二人の子を国立大医学部医学科と東京大学に合格させるまで | feel my force

アンテナを張る

has日記

学校の先生に、

口を開けて餌を求めるくらい準備のできている子に授業を行えば、スポンジがぐんぐん水を吸い込むのと同じくらい学習していくが、

そうでない子に、まったく同じ内容で授業をしても、

まさに、馬の耳に念仏で、まったく向上しない、

と言われたことがありまして、

 

口を開けて餌を求める、までの準備ができないとしても、

普段からいろいろなことに興味をもって、アンテナを張っておくことが大切

と、締めくくられたことがありました。

 

それって、子育てにおけるママのスタンスでもそう。。。

 

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子育ても、アンテナは重要

ある先輩ママと話をしていた時のこと。

その方のお子様は皆さま素晴らしい大学へ進学され、すでに立派な社会人になられているのですが、

とても人当たりの良い方で、質問するとなんでも適切に答えて下さるので、ワタクシ、その方に甘えていろいろ教えてもらってきたんです。

 

そう何度もお会いできないため、数年に一度お会いできた時はまとめていろいろ伺っちゃうんですが、一度褒められたことがありまして。

    

あなた、質問上手ね~

と。

 

えへへ。

他人様に誉められることなど全くといってないワタシですから、この時はちょっと木に登っちゃいました。

 

で、(調子に乗って)もう少し詳しく教えていただいたところ、

 

その方は、それなりに他のお母さまからもいろいろな質問をされてきたそうです。

質問の意図を汲んで、なるべく相手の求めている答えをするようにしているが、意図が明確でない場合、これでよかったかな、という思いが優先してしまい、ちゃんとした答えになってなかったなと思うこともおありだそうで。

 

(そんなことまで考えてお返事されてるなんて女神☆)

    

それが、ワタシの場合、質問が繋がっていて意図が明確になるので答えやすいし、もっとしゃべりたくなる、うちはこうだったよと、良いこともそうでないことも言いたくなる

のだそう。

え?そうですか? えへへ(二度目)、ありがとうございます。

  

そして、

 

一番もったいないのは、こちらに話す準備があるのに、何も質問されない方。

    

だそう。

 

遠慮されてらっしゃると思うし、こんなことまできいたら恥ずかしいと思っていらっしゃるのでしょうが(それが伝わってくるらしい)、そんなこと全然ないし、

 

それ以前に、質問してこない人は、準備ができていないっていうか、普段からアンテナを張ってないことがよくわかる

と。

アンテナをわざと張らないことで、子どもと距離感を詰めないようにしてる人もいるんでしょうけど、子育てなんて期間限定だから、もったいないと。

 

あら、単に褒めていただく時間かと思っていたら、突然厳しいお言葉…しかも真上から目線…

 

女神みたいな方だと思っていたけれど、

愚痴もおっしゃるのね。

 

じゃなくて、

これを、やさし~く言われると、ワタシの心にもやさし~く、だけど、ぐさっと突き刺さります。

 

まぁ、そうですよね~、

我が子に関して、

今日の幼稚園はどうだったか、機嫌よくバスから降りてきたか、何か問題はないか、先生の対応から何か発せられているメッセージはないか、

などはもとより、

普段の生活、お友達のこと、習い事のこと、少し先のビジョン

などなど、親特有の気になることは尽きないわけで、

 

いえ、尽きないからこそ、

ちょっと先を行く先輩ママの言葉をめちゃくちゃ参考にさせていただいたわけですが…

 

本音を言えば、

ポリシーは参考にさせていただいたものの、

そのまま真似ることは、ワタシ自身がよしとしなかったし、

そもそも、ウチはウチ、よそはよそ

のスタンスで、質問させてもらってきました。

 

他人の振り見て我が振りなおせ

 

の部分もありましたよ。

 

って、言ったら

(言っちゃうのか⁉女神に、それを…)

 

だから、こっちも、遠慮や恥ずかしいと思わないで、失敗談もうまくいったこともしゃべれた、と、おっしゃいました。

 

やっぱり女神かも。

 

ワタシ自身、現在進行形のことは、なかなか上手くしゃべれませんでしたし、相談もしづらかったですし、、、

それは今もそうです。

 

当時おそらくこの方向でいいだろうと思っていたとしても、

それを話す相手もいなかったし、

その先どうなるか

が必ずついて回るので、断言できることなど一つもなかったんです。

 

それでも、

あなたがいいと思うやり方が一番よ

という言葉を拠りどころにさせてもらっていました。

 

子育てって、特に、小さい頃の子育てって、選択肢が多すぎて、自由すぎて怖いですよね。

それでも、これでいいと思った子育てをするよう仕向けてくれた先輩ママに感謝です。

  

当時見ていたサイト

おかげで、不安をなるべく持たないようにして、

我が子のことに関して、時間をかけて観察したり、軌道修正したりの試行錯誤をひたすら続けたわけですが、

    

外に向けてのアンテナとしては、もしかしたら、

地方在住の割に、張っていた方かもしれません。

 

首都圏在住の友人からの個人的情報もさることながら、そこはなかなか踏み込めないことも多いので、

ネットからの情報も参考にしていました。

 

その中でも一時よく “訪問” していたのが、

インターエデュ

という、教育系の掲示板。

2ちゃんねるのような闇はありませんけど、

匿名なので…本人なのか、ママなのか、なりすましなのか、

マジレスあり、優しいレスあり、厳しいレスあり、病みレスあり、

ってそこまで書いたら失礼か。

 

一応地方向け板かなりの閑古鳥もあるのですが、主に首都圏中心の掲示板で、メインは中学受験だったので、他人事 当時の(いや、今も)ワタシにとってはよくわからないことの方が多い世界です。

もちろん、小学校受験、幼稚園受験の話題も…

 

(自称)受験生のお父様お母様方の本音が渦巻いていて、他人事ではない悩みも書き込んであったりして、時間を忘れて読んでしまったことも。

 

特に首都圏の中学受験のキツさは、ここで知りました。

 

これも、アンテナ、といえば、アンテナだったかなぁ。。。

娘が小学生時代までは、ここで知り、実際に参考にさせてもらったこともあります。

 

こちらのサイト、2003年に始まって、今でも大賑わいのようですから、かなりの需要なんでしょうね。

当時は掲示板のみでしたが、

そのうちいろいろな学校の紹介や広告がどんどん載るようになりましたし、

 

数年前からは、

 

日本一早い、高校別の東大京大合格実績を公表するサイト

     

になっています(たいてい、合格発表日に公表)。

 

全然おすすめしませんが、興味がおありなら、怖いもの見たさで覗いてみられるのもありですよ。

(でもでも、闇も深いですし、間違った情報もたくさんあるので、ご注意を)

ぽや~んと読んでいたワタシの姿も、それはそれで闇

        

  

こんなところにまで顔を出して、自分なりにアンテナを張っていたつもりでも、

向きが全然違っていたこともありますし、

アンテナを張るのを早々に辞めた方向もあります。

 

 

振り返ると怖いもの知らずでやってしまったこともあり、

それが他人様にとって迷惑だったことも多々あると思うのですが、

多くの人にたくさん許してもらってここまで来ることができた

ということだけは、忘れないようにしたいと思います。

 

息子の成長の記録は、時計と逆回転で綴っています。 どうぞ にたろう もご覧ください。

 

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