受験当日、女の子は、朝 7:40 から受付です。
幼稚園は10時から始まるのにくらべ…早い…
(小学校がそんなに早いって、当時はあまり認識してなくて…)
お弁当の中身をチェックされるよ
という、どう考えてもありえない都市伝説が頭をよぎり、、、
一応、まぁまぁ体裁の整ったお弁当を早起きして二人分作りまして、
いざ出発です。
行こう!
受付は…
小学校に着くと、もう受付が始まっていました。
先生方、、怖そうな男の先生ばかりだ…しかも、どの先生も厳しそうな顔です。笑わないように言われているのかな…
まずは、上靴の名前の部分のチェック。
ここで、名前にテープを貼っていない人は、先生が手際よくガムテープを貼ってくれます。
え”---それって、募集要項に貼って来なさいって書いてあったじゃん、
それで貼ってこなくても、学校はガムテープを貼ってくれるんだ~
ワタシとしては、びっくりです。
これは減点要項じゃないんだ。
次に、受験番号をくじ引きで決めます。
これも知らなかったぞ。
出願の時の受付番号とは違うんだ。
くじで引いた番号のビブスを着せてもらって、ここで親子が離れます。
娘は、小学生のお姉さんに連れられて体育館の方へ行きました。
怖いお顔の先生方とは対照的に、お姉さんたちがにこっとしてくれて、優しい。
それだけでほっ。
行ってらっしゃい (@^^)/~~
保護者のワタシはといいますと、指定の教室へ案内してもらい、
ひたすら、ひたすら、待ちます。
公平感がある
受付で、名前を隠していないお子さんの上靴には、先生がテープを貼ってくださっているのを見たワタシ。
このおかげで、一気に緊張感が取れました。
ここの学校、ちゃんと公平に考査をしようとしてくれているんじゃないか。
だってね、それまでにちょっとだけですけど、耳にしてたんですよ
例えば、
- 「トイレに行きたい人は行ってください」と指示された時以外にトイレに行ったら減点
- 待ち時間に静かに待てなかったら減点
- お弁当のチェックあり
みたいなことを。
どれも、募集要項には書いていないことですが、まことしやかに言われるんですよね…
百歩譲って私立ならありかもしれないけれど、国立だし、そのどれもが理不尽だし…
とてもまともに受け止めることはできないけれど、、、
かといって、無視もできない。。。
という思いを払拭できないまま、ここまで受験の準備をしてきたのですが、、、
そんなこと関係ないかも、公平に試験だけで採点してくれるかも…
保護者の控室は二部屋あり、定員も男女40名ずつでしたので、倍率は約2倍ということですか…
各部屋に小学生の女の子が二人ついて、控室の保護者と一緒に過ごします。
6年生なのかな?めっちゃお姉さんで、きちんとしていて、かわいらしくて、、、
文庫本読んでる!小6って、もう文庫本読むんだ~
あの姿、憧れる…
保護者のワタシ達も、本などを読みつつ、静かに静かに待ちました。
時々、2階でドンドンと飛び跳ねているような音が、天井を通じて伝わってきます。
何してるのかなぁ~
お昼に戻ってくる
長い長い待ち時間を経て、グループごとにお姉さんに連れられ、子どもたちが戻って来ました。
お帰り!
いつもの顔で戻って来ました。
とにかく、お弁当、食べよう!
お弁当のおかずのチェックは、ありませんでしたよ。
(そもそも女の子しかお弁当の時間がないんだから、お弁当のチェックなんて、あるわけありませんでした)
保護者控室の担当の小学生のお姉さんたちも、そこで一緒にお弁当を食べてました。
時間が来て、やっと解放!お疲れ様!
帰ろう!
断片的だけど…
帰宅してから、娘が言っていた考査の内容はこんな感じでした。
- 1グループは5人
- グループごとに各教室を回って試験を受ける
- 黒板に歌の曲名が書いてあり、その中の1曲を歌う
- 鈴がいくつかあって、一人一つずつ持って、音楽に合わせて踊る
- おもちゃがいくつかあって、ほかの子と一緒に遊ぶ
- 体育館には、マットなどがあって、指示通りに動く
- 絵を描いて、はさみで切る。別の用紙に切ったものを貼りながら作品を作る
- 公園で子どもたちが遊んでいる絵を見せられて、いけないことをしている子を説明する
実際は、もっとたくさんの種類を受けたはずなんですけど、、、
娘が教えてくれたのはざっとこのくらいでした。
(水仙の花は出なったみたいだ!)
さて、
〈鈴を選んで音楽合わせて踊る〉
という課題で、色とりどりの鈴があったのだけど、ピンクの鈴が取り合いになった。自分は黄色の鈴を取った。
とのこと。
こういうところで、ちゃんと譲れるかは、考査の対象になっていそう。
誰も選ばなかった黄色を選んだんだね、偉いじゃん。
これらの娘の話を聞いて、本当にほっとしたといいますか、また、お昼と同じ気持ちになってきました。
公平に考査してもらってる。
そして、娘はそれなりに頑張ったみたいだ。
もうそれで満足。
これで不合格だったら、それは、娘はこの学校に行かない方が楽しい小学校生活を送れるよ、って意味だから、それはそれでOKだ!
って思っちゃったんですよね。
正直、小学校6年は長い。
別に、この学校が、娘を不適合と判断するなら、それでいいです。
合わない学校に無理をして通っても本人のためにならないし。
完全に開き直りました。
(と言いつつ、やっぱり、受かってほしかったですけど…)
発表は、数日後に郵送で届く予定です。。。

*お受験専門店で買った、サブバッグ。自立してくれて、結構いろいろ入って、その後の儀式の時も大活躍してくれました。かなりおすすめです。
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