これまで、ほとんど幼稚園のことに触れないできてしまいました。
その理由はまぎれもなく、
何も問題がなかったからです
毎日楽しく通う、
親の出番は最小限、
行事は盛りだくさん、
季節をしっかり感じさせてくれる、、、
そして何よりも、先生方が優しかったこと。
新人の先生からベテランの先生まで
幼稚園~高校、大学までで、私立だったのは、幼稚園の時のみ。
幼稚園の私立と公立の違いなど、ほとんど意識しないで選び、通わせたわけですが、
とにかく先生方が辞めないで、長年働いている
これが一番安心して通わせることができた要因だと思っています。
まず第一に、私立なので先生の転勤はありません。
先生の顔ぶれも、新人の先生、独身の中堅の先生、結婚されている先生、おばさま先生など、
とにかく年代層が広いです。
先生の数はおそらく全部で30人弱。一学年が4~5クラスで、年少さんや年年少さんのクラスには先生がお二人ついてくださいます。
ご結婚などで退職される先生の代わりに、一年に1人くらい新人の先生が入ってこられることはありますが、
当時のワタシと同年代?もっと上?の既婚の先生方もいらして、
正直、新米ママが育てるより子どもの扱いが格段に上手。
昨年でしたか、幼稚園(保育園だったかな)の先生が経営側と対立し、ほぼ全員退職したというニュースがありましたよね。
働く場である以上、いろんな思いで働いていらっしゃるのはよくわかりますが、、、今も昔も、先生が辞めたいとおもう職場環境の園に預ける気にはなりませんから。。。
子どもたちが通った幼稚園の先生方は、園長先生を除いて、全員女性。
今思えば、いろいろな年齢層の女性の方が辞めないで働ける場ということだったんですよね。
そういう意味でも、安心して預けることができました。
それから6年後、娘が小学校を卒業した日、同じ幼稚園出身のお友達と、どういうわけか幼稚園に挨拶に行こう!先生に会いに行こう!と思いたち、連絡もせず挨拶に伺ったところ…
幼稚園は春休みに入っていたにも関わらず、園長先生はじめ、お世話になった先生方がたくさんいらっしゃいました。
いちひめちゃん、懐かしいわね、よく来てくれたわね♡
と、すぐに言っていただいて、娘も大喜びでした。
こういうところも、私立のいいところかも。
年少さんの時に見た光景が…
幼稚園へ入って一番最初の大きな行事が、運動会だったわけですが、
あの時の、年長さんの晴れがましいことったら…きらきら輝いていました。
同じバス停に、2つ上のお兄さんもいて、普段から目をかけてもらっていただけに、
そのお子さんが、堂々と鼓笛隊をやっていたり、立派にお言葉を言っていた時は、本当に感動してしまいまして…
かっこいい。
次に思うのは、
2年後、娘もあんなに成長してるかなぁ…してたらいいなぁ・・・
ということ。
運動会をスタートに、娘の年少さんの一年間は、とにかく年長さんのかっこいい姿を親も子も 見せつけられて 見せてもらって、
娘もいつか、あの場で、あの舞台で、あんなすごいことができるようになったら…を娘の姿を、夢見る一年間でした。
年中さんになると、毎日が楽しくて、心配ゼロの毎日。
そして、年長さん。
娘たちは、過去に二つ上、一つ上のお兄さんお姉さんたちがやってきた通りの、頼りがいのある、かっこいい年長さんになって、いろいろな行事のたびにきらきら光ってました。
これって、放っておいたらこうなるわけじゃないよね。。。
先生方が、時にはクラスで競争意識を持たせ、時にはみんなで協力しあう気持ちを持たせて、リードしてくださった賜物に他なりません。
幼稚園と、先生方には本当に、感謝以外の言葉が見つかりません。
ワタシも成長する
成長したのは子どもたちだけではなくて、、
ワタシも育ててもらいました。
幼稚園ではバザーを兼ねたお祭りがあるんですけど、
定番のお弁当袋や上靴袋など、簡単な手作り品を出させてもらいました。規模が小さいので、そんなに多額の収益ではありませんでしたが、
おかげさまで、少しだけ恩返しができました。
また、仲良しのママも何人かできまして、お互いにいろんな子育ての悩みや愚痴を言い合って、ストレス解消も。
あの時は毎日会っていたお友達やお友達ママ。。。
みなさん、今はどうしてるかなぁ。
逆に、母親としてどういう距離感で幼稚園や一般的なお友達ママとおつきあいすればいいかも、勉強させてもらったかな。。
割とあっさり系ママが多くって、お誕生日会を家でやる人もがいなかったので、それも助かりました。
公民館をお借りして、みんなが分担して、持ち寄りでクリスマスパーティをした程度です。
まだ、携帯メールも持っていない人がいる時代だったので、
それはそれで、楽だったなぁ。
知らなくていいことは知らないまま。
知っておくべきことは、幼稚園が教えてくれる。
シンプルで、楽。
そして、一期一会を、毎日楽しませてもらいました。
卒園式では、親子が離れて座り、「はじめの一歩」を歌ってくれました。ちょっと泣ける…
入園式の時は、ワタシの隣に座っていたのに、もう、親が隣がいなくてもいいのね、大きくなったね。
上の子の初めては、ワタシの初めて。
娘もワタシも、よくがんばりました。
息子の成長の記録は、時計の逆回転で綴っています。 どうぞ、 にたろう もご覧ください。
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