませんでしたよ。
名簿というものは、子どもが卒業してからも注意して取り扱わなければいけないものですが、
卒業後も、全く問題は起きていません。
こういうことって、一度何かあったら、たぶん廃止になりますよね。
名簿を作ることが問題なのではなくて、それを悪用することが問題なのですから、
もし今も名簿のある学校があるなら、問題が起こることなく、それが続くといいな、って思います
なーんて書いていても、個人情報保護の観点から、これからもっと、このような一覧性のある資料はなくなっていくのでしょうね。
でもやっぱり、子どもの名簿だけは、あってもいいなって思うなぁ…
さすがに、もう紙媒体じゃNGでしょうけど、
これだけ、情報管理システムが進んできたのだから、
悪用を恐れて撤廃するのではなく、
必要に応じて、当事者だけがアクセスできる名簿管理が進めばいいのにな、
って思う今日この頃です。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。どうぞ、にたろう もご覧ください。
コメント